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超ボロアパートから結ばれた縁で  作者: 築50年もの大歓迎ボロアパ物件研究所
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(06)初めての晩餐は意外や意外なものを

2人は快速ラピッドも止まる駅の前までやってきた。ここから今晩の夕食を食べる場所を探し始めるのである。





五嶽「ここが快速も止まる駅ですね」


川崎「はい、そうですね~。それだけに人も多くて賑やかですよね~ww」


五嶽「さあ、ここからいよいよ今日の晩ご飯を食べる場所おみせを探してきましょうか」


川崎「ですね」





さすがに快速も止まるだけあって駅前には五嶽や川崎がよく使っている各駅停車しか止まらない駅と比べると人通りも多く活気がある街並みである。駅前には路線バスが発着しているロータリーと市道を挟んで向かい側に規模の大きな総合スーパーや配達も行われる大きい郵便局ポストステーションもある。そして、大形スーパーと郵便局の間から商店街のアーケードが市道から約400m、ちょうど16両編成の新幹線1本分の長さがあるくらいに続いている。この地域では地元住民などから鉄道会社へ「この駅に特急も止めるよう」要望や嘆願を出しているが、鉄道会社のほうはなかなかやりたいとは思わないほどその気にはなっていない。2人は市道から商店街のアーケードへと右に曲がった。





五嶽「このアーケードに入ったら何かいいトコロは見つかるでしょう?」


川崎「そうですよね。確かにアーケードの中だったらいっぱいお店があるからね?おいしそうなお店で思わず迷っちゃいそうですよね~?ww」


五嶽「このアーケードにも居酒屋さんがありますよね?歩いている所にも焼き鳥の香りがしてきますのでね?www」


川崎「確かに、焼き鳥の香ばしい香りが風情あっていいですよね~?」


五嶽「でも、焼き鳥に何か飲み物だけでは晩ご飯にはなりませんよね~?ww」


川崎「ww確かにねwwwおまけに居酒屋って何だか親父サラリーマン臭いというイメージが強くてね?www」


五嶽「www『ハヅキちゃん』の言う通り居酒屋は『親父の溜まり場』というイメージが強くて今日みたいに『初めてのデート』的な晩ご飯を食べに行くような場所ではないですね?www」





そんな会話をしながら2人は商店街のアーケードを進んで行った。すると川崎が「ここいい店かもしれない?」と指さし、五嶽は川崎とつないでいる手を引くようにその店に入るよう誘った。





五嶽「ここ、お好み焼き屋さんのようだけど『ハヅキちゃん』こことってもよさそうな店だね?ここで晩ご飯食べません?」


川崎「そうですよね~。このお店見つけたの私でしたのでねww」





2人が入った店は商店街のアーケード通りに面したお好み焼き店「お好みどやねん」で店の雰囲気としてはファミレス並みに「お好み焼きなどの『粉もの』専門店」にした感じのものである。2人は店に入り、店員に案内されるようにしてテーブル席に着き、メニューを2人で見始めた。テーブルにはお好み焼きを焼くための鉄板のほかたこ焼きを焼くためにあるやや大きめのたこ焼きが6個焼けるたこ焼き器もある。





五嶽「お好み焼きにもいろいろとあっておもしろいものですよね~?」


川崎「本当だ。確かにいろいろなものがあるね?」





2人がメニューを見て「何を食べたいか」を決めている途中、店員がコップに入った冷たい麦茶を持ってきてくれた。





五嶽「このお店に限らず、お店でお好み焼きを食べる時はテーブルのある鉄板で自分で焼いて食べるようになってるのですよ」


川崎「自分で焼きながら食べるの、それすごい面白そうですよね?ww」


五嶽「これ、どうでしょうか?『浪花焼き』っていうの?『ハヅキちゃん』はどれ頼みましょうか?」


川崎「私ね~、これなんかいいんじゃないかな?『イカ&アサリ玉』っていうの?」


五嶽「冷たい飲み物もねww何せお好み焼き食べてたら体が温まってきて冷たい飲み物を求めてきますから?ww『ハヅキちゃん』は飲み物どれにしましょうか?私はこれを頼みますよwwウーロン茶1杯」


川崎「じゃあ、私メロンソーダを1つ」


五嶽「そしたら注文しましょうか」





五嶽はテーブルにある呼び出しボタンを押して店員を呼び、注文した。お好み焼きは自分で焼くので店の厨房キッチンでは持ち手があるボウルにお好み焼きの生地とキャベツなどの野菜と具をセットしたらそれでお客に出せるので、注文を受けてからそれほど時間がかからずに2人の頼んだものがテーブルに届けられた。





店員「お待たせしました。こちらが『浪花焼き』です。『浪花焼き』は『タコの入ってないたこ焼き』のことでして、大阪名物のたこ焼きをイメージだけでもということでタコが入らないほうを『浪花焼き』として売っているんです。もちろん、タコの入ったたこ焼きもきちんとありますよ。もう一つ、『イカ&アサリ玉』もお届けにまいりました。ソフトドリンクのウーロン茶とメロンソーダもお持ちいたしました」


五嶽「面白いですよね~ww『タコが入ってないから本物のたこ焼きをイメージして浪花焼き』っていうのが?ww」


川崎「ww確かに面白いよね?私の頼んだ『イカ&アサリ』もおいしく焼けるといいね~?ww」


五嶽「『ハヅキちゃん』お好み焼きって自分で焼いたことありますでしょうか?」


川崎「私がアパートでお好み焼きを食べる時は冷凍のを買ってきて電子レンジでチンしただけでしたからそれだけにボウルに入った生地を鉄板に落として焼きながら食べるのはたぶん初めてかな~って?」


五嶽「じゃあ、『ハヅキちゃん』の頼んだお好み焼き、私が焼いてあげましょうか?」


川崎「そうですか~。じゃあ、私は『ゴタクちゃん』がお好み焼き焼いてるところじっくり見てますねwww」





五嶽は川崎が頼んだ「イカ&アサリ玉」を焼き始めた。まずはボウルの生地の上に載っているキャベツと具をまんべんなく混ぜ合わせた。





五嶽「じゃあ、『ハヅキちゃん』。今から焼くから『ハヅキちゃん』のほうの鉄板のスイッチを入れてください」


川崎「『ゴタクちゃん』こう?」


五嶽「そうですね。そしたらスイッチを入れた鉄板に油を敷いてください」


川崎「ちょっとずつ・・・こうやってね?」


五嶽「じゃあ、鉄板が熱くなってきたところで私が生地を流し落としてきますよ」





川崎のほうの鉄板が熱くなりそこへ五嶽が混ぜ合わせた生地を流し落とした。





川崎「あれ?メニューの隣に砂時計サンドタイマーが?」


五嶽「これを使ってお好み焼きの焼いてる時間をはかるのに使うようです?砂時計使ってみましょうか?」


川崎「わあ~面白そうですよね~?ww砂時計があれば焼いてる時間も大体の目安がつくからね?ww」





砂時計は完全に砂が落ちるまで3分間かかるのでお好み焼きも片側当たり3分間焼けばよいということになる。五嶽は川崎の頼んだ「イカ&アサリ玉」を焼く時間をはかるために砂時計を使った。





川崎「ところで、『ゴタクちゃん』の頼んだ『浪花焼き』は私のが焼けたら焼き始めるのでしょうか?」


五嶽「私の『浪花焼き』も一緒に焼いてきましょうか?お好み焼きは焼いている間、その待ってる時間もまた醍醐味だいごみなのですが、その待ってる時間を使って今度は私の頼んだものも焼いてきましょう」


川崎「『ゴタクちゃん』の頼んだものはたこ焼き器を使って焼くのですよね?」


五嶽「じゃあ、私のほうのたこ焼き器のスイッチ入れますね」

「あ、そろそろ『ハヅキちゃん』のほうのが片側が焼けてきたからヘラでひっくり返しますね」


川崎「ヘラでひっくり返してからまた砂時計もひっくり返してもう3分?ですよね」

「見てて生地が焼けてきてお好み焼きらしくなってきてるのがわかります」





五嶽の頼んだ「浪花焼き」を焼き始めるために五嶽のほうのたこ焼き器にスイッチを入れたと同時に鉄板の上で焼かれている途中の「イカ&アサリ玉」をひっくり返す時間がやってきたので五嶽は鉄板の上の「イカ&アサリ玉」をヘラでひっくり返し、砂時計もひっくり返して再度3分間をはかった。一方、五嶽のたこ焼き器には油を敷き、「浪花焼き」の生地が流し込まれた。こちらはたこ焼きを焼くやり方で流し込んだ生地が固まってきたら串で生地を1玉ごとに切り離していきそれを1個1個丸めていく。1個1個丸めていくところも生地が十分カリカリとしてこないとなかなか上手く丸められない。





五嶽「こうやってたこ焼き器に『浪花焼き』の生地を流し込みました。私のはしばらくまだ柔らかすぎるのでもうちょい待って、『ハヅキちゃん』の『イカ&アサリ』がもうすぐ焼けてきますね?じゃあ、ソース塗って青のり振りかけたら『ハヅキちゃん』先に食べててもいいですよ」


川崎「『ゴタクちゃん』もお腹空いてない・・・?じゃあ、私の頼んだ『イカ&アサリ』、半分『ゴタクちゃん』にあげるよww」


五嶽「そうですか~。それはとっても嬉しいです。じゃあ半分食べるね。どうもありがとうねww」





川崎は焼きあがった「イカ&アサリ玉」をヘラを使って半分切り分けて、取り皿に乗せて五嶽に分けてあげた。





川崎「いつも、スーパーの冷凍お好み焼きばっかり食べてたけども、こうやってお好み焼きを自分で焼いて・・・とゆうか『ゴタクちゃん』とゆうか『出会えたばかりの彼氏』に焼いてもらって食べてもまたおいしいわ~ww」


五嶽「どう?私が焼いてあげたお好み焼き、おいしいでしょ?」


川崎「『ゴタクちゃん』ってゆうか彼氏に焼いてもらっただけにすっごくおいしいわ~。具に入ってるイカとアサリがとっても歯応えあってね?ww」


五嶽「そろそろ私のほうも生地が固まってきて串で丸めてくところに来ましたよ」

「こうやってまずは生地を切り分けてから、穴に生地をまとめてきます。でもまだ丸め始めるには生地こんがりかりっとしてなくて失敗しちゃうかもしれませんけどね・・・?」


川崎「www『ゴタクちゃん』の『浪花焼き』も楽しみだわ~?ww」


五嶽「お好み焼きだったら鉄板に平べったくですが、たこ焼きの場合はたこ焼き器で丸めるところもまた面白いのですよね?ww実はアパートの私の部屋にたこ焼き器があるのですよwwそれで、たま~にたこ焼きを自分で焼いて食べて楽しんでるのですww」

「あ、そろそろ私のも丸められますよね?じゃあ、丸めてきますね」


川崎「『ゴタクちゃん』頑張ってwww」


五嶽「こうやって穴に串を差し込んで生地を浮かしてくるくるっとwwひっくり返したらいい色をした焦げ目が。そしたら次はさっき上を向いてたほうをこんがりと焼いてきま~すww」


川崎「わあ~、程よい焦げ目のついたたこ焼き。おいしそ~ですね?」


五嶽「もうちょっとしたら私のも出来上がりますので『ハヅキちゃん』に半分分けてあげますよww」





やがて五嶽の頼んだ「浪花焼き」も焼き上がり、取り皿を2枚用意して3個ずつ乗せてからソースを塗り青のりを振りかけて1皿を川崎に渡した。





五嶽「いよいよ焼き上がりましたよ。『ハヅキちゃん』焼きたてなのでお口の中でやけどしないよう気を付けて食べてくださいねww」


川崎「どうもありがとうね。でも、私、たこ焼き2個でいいですけどもwwwだって『ゴタクちゃん』が頼んだものですから?ww」


五嶽「そうですか~。じゃあ1個私が食べますね」

「『浪花焼き』のお味はどうでしょうか?」


川崎「たしかに『タコが入ってないたこ焼きだから浪花焼き』ってゆう感じでとってもおいしいわ~ww」


五嶽「どれどれ?確かに見た目と味は全くのたこ焼きですからタコが入ってない分浪花の名物をイメージさせてくれるのにはメニューの書き方としてはイメージがあってると思うくらいたこ焼きそのものな味でとってもおいしいですよ」

「やっぱり同じ『タコ焼き器があるから』って1人でアパートの1室でたこ焼き焼いて食べてるよりもこうやって出会えて間もない彼女な『ハヅキちゃん』と一緒に食べたほうが全然おいしいですよ」


川崎「www本当に?www『ゴタクちゃん』のことがこのお好み焼き屋たこ焼きのおかげでちょっとずつ好きになってきたかな?ww」


五嶽「wwそうですか~。私も『ハヅキちゃん』と一緒にお好み焼き食べてたらちょっとずつ好きになってきちゃったかな~?www」


川崎「wwwみたいね?www」

「好きになってきた『ゴタクちゃん』、もう1品何か頼まない?」


五嶽「そうですね~。次は私も平べったいお好み焼きをということで?」





2人は1回目に注文したものを食べ終えたら次の注文するものをメニューを見て考えた。





五嶽「これなんか珍しくありません?『レバニラ玉』って?」


川崎「確かにお好み焼きで『レバニラ』って珍しいよね~?wwこれはごく普通ですよね?『ブタ玉』は?」


五嶽「お好み焼きのついでに何かもう1つサイドを?これなんかどう?『マグロの唐揚げ』おいしそうでしょ?」


川崎「それいいね~。じゃあ『マグロの唐揚げ』も頼んじゃおうww」





2人は2階への注文を店員に頼んだ。2回目は五嶽が「レバニラ玉」とアイスミルクティー、そして2人で分け合って食べるサイドメニューの1品ものの「マグロの唐揚げ」を、川崎は「ブタ玉」とオレンジジュースを頼んだ。


「レバニラ玉」はボウルに入ったキャベツが混ざった生地の上に前もって中華味に炒め合わせられた豚レバーとニ小さく食べやすい長さに切られたニラ、そして千切りの人参が乗っているもの、「ブタ玉」はオーソドックスにお好み焼きの定番的ポピュラーなメニューでボウルに入った生地の上に豚バラ肉が乗っているもの。





五嶽「『ハヅキちゃん』今度は自分でお好み焼き焼けます?」


川崎「さっき『ゴタクちゃん』が焼いてるのを見てたら自分でもお好み焼き焼いてみたくなっちゃったので、やってみましょうかwww」





2人はお互いに1枚ずつお好み焼きを焼き始めた。





川崎「まずはボウルの中をまんべんなく混ぜ合わせることですね?」


五嶽「そうですよね~。生地が混ざったら鉄板のスイッチを入れて鉄板を熱して油を敷き、混ぜた生地を鉄板に流し落とし、生地をヘラで押し付けて適当な大きさに広げたら後は砂時計で時間をはかりながら焼いてけば上手く焼けるかと思いますよ?」





同時に、五嶽の頼んだ「レバニラ玉」も焼き始めた。





川崎「『レバニラ』の組み合わせって中華料理の炒め物『レバニラ炒め』をそのままお好み焼きの具にしちゃったわけだから本当に面白いですよね~?www」


五嶽「確かにお好み焼きの具としては『レバニラ』はちょっと変わってる上に面白珍しいネタですよね~?ww」

「焼き上がるまでちょっと『マグロの唐揚げ』をつまんでいませんか?そうそう、マグロの唐揚げにはレモン汁をかけるとおいしいですよww」


川崎「それいいね~。じゃあ『マグロの唐揚げ』を1個いただくねww」


五嶽「マグロってよく生のまま刺身にしたり寿司ネタとして有名ですけども、こうやって唐揚げにしてもまた肉みたいな味になっておいしいですよね~?」


川崎「唐揚げもいいけども、かの有名な缶詰『ツナ缶』だってあれは実はマグロが原料になってるのですよね~?ww」


五嶽「それは子供の頃から知ってますよwwwマグロのスープ煮とかオイル煮とかのあれ?ww」

「あ、そろそろ『ハヅキちゃん』の『ブタ玉』ヘラでひっくり返す頃合いになりましたよ?ww」


川崎「あ、忘れてた!私の『ブタ玉』ひっくり返さないと」





川崎はあわてて自分の鉄板で焼いている「ブタ玉」をヘラでひっくり返し、砂時計もひっくり返して裏面を焼く時間をはかった。





川崎「危なかったわ~。wwもうちょっとで焦がしてしまうところだったわ~ww。でも、おこげもまた『おせんべい』として食べるとおいしいことがあるのですよね~?www」


五嶽「私のほうの『レバニラ』もそろそろひっくり返す頃になってきたのでひっくり返しますねww」





五嶽も焼いている「レバニラ玉」がひっくり返す頃合いになってきたのでヘラでひっくり返し、砂時計もひっくり返して裏面を焼き上げる時間をはかった。





五嶽「裏面を焼いてるうちに『ハヅキちゃん』の『ブタ玉』のほう、ソース塗って青のり振りかけましょうか?お好み焼きの横から垂れてきたソースが鉄板に焦げるとこれがまたいい香りになるのですよね~?ww」


川崎「そうですね~。じゃあ、自分でソース塗ってみるわねww」





川崎は「ブタ玉」に自分でソースを塗り青のりを振りかけた。





川崎「こう?『ゴタクちゃん』?」


五嶽「そうですよね~ww。『ハヅキちゃん』上手にできてるよww」


川崎「彼氏に『上手にできてる』って褒められて私とっても嬉しいわ~wwこれも半分『ゴタクちゃん』にあげるから取り皿貸してねww」


五嶽「『ハヅキちゃん』取り皿です」





川崎は自分で焼いた「ブタ玉」を鉄板の上でヘラを使い半分に切り分け取り皿に乗せてそれを五嶽に渡した。





川崎「はい、私が焼いた『ブタ玉』で~すwwwおいしく味わって食べてねwww」


五嶽「どうもありがとうございますねww。じゃあ初めて彼女になってくれた『ハヅキちゃん』に焼いてもらったお好み焼き食べてみますねwww」

「と、その前に私の頼んだ『レバニラ』も焼きあがったようですので上にソースを塗って青のり振って、私のもまた半分に切り分けて『ハヅキちゃん』にあげますよww」


川崎「本当?わあ~、彼氏に焼いてもらったほうも私に半分くれるなんて、すごい嬉しいわ~」





五嶽は焼きあがった「レバニラ玉」もヘラで半分に切り分けて取り皿に取り、それを川崎に渡した。





五嶽「はい、私の焼いた『レバニラ』で~すww『ハヅキちゃん』も私の焼いた『レバニラ』を食べてくださいねwww」


川崎「wwいいの?じゃあ頂くわねwww好きになってきた『ゴタクちゃん』」





2人はお互いに鉄板で焼いた2タイプのお好み焼きをそれぞれヘラで半分に切り分けてお互いに食べ合いっこをした。





五嶽「初めて彼女になってくれた『ハヅキちゃん』の焼いてくれた『ブタ玉』とってもおいしいわ~。『ハヅキちゃん』お好み焼き焼くの初めてにしては上手に焼けてますよwww」


川崎「ww本当?じゃあ、私も彼氏になってくれた『ゴタクちゃん』が焼いてくれた『レバニラ』食べてみるねww」


五嶽「レバーって味にクセが強く感じられるから、普通の人たちはよく買うのをためらっちゃう食材なのですよね~?でも、私はレバーとか鶏の砂肝も好きなので、みんなだったら買うのをためらってしまうこういった食材でも私だったらサッと買い物カゴに入れちゃいますよね~www」


川崎「私もレバーは好きですよwwwだって貧血の予防に一役買う鉄分の多い材料ですからwwそれにラーメン屋さんとかでも『レバニラ炒め』頼むことあるくらいですからねwww」


五嶽「今日はこうやって中華料理の代表的な炒め物『レバニラ』をお好み焼きの具にしちゃったのですから、このお店はすごいアイディアがあるように思いますよ?wwお家で『レバニラ炒め』作るのとても簡単ですよ。レバーとニラ、これだけでも十分に『レバニラ炒め』になるけども、もうちょっとお野菜が・・・玉ネギ、人参とかですかね?wwそれをかき味調味料、別名『オイスターソース』の味ベースで仕上げれば作るの簡単です」


川崎「『レバニラ』をお好み焼きの具にしても何の違和感なくすごくおいしいですよww私はまだ自分で『レバニラ炒め』は作ったことがありません。でも、『ゴタクちゃん』に大体の作り方を聞いたから自分でも何とかは作れそうかな?」


五嶽「もしよかったら、また都合がいい時に『ハヅキちゃん』と一緒に『レバニラ炒め』作りたいですね?」


川崎「そうですね~。レバーは私も好きなのでぜひとも『レバニラ炒め』を『ゴタクちゃん』と一緒に作ってみたいですww」





そんな会話をしながら2人は2回目の注文分のお好み焼きを頬張っていた。





五嶽「どう『ハヅキちゃん』?お腹いっぱいになりましたでしょうか?」


川崎「あと1枚何か頼みましょうか?その1枚『ゴタクちゃん』に決めてもらいましょうか?」





五嶽は川崎からの「もう1枚」を決めるべくメニューを見てみた。そしたらお好み焼きのネタとしては非常に異端かわりモノなものがあることに気が付いた。何やらスイーツ系のもののようである。





五嶽「こんなのどうでしょうか?これお好み焼きのネタとしては異常な雰囲気ですが、何やらイチゴが入ってホイップクリームかけて食べるという何だか『イチゴのショートケーキ』っぽいネタですね?ww」


川崎「wwwお好み焼きに『イチゴのショートケーキ』の味がするネタ?www面白そうだね?wwwじゃあ、これを2つ頼んで2枚重ねにして楽しみましょうか?www」





五嶽は店員を呼びメニューに載っていて五嶽がびっくりした「イチゴショートケーキ玉」を2人前注文した。同時に店員はこれまでの焼いてきたお好み焼きで汚れた鉄板をきれいな鉄板に交換した。「イチゴのショートケーキ」味のお好み焼きをそのままの鉄板で焼いたら味がおかしくなるからである。


その「イチゴショートケーキ玉」は生地に普段のお好み焼きに使われているかつおだしの利いたものを使わず、ホットケーキミックスを使った生地に角切りのイチゴと飾り用として丸のままのイチゴが1人分あたり4個、それに絞り袋入りのホイップクリームがセットになっている。





店員「お待たせしました。『イチゴショートケーキ玉』を2人前です。作り方は普通のお好み焼きとほとんど変わらないかと思いますが、角切りのイチゴはボウルの中でホットケーキミックスベースの生地に混ぜちゃってそれから鉄板に流して焼いていってください。焼き時間も普通のお好み焼きと違ってキャベツが入ってない分やや短めでいいかもしれません?焼き上がりに絞り袋入りのホイップクリームを上に絞って丸のままのイチゴを飾ってお楽しみくださいませ」


川崎「wwわ~面白そ~?wwじゃ~生地に角切りイチゴをマゼマゼして鉄板に流し落としちゃってwwwそうそう、鉄板には生地を流し落とす前に油を敷かないとねww」


五嶽「こうやって角切りイチゴを生地に混ぜ合わせてから油を敷いた鉄板に流して今度はホットケーキを焼く時みたいに生地にポツポツ穴が開いてきたら裏返してちょっと焼いたらもう焼き上がりですね?ww『ハヅキちゃん』今度のは普通のお好み焼きと違ってホットケーキを焼く時のように生地にポツポツ穴が開いてきたらもう裏返してちょっと焼いたらもう出来上がりですよww」





2人は「イチゴショートケーキ玉」をそれぞれの鉄板で焼き始めた。そして2人ともにヘラで焼いているものを裏返した。





川崎「まるで『イチゴの入ったホットケーキ』みたいですね?ww今、『ゴタクちゃん』が焼いてるほうも焼き上がったら私のほうの上に重ねてケーキっぽくして食べましょうね?www」


五嶽「はい。その前に『ハヅキちゃん』の焼いてるほうの上にまず生クリームを絞りましょうか?その上に私の焼いたものをwwwこうすればケーキっぽくなりますね?www」





五嶽は川崎の焼いた「イチゴショートケーキ玉」の上にホイップクリームを絞り、その上に五嶽の焼いた同じものを重ねてその上にもう一度ホイップクリーム絞ってから飾りのイチゴを乗せた。これでお好み焼き版「イチゴのショートケーキ」の完成である。お好み焼き版「イチゴのショートケーキ」が焼きあがったら五嶽は川崎のほうの鉄板のスイッチを切った。そうしないとせっかく作った「イチゴのショートケーキ」の底が焦げてしまうからである。





川崎「やった~wwお好み焼きで『イチゴのショートケーキ』ができちゃったわ~ww」


五嶽「本当だ。2人分を1個に重ねちゃったらまさしくお好み焼きで作った『イチゴのショートケーキ』そのものになっちゃいましたね~www」


川崎「じゃあ、これをヘラで半分に切り分けてさらに半分、4分の1に切り分けましょうか?」


五嶽「そうですよね~。『イチゴのショートケーキ』といえば4分の1サイズカットですからね~?ww」

「それと、この『イチゴのショートケーキ』鉄板の上で焼いて作ったので食べてたら暑くなってきそうだからもう1杯冷たい飲み物頼みましょうか?『ハヅキちゃん』」


川崎「そうね~。食べてたら確かに暑くなってくるから冷たいものもう1杯ほしいかな~?ってケーキだから飲み物はもちろんコーヒーか紅茶ですよね~?じゃあ、アイスミルクティーがいいわ」


五嶽「私もケーキのお相手にはアイスミルクティーがいいですね?」





2人はお好み焼き版「イチゴのショートケーキ」を食べ始める前に揃ってアイスミルクティーを注文した。





五嶽「『ハヅキちゃん』まさかのお好み焼きで『イチゴのショートケーキ』なお味はいかがでしょうか?ww」


川崎「ホットケーキの生地に混ぜ込んだ角切りのイチゴが焼いてるうちに生地と味が混ぜ合わさってイチゴ味のホットケーキの上に生クリームとイチゴという何というイチゴ尽くしなのがとってもおいしいですww」


五嶽「お好み焼きの中でも異常な変わり種なイチゴと生クリームのスイーツ的な1品もまたデザートとして使えるほど味がいいですよね~?ww」





そこへ親切なことに店員がやってきてほかにもスイーツ的なメニューがあることを聞いた。





店員「ほかにもたこ焼き器を使って作る、今お2人さんが頂いてるようなもののたこ焼き版的な『イチゴショートケーキボール』とか、ドライフルーツをふんだんに入れた『フルーツケーキボール』、それから和風なお菓子の味付けでこしあんと小さい角切りのお餅を使った『大福ボール』、中華風のこし餡、いわゆる『中華餡』を入れる『あんまんボール』もあるんですよ。またこのお店にお越しになられた際にぜひお試しになってみてはいかがでしょうか?もちろん、鉄板でお好み焼きを焼く要領ヤリカタで作る『フルーツケーキ玉』や『大福玉』、『あんまん玉』もございますので、こちらもまたぜひともですね?」





川崎「このお店ってお好み焼き店ながらもスイーツ系のメニューもそれなりに充実してて甘いもの好きな女性でも楽しめるお店ですよね~?」


五嶽「そうですよね。お好み焼きのネタにもスイーツ系の要素が入ってても面白く楽しめますよね~?」


川崎「それにしてもお好み焼きでこんな『イチゴのショートケーキ』の断面が再現できる何てこのお店の店員さんもかなり才能センスがありますわね~?www」


五嶽「ほかにも店員さん、『フルーツケーキ』とか『大福』、それに『あんまん』とかって仰ってましたからね~ww面白いメニューを考える才能もう最高ですよ?ww」

「今食べてる『イチゴのショートケーキ』も2人分を1個に重ねてケーキっぽくして2人仲良く食べてるとやっぱり愛情と情熱が湧いてきますよね~?」


川崎「ww『ゴタクちゃん』のゆうみたいに2人で仲良く分けっこしながら食べてるとやはり友情感や愛情感とかが湧いてくるね?ww」

「今日は2人でお互いに協力し合いながらお好み焼きを焼いて食べられて私とっても嬉しかったですwwだって、これまでこの街に越してきて早7年間、その間全くまともな出会いもなくただ単に1人でまさか今日彼氏として出会えるであろう『ゴタクちゃん』も住んでいることも知らずに淋しく暮らしてきたのですから・・・?」


五嶽「私も今日、まさか、自分が住んでるアパートの住人同士での出会いが起きるとは思いもよらぬことで彼女になってくれた『ハヅキちゃん』すごくありがたいです。感謝してますよ」


川崎「wwwwそれはそれは『ゴタクちゃん』どうもありがとうねww」


五嶽「食べながらでいいのですけども、私は明日も仕事が休みで朝、ゆっくりとしてられるのですが、『ハヅキちゃん』は明日はまたお仕事ですよね~?」


川崎「はい。明日、私はお仕事ですよね」


五嶽「『ハヅキちゃん』ってお仕事の日っていつも何時頃にアパートを出てるのでしょうか?」


川崎「ww私がお仕事の日は、人混みが嫌いなのと時間に余裕を見て毎日7時前にアパートを出てますよ」


五嶽「『ハヅキちゃん』のお仕事の日はいつも毎朝7時前なのですね?ちなみに私は仕事の時は6時半頃に起きたらもうその勢いでアパートを出て工場へ行っちゃってますよwwだって起きてから出るまでに時間がありすぎると身体がしんどくなってきてしまいますからね・・・?そして朝ご飯は工場に着いてから食べてます。実際に仕事が始まるのは9時からですので朝ご飯を食べてる時間は余裕であります」


川崎「『ゴタクちゃん』のほうがお仕事の日って朝アパートを出るのが早いのですね?」


五嶽「もしよかったら、明日私、仕事が休みなので『ハヅキちゃん』私の部屋に朝ご飯食べに来てもいいですよww」


川崎「でも、『ゴタクちゃん』は起きるのが6時半だから30分弱の時間では朝ご飯はちょっと用意できないような・・・?」


五嶽「でも大丈夫。私はどうしたわけか仕事が休みの日になると変に早く目が覚めてしまいますのでね・・・?でも最悪、寝過ごしていつもと同じ時間に起きてしまった時に備えてコンビニか何かで朝ご飯として軽く食べられるものを買ってきましょうか?」


川崎「それだったらいいですよね~?wwじゃあ、帰りにコンビニ立ち寄って明日の朝になるものでも買って帰りましょうか?www」


五嶽「それとてもいいですね~」


川崎「ついでにだけども・・・?ww」

「www」


五嶽「どうしたのでしょうか?『ハヅキちゃん』ww」


川崎「今日、初めて同じアパートで偶然出会えた初めての彼氏な『ゴタクちゃん』と今晩、一緒にお布団入ってお寝んねしたいでのですが・・・?」


五嶽「それもいいですよね~。だって私もまた今住んでるアパートでまさかようやく彼女になってくれた『ハヅキちゃん』と出会えてこれでようやく街へ出ても怖いものなしな状態になってきただけに出会えて最初の日に早速、『ハヅキちゃん』と一緒に一晩同じ布団の中で過ごしたいですよね?ww」


川崎「今日の夜は一緒にお布団入ってくれるのですね?やった~私、とっても嬉しいわ~ww」





2人で力を合わせて焼いたお好み焼き版「イチゴのショートケーキ」はまだ2人分ともに1切ずつ残っている。





五嶽「あ、まだもう1切残ってましたね?ww」


川崎「私たち今、このケーキ1人4分の1切分しか食べてなかったのですね?残りのもう1切も食べちゃいましょうwww」


五嶽「そうですよね~ww」





2人は残りのお好み焼き版「イチゴのショートケーキ」を再び食べ始めて完食することができた。





五嶽「まさかのネタ?『イチゴのショートケーキ』とってもおいしかったですよね?www」


川崎「まさか、お好み焼き屋さんに『イチゴのショートケーキ』をイメージしたお好み焼きがあったなんてスイーツ大好きな女性にはもう驚きを隠せないほどにとってもおいしかったですわwww」

「さあ、そろそろお腹もいっぱいになってきたことだしお代払って帰りましょうか?ww」


五嶽「はい、そうですね~そろそろ帰りましょうか?じゃあお金は2人で割り勘で払いましょうか?」


川崎「そうですね~2人で食べたのでお金を払う割合も2人同じ額を支払わないとね?www」


五嶽「そうですよね」




2人はテーブル席からレジのあるカウンターへ移動し今晩の食べた代金を2人割り勘で支払った。合計では10%の消費税込みで4,600円ほどになったが2人で割り勘すれば2,300円になる計算。





















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