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PvP

「ルールの確認だ、5対1でどちらかが全滅をするまでだ。なんでも使用可能で君たちが勝ったらその杖は君らの物、俺が勝ったら鑑定したうえで持ち主に返す。これでいいか?」

 「ああ、いいぜ。さっさとやろうぜ」

 

 相手の承認によりカウントダウンが開始された。


 5・4・3・2・1・GO


 相手の軽装のアタッカーが素早く剣を振り上げ突進してくる。俺は剣に銃弾をぶつけ距離をとった。


 相手は5人。フルプレート1人に軽装のアタッカーが2人、槍持ちが1人に魔法使いが1人といったどちらかと言えば攻撃的なパーティーだ。


 「へっ、まぐれで銃弾を当てたようだが次はそうはいかないぜ!」


 最初に突っ込んできた軽装のアタッカーが自信満々にいっている。


 取りあえず前のフルプレート奴邪魔だから殺すか。

 俺はフルプレートの奴に向かってノーモーションからの飛び蹴りを行った。フルプレートの奴はステータスに差がありすぎて見えていなかったらしく10メートルほど吹き飛びガラスの破片のようなキラキラしたものをだしながら砕け散った。


 へー、プレイヤーがキルされるとあんな感じで消えるのか。

 それにしてもこいつらだとステータス差がありすぎて余裕だな。プレイヤースキルも低いみたいだし。


 「お、おい。みえなかったぞ今の」

 「き、気のせいだろ?」

 「一斉にいくぞお前ら!」


 最初の襲い掛かってきた奴がリーダーらしくし味方に指示をだしていた。


 「うぉぉぉぉぉお」

 「てやぁぁぁぁ」

 「ファイヤーボール」


 敵は一斉に振りかぶり、また魔法を発動さ攻撃をしてきた。


 「遅いな、そんなんじゃ」


 俺は素早く銃を正面に構えて敵の喉元に1発ずつ撃ち込んだ。

 人間の急所はクリティカル確実となっていて貫通すれば即死だ。つまり銃弾があたったらそくゲームオーバーだ。

 5人はガラスの破片のようなものをだしながら砕け散った。


 よし、勝ったな。まああんな奴らに負けるほどやわじゃねえってな。


 「さあ、リスボーン地の噴水広場に行こうぜ」

 「はい!!」

 「おい、確認してくれる君たちも行くぞ!」

 「お、おう・・・」


 周囲にいたプレイヤーたちは震えながら頷いてついてきた。


 「そういえばお前名前なんていうんだ?」

 「ななです!ななって呼んでください!!」


 女の子・・・ななはすごい勢いで名前をなのった。


 「お、おう。ななか、よろしくな」

 「いえいえです!杖を取り返えしてくれてありがとうです!」

 「まだ返ってきてはないけどな」


 まあPvPの設定で設定をしてから相手にあったらその場で手元にアイテムが現れるので逃げられないのだ。相手が逃げてもリスボーンしてから1分経つと自動に勝った人のもとへ行く。その間売れもしないし、破壊も不可能だ。


 「お、手元にきた。てことは逃げたか。」

 「おい、これを鑑定してくれ。ちなみに持ち主がななってなっていたらこの子のだ」

 「お、おう。」


 初心者のワンド

  攻撃力+6

  持ち主:なな


 「おい、ほんとだ!ななってなってるぞ!てことはあいつら逃げだしたあげくアイテムを奪おうとしたのか許せねえな」

 「まあ、こういうやつもいるからな。見ていた奴らできれば掲示板で晒すなりGMに報告したりしてくれ。そうすれば最悪アカウント削除されるからなよろしく頼むよ」

 「おう!任せとけ」


 鑑定してくれた人はとてもノリがいいようだ。

 それにしても初心者を陥れるとはよくやったもんだ。


 「ほいなな、これはお前の物だろ?」

 「ありがとうです!!」


 ななは嬉しそうにぴょんぴょん跳ねている。

 かわいいやつだなこいつ。


 「じゃあ俺はもうログアウトするからじゃあな」

 「あ、まってください。フレンド登録お願いします」

 「ああ、そのくらいいいよ」


 俺はななとフレンド登録をした。


 「じゃあな!」

 「はい!ありがとうございました」


 なんだ、普通にありがとうございました言えるやん。

 俺はそう思いつつログアウトした。

読んでくださいありがとうございます。


早速ですがネタ切れですwww

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