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第二話:時間と魔術

「――時間遡行に巻き込まれた?」


 ボクの言葉を聞いたままに返してきた京二郎の表情は困惑に満ちていた。突然倒れた人間がそんなことを言い出せば、誰でもその反応は当然だろう。


「まあ、なんと言えばいいのか分からないけど、とにかく結論は『時間遡行に巻き込まれた』と言う他ないんだ」


 自分の意識がこの場所ではないところから飛ばされてきた、と言ってもいいのだが、それも上手くは伝わらないだろう。


「命に別条がある、なんてものではないんだな」


「ああ、本当にボクへの影響は大したものじゃない。詳しい説明は――そうだな、場所を移そう」


 ボクの言葉を聞いて、ようやく京二郎はイレストリアの視線に気が付いたらしい。


 そもそも、ここは喫茶店の出入り口。他の客が来ることがあれば邪魔でしかない。


「イレストリアさん、どこか横になれる場所、というのはお借りできませんか」


「ええ、奥の談話室にベンチがありますから、そこでよろしければ」


「すみませんが、少しお借りします」


 京二郎の言葉とともに、体がぐっと持ち上がる感覚がした。


「な、何を――」


 聞くまでもない。彼がボクの体を持ち上げている、というのは分かっている。それでも、声が漏れるのは避けられなかった。


「動かなくていい、私が運ぶよ」


「…………」


 正直なところ、すぐにでも歩けるとは思う。まだ浮ついたような感覚はあるが、それも大した問題じゃない。


 しかし、突然倒れた、というのも事実。


「……お言葉に甘えようかな」


 自分に少しだけ【軽量化】の魔術を使って、あとはされるがままにした。






 ベンチに運ばれ寝かされた後、ぱたぱたと扇のようなもので仰がれていた。


 がやがやと聞こえてくる様子を見ると、どうやら団体様でも来たらしい。イレストリアもしばらくは手が離せないだろう。


「それで、体調の方はどうだい」


 その扇の主である京二郎が頭上から話しかけてきた。


「上々、といったところかな」


「ならそろそろ私の枕も要らないかな」


 京二郎は自身の膝をとん、とたたいた。その叩かれた膝の上方のももは今、ボクの頭が乗っている。言い換えると、京二郎に膝枕をさせている。


 ベンチに寝かされた時「枕が欲しい」と言うと「私の膝しかないがいいかね」と言われたので遠慮なく使わせてもらっている次第だった。


 十分以上も経ったせいか、そろそろ痺れてきたのかもしれないが、人の膝を枕にする、というのはなんとなく気分がいい。


「もう少しくらいこのままでもいいじゃないか」


 頭上の京二郎はやれやれ、とでも言いそうな顔をした。


 枕としてはもう少し柔らかい方が好みではあるが、せっかく病人の振りをできているのだし、もう少しくらいはこの膝枕を味わっていたい。


「私の膝でよければいくらでも貸すよ」


「それは助かるよ」


「しかし、先程の話はきちんと聞かせてもらおう」


「それはもちろんそのつもりだ」


 先程まではイレストリアがしきりに飲み物やら何やら持ってきてくれていたせいで、どうにも落ち着かなかった。彼女には心配をかけてしまっていたようだし、後でしっかりとお礼をせねばなるまい。


 しかし、今はもう一人の心配性である京二郎を優先させてもらおう。


「時間遡行に巻き込まれた、というのはつまり、キミの意識だけが未来から過去に十分ほど戻ってきた、ということでいいんだね?」


 視界に映る京二郎の視線は、彼が懐から取り出した懐中時計に注がれていた。眼前にぶら下がる鎖がボクの顔の前でゆらりゆらり、と揺れている。


「まあ、かみ砕けばそういうことでいい」


「……話の初めから信じがたいな。何か証拠でもないか?」


 過去に逆行した、という証明はたった一つで、起こりえた未来を語るしかない。起こりえなかもしれない未来を語る、という意味では『未来視』のようなものだが、結果としてはどちらも変わらない。


「先ほどまでの未来ではキミは風の魔石をイレストリアさんから受け取る。それもキミの語っていたイレストリアさんの関わった事件を解決した対価としてね」


「……なるほど、確かに私の予定通りだ」


 京二郎は二度ほどうなずいた。


「納得したかな?」


「話を聞いてみよう、と言う程度にはね」


「十分だ」


 信じられない、などと言っていたときよりは十分に進歩している、と言っていい。


「まずは、時間遡行という現象について詳しく聞かせてほしい。それがキミの倒れた原因でもあるんだろう?」


 時間遡行、と言う概念の説明は一言では難しい。


「そうだな、まずは前提から話すことになる。魔術において『時間遡行』というのは理論として存在している」


「君にも扱える、ということか?」


「ああ。再現が可能な技術である、と置き換えてもいい」


「なるほど、個人特有の技能などではなく、普遍的な知識としてあるいは学問として共有されていたりでもするのかな」


「まあ、そんなところさ」


 とはいえ、まともに実用可能な技術まで押し上げようとしている物好きは数人。片手で数えられるほどしか知らないが。


「しかしね、クルビエ。君は以前、未来への時間旅行すらむずかしい、なんて話をしていなかったか?」


「脳を冷凍保存する、という話をしたんだったかな。あれはあくまで数千年単位の未来へ行くことが難しい、というだけでね。一月くらい過去に、あるいは未来に、移動するというなら、魔力さえあればなんとかなる」


 ほう、と京二郎が興味深そうに反応した。


「未来と言うのは待てば来るが、過去に戻る、というのは土にこぼれた水をすくいなおすようなもので、不可能にも近いと思っていたがね」


「こぼれた水をすくいなおす、というのはいい表現だ。魔術での時間遡行もそれに近い」


「不可能、という意味ではなく?」


「土にしみ込んだ水も、蒸発させ、凝結させればもう一度コップの中に戻すことができるだろう?」


「極めて現実的じゃないな」


「それをやってのけるのが魔術、というわけだ」


「……なるほどね」


「魔術においては、時間の糸、という過去から未来までが一本の線でつながっているものが存在している、と仮定している」


 実際の『時間』というものが本当にどんな形をしているか、というのは現在の魔術師たちでも意見は分かれるところだ。


 ある者は世界の辿った過程が時間であると語る。


 別の誰かは別の時間の世界も常に同時に存在していて、未来と呼ばれる方向に移動し続けることで時間が過ぎているような錯覚をしているだけと語る。


 どの魔術師も口にできる言葉を持つ。けれど、それを実証するだけの論理が無い。


 ゆえに、彼らは共通の認識を持つことで過去と未来を辿る方法を『仮定』した。


 『仮定』でしかないから真実では決して無い。けれど、時間という次元を物理的な距離という次元にまで落とし込むことに至った。時間の流れを距離にまで落とし込んだことで魔術によって未来と過去を観測することまでも勘定に入れることができるようになった。


 もっとも、その技術は戻ることができるだけで不老不死の法とは対極に位置する。同じ日々を繰り返す生。それでは、ボクの欠けた器を満たすには至らないし、ボクが求めるモノ足り得ないものだった。


「その仮定の上では過去も未来も時間の糸の上での距離の話でしかない。空間平面上の距離に比べるとたった一日でも極めて『遠い』けどね」


 京二郎はボクの説明を聞くと、天を仰いだ。


「ははは、キミには難しかったかな」


「理解しがたい、と言いたいところだが、魔術と言うものに私も慣れすぎたな。あまり驚けないよ」


「それはいい傾向だ」


 魔術に慣れてきた、ということはすなわちこの世界の法則に慣れてきた、ということにもなる。


「ちなみに、魔力さえあれば、と言うがどのくらいの魔力が必要なんだ」


「一人だけでも、国宝級、かな。魔王だの勇者だのと一介の魔術師が渡りあえるほどの魔力だ」


「ふうむ?」


 京二郎にはどうもぴんと来ていないらしい。この辺りの価値観は魔術師でないと、あるいは冒険者として勇者、魔王クラス(頂点に座する者)と対峙しないと理解しがたいかもしれない。


「キミの風の魔石。アレの1000倍くらいだと思っていい」


「……それはそれで理解が追いつかないが」


「それ以上うまい例え、というのはこの場ではちょっと思いつかないかな」


 京二郎の顔はさらに困惑を深めていた。


 無用な例え、というものはいくらでも思いつくが、これ以上は口に出しても多分彼の顔のしわが増えるだけだろう。


「……まあ、説明が難しいならそのままで構わない。とりあえず、過去に戻ることが困難であることは了解した」


 京二郎の顔は晴れた様子もないが、とりあえずは納得してくれたらしい。


「理解できないままにとりあえず結果だけを受け入れる、というのは魔術に対して正しい在り方だよ」


 魔術の基礎を教えるとき、生徒にも似たようなことはよく言っていることである。この世界で利用されているほとんどの魔術は未だに解明されていない部分が多い。研究する者としての道を行くならともかく、日常的に利用するだけの人間にとっては、とりあえずこの魔術は存在する、という現実を先に受け入れるべきなのだ。


「だが、過去へ戻る魔術と君が倒れること。その二つに関連はあるのか?」


「もちろん。まず、過去へ戻る魔術の多くは『封印』がなされている」


「『封印』、というと【透明化】やら【転移】やら、危険な魔術に施される儀式だったかな」


「そうだ。厳密に言えば【転移】は特定の術者が特定の場所でのみ、行えるような細工もしてあるけどね。過去の改変、というのもそうだが、王家の転覆や暗殺に利用されかねない術というのはグランブルト内では『封印』の儀式で使用を大きく制限されている」


「音を消すとか、鍵を開ける、なんて魔術にも制限があったりするんじゃないか?」


「一時期は過剰なくらいその手の制限はあったかな。今は魔術の研究の活性化に伴って多くの制限は解かれた。しかし、【透明化】、【転移】の二つは今でも一定の封印が施されている。例の事件のように、手のひらサイズの毒薬くらいなら転移もできるけれど、人間大となれば不可能と言ってもいい。【転移】を利用する必要がある時間移動の魔術も今はほとんど使えない」


 本当は【転移】による暗殺を恐れているのではなく、未来の人間がさらに未来に存在する無数の『自分自身』を転移させて来て、侵略してくることを恐れている、なんて俗説もある。あまりにも眉唾で信じがたいので、信じている人間がいるかどうか、と言うレベルだが。


「現状、時間軸に干渉する魔術は『時間遡行』しか残っていない。世界全てを過去に戻し、術者のみが記憶を保持する魔術だから、【転移】の技法を用いる必要がない、という理由なんだけど」


「ずいぶんとおおげさじゃないか、世界丸ごと魔術に飲み込むなんて。エネルギーになる魔力はどれだけ必要なんだ」


「ただし、得られる事象としては『術者』が過去に戻る、と言う結果だけなんだ。だから、過程で世界丸ごと過去に戻す必要があっても、結果として人間一人が過去から戻ってきた、と言うものだけが残る。であれば、必要な魔力は一人分でいい」


「……得られる結果が一人分だから、過程を経るのに必要な魔力も一人分でいい、ってすごく無茶を言ってないか」


「それが魔術だ」


 京二郎は再度天を仰いだ。やはり、魔術へのかかわりが薄いとこの手の因果のみを成立させる手法、というのは理解しがたいかもしれない。


「もう一つ、以前話した未完成の『若返りの秘術』を覚えているかい?」


 正確には、父から受け継いだ『不老不死』の過程にある魔術の一つ。それすらも研究途上に過ぎないが。


「君自身を実験台にしている、とかいう君の父親から継いでいる魔術のことだろう。確か、若返るまではいかず、老化を抑える、と言う程度に収まっているんだったか」


「そう。正確には肉体の時間軸を止め、意識だけを世界の時間軸に存在させることでという方法で老化を抑えながら、普通の時間で生きることができている、程度だ。そして、過去への逆行を行った人間が意識を着地した瞬間、その衝撃でボクの時間軸にもほんの少し、とはいえ狂いが生じる」


「…………」


 京二郎は目を閉じて頭を抱えた。


「これも少々難しかったか」


「もう少し、私の世界の言葉に寄せてほしいものだ」


「……それは難しい注文だね」


 知らない世界の言葉で話せ、と言われても話しようがない。


「なら、魔術を前提としない説明、というのはできないだろうか」


「……ふむ」


 それはそれで難題である。だが、前提がはっきりしている分まともな説明はできるかもしれない。


「難しそうかな?」


「……うまく説明できているか、というと怪しいけど。『時間軸』というひもを『時間遡行』という力で弾いた結果、『狂い』と呼ばれる揺れが発生したと思えばいい」


「『若返りの秘術』が内包していたバグ、みたいなものか」


 ふむ、とうなずく京二郎を見て、彼の言葉の意味はボクも理解できないが、これ以上の説明はいらないと判断した。ボクは話のコマをもう一つ進めることにした。


「誰かの『時間遡行』に引きずられて、時間軸、という不安定なところに位置しているボクの意識も少しだけ保持したまま過去に戻ってしまった、というが今回のボクの身におきた出来事だ」


「少し、というのは『誰か』の『時間遡行』と同じ時間だけ記憶を保持しているわけではない、ということか」


「そうだね。正確なところは分からないけど、ボクが十分くらい未来の記憶を持っていたから、術者である『誰か』が戻る時間はグランブルト近郊の人間なら長くても一日くらい。この島を離れると、一年単位、というレベルで戻らないとボクまで影響を及ぼさないかもしれない」


「グランブルト近郊の人間、というのは特別な力でもあるのか?」


「ああ、そういう特例ではなくてね、空間的に近くないと時間軸の混線、と言うのは起きないというだけなんだ」


 京二郎の手が持ち上がり、その手は顎に届くあたりで止まった。思考に沈んでいる証拠かもしれないが、下からではよく見えないし、この手の話題は考えるほどドツボにはまる。しかし、なんと例えるべきか。


「……例えば、だけど。交わらないヒモがこんがらがる、ということはないだろう? それと同様に世界の裏側の辿る運命が変わっても、ボクの辿る運命に影響はない。距離が離れるほど、指数関数的に影響も弱くなる」


 正確には、巻き込まれても自覚を持てない、というべきか。ほんの一秒にも満たない時間だけ過去に戻ったところで、それを感知できるとは思えない。


「反対に、近しい人間の辿る過去が変われば、ボクの肉体が辿る過去も変わる。それを『補正』するためにボクも少しだけ過去に戻される、というわけだ」


 より正確に言うなら、戻された過去の時点から同じようにやり直しをさせられる、のだが。そのあたりを細かく表現することに意味はない。


「長々と語ったけど、結局は近くで『時間遡行』が起きるとボクもつられて少し『時間遡行』してしまう、と言うだけの話さ」


 そんな他者に影響を及ぼされる部分をよりどころにしているところが、若返りが『未完成』の原因でもある。


「そして、ここまで時間に影響を及ぼす魔術、それも過去に戻されるものは『時間遡行』以外には考え難い、と言うわけだ」


 京二郎の表情は固い。


「……話半分程度は理解した、と思う」


 絞り出された言葉も、精一杯の無理をした台詞、と言う感がある。しかし、魔術に理解が及ばない、というのは悪いことでもない。


「そのくらいでいいんだ。魔術も、時間も、その理解を深め過ぎないくらいがちょうどいい」


 魔術への理解を深めるほど、その本質から遠ざかっているのではないか、と父がつぶやいていたのを聞いたことがある。その手の疑問は多くの魔術師が持っていたものらしい。生活を豊かにするための魔術を理解するために、その人間自身の生活が破壊されていく。その断絶を解決できた人間はついぞいなかった。


 ならば、魔術なんて表面だけを理解し、恩恵だけを授かっていくのが正しい在り方なのだろう。


「最後に、『時間遡行』で時間の糸がゆがむのは本当に一瞬のことでね。肉体、精神に後に引きずるような影響をおよぼすことはない。倒れたのも一瞬だけ気を失ったから、という程度に過ぎない」


「……そうか。それはよかった」


 安心した顔の京二郎を見ると、彼はボクの体を本当に心配していたらしい。今更ながらその心配を利用して好きにしていたことに少し罪悪感がわいてきた。


「京二郎、もう十分だ。介抱ありがとう」


 ベンチの背をつかみ、京二郎の膝から身を離し、体を起こす。その勢いのまま立ち上がり体が自由に動くアピールをする。


「本当に体に問題はないのか」


「心配性だな。見ての通り回復したよ」


 そもそも体への影響はほとんどない。本当に一瞬だけ、体が動かなくなっただけなのだから。


「結論としては、『時間遡行』はグランブルト近郊で行われたに違いない。だが、これ以上ボクに悪影響はない。そんなところだ」


「……今までの説明の割に、短すぎるまとめ方だね。その術者が時間遡行の存在に気付いた君に危害を及ぼす可能性はないのか?」


 そんな心配の仕方もあるのか、なんて他人事のような感想が最初に浮かんだ。


 考えてみれば、確かに術者が時間遡行の事実を知る者を口を封じに来る、という可能性を否定はできない。


「直接語ったりでもしない限りは時間遡行に気づかれた、ということに向こうは気づけないよ。安心するといい」


 こちらも、誰が『時間遡行』を行ったのか、ということは分からないが、それでも問題はない。


「……なら、こちらからわざわざ関わらなければ」


「ボクたちとは何らかかわりのない事象の一つに過ぎない、と言うわけだ」


 京二郎はなおも不安なのか、浮かない表情のままだ。


 もとは自分のせいであるし、その表情のままにさせる、というのも忍びない。


「今、何時だっけ」


 京二郎に尋ねると、彼は自然な動作で懐の懐中時計を取り出した。


「13時半、をまわるところだが」


「なら、今日の本来の予定である買い物に行こうじゃないか。依頼人との待ち合わせまで時間はある。そうだろう?」


 ボクの方は気がかりにも思っていない、ということをようやく理解してくれたのか、京二郎の表情から浮かないものが消えた。


「……そうだったな。待ち合わせは18時だから、移動時間を見てもまだ三時間ほどは余裕がある」


 三時間もあれば通りを見て回るには十分だ。


「よし、それならすぐに行こう。『疾きは万事を成す』ともいうし」


 立ち上がっても、ふらつくこともない。体調も問題ないだろう。


「知らない言葉だが、どういう意味だい?」


「何事も行動は早い方がいい、と言う意味さ」


「なるほど、いい言葉だ」


 うなずく京二郎を引き連れて、一度見た光景を再度見ながら、喫茶店を後にした。


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