第4話 壁
「後悔?はは!馬鹿らし...後悔がなんだってんだ!その先の後悔を考える馬鹿がどこにいる!今は今しか歩まれねぇんだ!だったら後悔なんて言葉を気にしてる場合かよ!」
「そうか、それは残念だ、ここで死ね」
佐藤は遠藤の拘束を軽々と解く
「(まずい、もろ喰らう)ここまでか...」
「霧ヶ峰さん!」
「えん...ど...う?遠藤!!」
「雑魚が出しゃばったか、次は仕留める」
「おい!こっちで音したぞ!」
「なんかいる!気をつけろ!」
「次から次へと、はぁ、暴れすぎたなそろそろ幕を下ろすとするか」
「おい待て!」
「また今度だな」
佐藤は高く飛び夜の暗闇に消えた
「(くそ意識が.....)」
「怪我人がいるぞ!」
「保護しろ!誰かわかるか?」
「おいこいつ、同盟校のリーダーじゃねぇか!」
数日後ーーー
「ん、あぁそうか、気絶してたのか」
「目が冷めたか?」
「お前か赤城...保護してくれたのは」
「あぁ、あん時はビビったよ、俺らのシマで音がすると思ったらそこにリーダーの戦友がいたんだ、お前があんなになるまでになったやつって、やっぱあいつか?」
「あぁ、よく知ってんなそうだよ、そいつで合ってる」
「ふ〜んで、お前の近くに居たやつにはそいつとの事情話してんの?」
「話してるわけねぇだろ、あんな話仲間に言えるわけねぇ」
「へぇ、やっぱ恥ずかしいか?」
「あぁ、馬鹿見てぇな話だろ、あいつとは戦友だった...だが関東大事件の日竜駒と共に止めに行ったが、返り討ちにあってあの悲惨な日を作ったって」
「あいつにあったせいか、口調昔に戻ってんじゃん...まぁいい、当分は寝とけ見た目は軽症だが中身がずたずたすぎる無理に動くと悪化するぞ」
「いや、俺は強くならなきゃなんでな、その忠告は無視させてもらうよ」
「(口調が戻った....覚悟決めたか)いいぜ、好きにしろ...ただしあくまでも俺等は味方同士、限界だと俺等が判断したら強制収容だ」
「覚悟の上だ、それくらい承知だ」
「なら、リーダーをいや戦竜を超えてみるこったな、超えれなきゃ佐藤は破れねぇぞ」
「はは、調子に乗りやがってわってるよんなもん」
霧ヶ峰は苦し紛れにベッドから立ち上がる
「やってやる、あいつを倒してやる」