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異世界探偵 京二郎の目糸録  作者: 水戸 連
終章:執念と情熱の讃美歌
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17 砕ける氷

 クルビエは重苦しい扉を開き、屋上へ続く階段に足をかける。

 月に雲がかかる暗闇の中、手元に浮かべた炎が足元だけを照らす。

 びゅうびゅうと音を立てる風が肌の先から熱を奪っていく。


 手すりの外側から、地上を見下ろす。

 広がるのは日も暮れ、夜を迎えた学園の敷地。

 わずかに揺らぐ光の陰が、未だに熱心な学徒の研鑽を映し出す。


 フードの奥でほんの少しだけ笑みを浮かべた後、意を決したように視線を先へ向ける。

 革靴と鉄が奏でる音は、魔術で空に消す。

 風にはためくローブが、ばさばさとはばたく。

 寒さと高さで薄くなったように感じる空気を吸い込む肺が凍てつく。


 ただ、他に。

 自然に消えゆく音でもなく。自らが発する音でもなく。

 ぎゃり、ぎゃり、と。

 耳障りな、金属がこすれあう音が上から漏れてくる。

 クルビエはその正体を探ろうと、そっと体を乗り出す。


 一人、屋上に立つ男がいた。

 背を向け、白衣をたなびかせる、覇気のない男。

 クルビエはその姿に見覚えがあった。


 ――リェール、なぜここに。


 男は、白衣を風になびかせながら、視線だけをクルビエに向けた。


「気づいている。上がってきたまえ」

 クルビエも体を隠す意味はない、と階段を上りきる。


「リェール、どうやって感づいた?」

 白衣の男――リェールは白髪の混じる髪をかき上げながら、歯を見せて笑みを浮かべる。


「上等な魔力結界を張っているのでね、魔力を持つ人間の侵入なら一瞬で感づくとも」

 自慢げに語られる言葉に、クルビエは訝しむ。


「そんな結界を張れるほど君は魔術に長けてはいないはずだ」

「――何をそんなに疑っているのかな」

「キミがココに居ることも含めれば――おおむね、現状を理解したよ」


 クルビエは得心が言った、と言うようにうなずいた。


「おや、まるですべてを察したかのような言い草だ」

「すべてを知りはしないが、キミたちの企みくらいなら見当はついていた」


 クルビエははためくローブを体に巻き付けながら、視線を強める。


「勇者を退けねばならず、宝物殿に別の衆目を集めねばならない代物。――つまり、君たちは勇者召喚そのものを盗み、悪用しようとしているんじゃあないか」


「――惜しい。いや、初めはその計画に違いなかったが、ほんの少しずれてしまってね」


 リェールは風にはためく白衣のポケットに手を突っ込みながら、おどけたように首を振ってみせる。


「国王もさるものだ。僕たちが『夕暮れ』を手にすべく宝物庫へ乗り込んだ時、そこに本物はなかった」


「……ずいぶんな告白じゃあないか」


 クルビエのいぶかしむような視線に、リェールは笑みを浮かべる。


「――だが、今のキミは作戦に失敗した、なんて顔じゃあないな」

「常に計画は現状に合わせて変革する。それが優れた頭脳の証さ」


 リェールはとんとん、とこめかみを叩いて見せる。


「宝物殿にはほかにも魅力的な代物があってね。目くらまし代わりに『夕暮れ』の嫌疑を掛けつつ、そちらをいただいた」


 するり、と手を済眼らせるように白衣の内側へ差し込むと、ゆっくりと中に隠したモノを取り出した。

「こういう代物があるのさ」


 リェールが見せつけたのは、緑色に輝く丸い宝石。

「――『自然の宝玉』じゃないか」

 あっけにとられたようなクルビエの声。

 リェールは得意げに笑う。


「君も知っているか、クルビエ」

「――当然だ。グランブルトが成り立った時代、その当初に現れた勇者が持っていた魔道具じゃあないか」


「正確にはレプリカだがね。私が扱うには少々荷が重かった。血も縁も過程もなくては勇者の力は扱えない。ゆえに、その魔力だけを借り受けて、僕の研究に使わせてもらった」

「――宝物殿に忍び込んだ侵入罪、窃盗罪だけじゃあなく、魔術の秩序すら犯すつもりか」

「何、僕も学者の一員だ。つまらない規則などよりも心動かされるものがあればそれを優先させるのが当然だろう。視たまえよ」


 リェールが腕を振るう。

 同時に、彼の背後に赤い眼が輝く、獣の影が落ちた。

 床に噛ませた四足は石をも貫き、もたげる顔の視線は怒気に溢れ、呼気漏れる口には石すら噛み砕く牙が覗いている。


 野生と力があふれた、王と冠することさえ不思議のない絶対なる姿。

 だが。その皮膚は、決して自然たりえない、異様なものだった。

 わずかに覗いた月明りがソレを照らす。

 毛の一本もなく、受けた光は一筋すら無駄なく白に変える。

 獣が身じろぎするたびに、革はぎゃりぎゃりと鉄が軋み、こすれあう音を漏らす。


 ――それは、野生の化身のようでありながら、真実、金属の塊だった。


「なんだ、それは」

「ヒトよりも、全てにおいて勝りうる化身。その創造の結論がこの玉の肉体というわけだ」

「――これが、キミの研究の果てだと?」


「そうだ。鉄の槍すら打ち砕き、炎の魔弾すら退け、鋼の鎧をかみ砕き、あらゆる地形において適応しうる究極の肉体。ソレこそが人間の、いや生命が目指す果てだ」


 リェールの悦に入ったような演説を、クルビエはつまらなさそうに聞き流す。


「ずいぶんとつまらない結論に至ったな、リェール」

「もう問答なんて興味はないさ。君はそのつまらない結論とやらに押しつぶされるといい」

「確かに脅威とはなりえる。しかし、しかしだ」


 コン、と木の杖が石畳を叩く。

 一瞬で大気が冷え込み、冷気によって凝結するミスがさらに熱を奪う。


「たった一匹でボクを何とかできるとでも?」


 杖をわずかに振り上げるだけで、周囲が一人の魔術師に支配されていた。


 思わず、リェールはつばを飲み込み、同時に笑みを浮かべた。

 ――ああ、ちょうどいい。


「まさか。ただ一人の個人が世界を担おう、なんて仕組みが嫌いでこの研究に乗り出したんだ、当然のように量産しているとも」


 両手を広げると同時、周囲から金属が削りあい、こすれあう音が無数に響いてきた。

 クルビエは思わず息をのんだ。

 夜空に浮かぶ、数十の紅の瞳と紋章。

 五十はくだらない、竜たちと目が合った。


「ここにいるのは我々の戦力の一割程度だ。なあ、クルビエ、戦力の差は歴然だろう」


 クルビエは応えず、懐に手を入れ、そして顔をゆがませた。


「どうやら、戦場におけるほどの備えはしていないようだね、『竜殺し』」

 リェールは意地の悪い笑みを浮かべながら、歓喜を抑えきれない声でクルビエに迫る。


「僕はこれでも優しい。君が降伏を宣言するというのなら、軟禁程度はするが君を手荒に扱ったりはしないつもりだよ」


「――そうだな。さすがに真っ当なやり方じゃあ分が悪い」


 クルビエはつぶやくように、言葉を漏らす。

 力なく杖を突き、顔はうつむき、あきらめにも似たかすれた声。

 しかし、リェールには目の前の相手が、おとなしく降伏を認めようとしているようには見えなかった。


「――何をする気だ、クルビエ」


「そもそもの話、ボクはな、君を説得しようだとか、そんな穏やかな理由でここに来たわけじゃあない」


 リェールは一歩後ずさりながら、竜たちを指揮する杖を構える。

 相手が妙な真似をすれば、すぐにでも踏みつぶせるように。


「聞かせてもらおう。なぜここに来た?」


 リェールの問いに。

 クルビエは、わずかにローブを持ち上げ、瞳を覗かせた。

 凛とした、夜空の光に照らされた眼。

 相手を見定められるように、細められたまなざしが、じっとリェールに注がれている。


「その前に一つ聞こう。――オマエが『夕暮れ』の強盗容疑を探偵に押し付けたんだろ?」


「そうだとも。『勇者』の力を使う以上、本物に自由に動かれるわけにはいかなかったから、そう進言したのは間違いないな」


 そう、悦交じりに応えた後。

 ごう、と強く風が吹き。

 冷気が一層増し。

 ローブの奥の瞳は、大きく見開かれた。


「なら、オマエがボクの友人の名誉を貶めた張本人ってわけだ」


 クルビエが手を振るうと、周囲にばらばらと無数の魔法陣が記された紙が零れ落ち。

「――そんなやつをさあ、許すわけないだろ?」

 白い紙吹雪が周囲をぐるりと隙間がないほどに埋め尽くす。


「社会のためじゃあない。世俗のためじゃあない。ボクはボクの怒りのためにここにいる」

 静かに、だが強く、言葉を紡ぐ。

 誰よりも、自分に言い聞かせるように。

「見ものだね、たかだか魔術師一人で竜の群れにどこまで抗えるのか!」


 クルビエが指を打ち鳴らすと、周囲の魔法陣が一斉に輝きを増す。

「【凍結】」


 魔法陣から氷の柱が無数に生え、周囲を針の山のように埋め尽くす。

 クルビエが腕を振るうと、弾丸と化した氷の球がリェールへ飛来する。


「――芸術的だが、その程度ではな」


 竜が咆哮とともに、氷を払う。

 たった一息の動作で、視界を埋め尽くすほどの刃を折って見せる。

 常軌を逸した、人類とは住まう格が違う生命による、破壊。


「【連座】」


 クルビエはそれも読み通り、と言わんばかりに詠唱を重ねる。

 周囲に散らばった魔法陣が繋ぎ合わさるように、氷の柱を伸ばす。

 氷が無数の柵を生み出し、檻となって視界すべてを覆いつくす。


「【結裂】」


 ついで、その氷の檻が爆裂したように無数の棘を生やす。

 だが、そのいずれもリェールには届かない。

 竜が爪を振るうだけで槍は折れ、刃の切っ先は強靭すぎる皮膚を貫通できない。


 リェールの脳内を疑問がよぎる。

 この戦闘の最中、なぜ牽制にもならない魔術を使うのか。

 目を凝らす。


 周囲に杭でも打ち付けるように建てられた氷の柱。

 氷の棘――はそれを結びつける。

 柱は六つ。

 それを結ぶ模様の答えは『六芒星』。


「――そうか」


 すなわち、巨大な『魔法陣』。


「複層加算か!」


 魔法陣を利用してさらなる大きな魔法陣を描くことで、強力な魔術を発動するために必要な、『巨大な魔法陣』を一瞬にして描く技術。

 ――戦地帰りでもそうはお目にかかれない技術だというのに、『竜殺し』は伊達ではないか。


 リェールは腕を振るうと、周囲の魔法陣の起点を破壊すべく、竜の炎を一斉に魔法陣の頂点へ吹き付ける。


「気づいたか。だがもう遅い、踏みつぶしてやる」


 クルビエが手を大きく空に掲げる。

 周囲の魔法陣が一瞬輝くと同時。

 空の光が消えた。

巨大な影が落ちた、と理解して点を見上げる。


「――馬鹿な」


 空には、空を埋めつくすほどの巨大な氷塊が浮かんでいた。

 リェールの喉を冷たい汗が通る。


 学園ごと踏みつぶそうという質量の暴力を、目にしていた。

 人を超えた生命である竜でさえ、自分を遥かに上回る質量に耐えうるかどうか。

 ――いや、万が一耐えたところで、術者である僕は持たない。


「さあ、キミの成功傑作をボロボロにしてやるよ!」


 クルビエが空気を切るように、杖を振り下ろす。

 同時に、天から空気を切り裂く音が無数に落ちてくる。

 氷の島が、全てを破壊せんと地上に落ちようとした時。


 大地が揺らぎ、地面から影がせり立った。


『いい腕だ。だが、届かないよ、クルビエ』


 どこからか響く声とともに、影たちは意思を持つように空へ伸びあがる。

 大地に落ちるはずだった氷塊は、無数の影によって貫かれ、破砕されていた。



 

 ばらばらと堕ちてくる氷あられの雨の中。


『遠隔で失礼。だが、私の協力者を壊されては困るよ』


 氷の粒は竜たちの体温に一瞬で溶け、辺りに水気が立ち込める。

それでも降り注ぐ氷の雨で空気は冷え込み霧が沸き立つ。


『やあ、クルビエ。昨日ぶりじゃあないか』


視界をふさぐ霧の中、親しげな声が聞こえてくる。

 


クルビエは響く声の正体に心当たりがあった。

「――そうか、『自然の宝玉』、そのオリジナルの持ち主はキミか」


 響く声――エドワードはくぐもった笑いで応えた。


「なぜだ、外敵に備え国力を高めよう、と言っていたはずだろう君は。それなのになぜこんな内憂を自分から引き起こす?」


『一つにまとめ上げるためだ。すべてをね』


「――話にならないな。リェールの後はお前もどうにかしてやらないとな」

『そんな余裕はないだろう、クルビエ』

「――」

『むしろ、私が君を看取ってやる、稀代の魔術師』


 エドワードの声に呼応して、周囲に伸びあがった蔦が意思を持って蠢きだす。


『『自然の宝玉』は大地の自然に力を与え、植物を意のままに操る力を持つ。しかも、その威力は先ほど見せたとおりだ』


魔力を纏わせることで硬質化と耐衝撃性能を格段に向上させたうえで、召喚魔術によって無数に植物を生み出す。


――文献で見たことはあったが、目の前にするとこれほど厄介とはね。

 クルビエは目の前の相手の分析を重ねながら、自分の魔力から生み出せる魔術の量を逆算していく。

 

敵は鋼鉄の竜だけでなく、『自然の宝玉』によって無数に生える植物たちまで増えた。

 そのすべてが鋼鉄に近しい皮膚をまとい、波の攻撃は足止めにすらならず。

 術者を止めるにしても、『自然の宝玉』を持つエドワードの方は居場所すら分からない。


 ――さて、どこまで戦えるか、すら怪しいか。


 それでも杖を強く握りしめる。

 霧の中、蔦と竜の溢れ出る魔力に対し、一切の油断も許さないように神経を張り詰める。


『クルビエ』

「なんだ、改まって」

『残念な話が一つある』


 エドワードの声は本当に悲壮にあふれたような声だった。

 だが、クルビエはその声の意図を探る余裕はなかった。

 背中から腹にかけて、銀色の刃が貫いていたからだ。


「――が、ぁ」


 ぼとり、と口元から血がこぼれる。


『正々堂々魔術戦、なんてつもりはない』


 どこから来たのか、なんて疑問を、痛みが塗りつぶす。

 クルビエはそれでも、よろめく体を支えながら、真っすぐに前をにらむ。

 霧の奥、蔦と竜の影の奥から、覗き込めるほどの隙間に、正体はあった。

リェールが、見せつけるように手製の投げナイフをもてあそんでいた。


「――、魔力で蠢く蔦を隠れ蓑に、紛れた刃が本命か。相変わらず、姑息なことだ」


「君の本業は獣狩りだ、人間同士の策謀には疎い。この手の小細工はかえって効果あると思っていたよ」


 リェールは罵倒も意に介せず、肩をすくめてため息をつくだけ。

「それに、君レベルになると一か八かで魔術の乗っ取り――インターセプトすらされかねない」


「そんなしかけはないよ、見てわかるだろうに」

 リェールはぐるり、と辺りを見回す。

 一見すれば、クルビエが用意した魔法陣はそのすべてが吹き飛んでいる。


 インターセプトには卓越した魔術の腕前と、発動した魔術の持ち主を自分に書き変えるために発動者の肉体の一部を奪っていなければならない。

 そんな余力は、血をボロボロとこぼす魔術師にも、そもそも大規模な魔術のための魔法陣も残っているはずもない。


 だが、その事実を確認したうえでなお、リェールは表情を引き締める。

「手負いの獣こそ万全を期して狩るべきだ。どんなあがきが来るかもわからない」

 クルビエは苦痛を抑え込みながら、吐き捨てるように笑う。


「――高く買われたもんだ」


 エドワードはその様を見届けてか、感嘆の声をこぼす。

『臓腑を裂かれてなお、立ち向かう姿はいっそ尊敬に値するよ』

「つまらない皮肉だな、エドワード」

『本心のつもりだけどね。――さて、リェール。とどめは君たちに譲ろう』


 エドワードの声に、リェールはうなずいて右手を大きく振り上げる。

 併せて周囲の竜たちが口を開く。


「言われずとも、彼らのボルテージはたまりにたまっております」


燃え上がるような球体が露になり、在るだけで熱を生み肌を焼く。

「竜に焦がされるなんて本望だろう、竜殺し」

 リェールの号令とともに、炎の魔弾はいっせいに発射され。

 クルビエのいた空間ごと、爆破しつくした。




 煙が晴れる。

 跡には、小さな金属のかけらだけが転がっていた。

 リェールは拾い上げ、まじまじと夜空に照らし眺める。

 夜の月に輝いて見えたのは、紅と銀の六芒星だった。


「確かこれは、クルビエ教諭の家紋ですな」


 跡形もなく消し飛んだ、と考えることもできるが。


『十中八九生きている。着弾の瞬間、そのペンダントに攻撃を誘導して致命傷を避けたのだろう』


 エドワードの推測にリェールもうなずきながら、塔の端に立つ。


「そしてこの塔を落下し戦地から逃れた、と」


 はるか下を見下ろす。

 十数階にも至る、高層から落下して無事で済む常人はいないが、敵は歴戦の魔術師。

 無事と言えずとも、一命をとりとめているには違いない。


「少々、こちらも精鋭をずいぶん持っていかれました。完膚なきまで叩きのめすためにも、追いますか」

『いや、いい。どちらにせよ重症だ、再起は難しかろう。放置しても問題ではない――なんせ、計画はもう始まっている』


「ようやくですか。ずいぶん遅れましたな」

『その地は要だ。決して奪取されることの無いようにな』

「承知しておりますとも、エドワード卿」


 リェールは竜を引き連れ、塔をかつ、かつ、と降りていく。

 眼下に満ちている、破壊と悲鳴を背景に。

 機嫌の良さを隠しもしない、鼻歌を携えて。


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