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初めてのフィールド

遅くなりすいません


これからは遅くても2日に1話は投稿したいと思います


日間ランキング15位でした


ありがとうございます!!


これからもよろしくお願いします


ではどうぞ!!

 朝起きたらなぜか妹が隣で寝ていた。しかも薄着だ。タンクトップに短パン、非常に目のやり場に困る。

 自慢ではないが妹のゆなはかなりの美人だ。黒髪のロングで身長はやや高めの163㎝、しかも中3とは思えないほど凶器を持っている。腰からお尻にかけてのくびれもなかなかのものだ。

 性格は元気で活発な体育会系だ。男女問わずの人気者で学校では生徒会長をやっている。致命的な点はブラコンなとこと、スキンシップが俺に対してだけ過度なことだ。

 

 そんなゆなのタンクトップで強調された胸、短パンから覗く引き締まったきれいな足、これは俺の理性を崩壊させにきている。

 普通の兄妹なら大丈夫なのだろうが、ゆなは孤児院から養子に迎えた子なので血のつながりはなく、俺と結婚もできる。

 だが妹のブラコンと恋愛的な感情は俺は別だと思っている。なのでここは血が下半身に流れようとするのを必死に我慢し、俺はゆなをおこさないようにそっとベッドをでた。


 制服に着替え洗濯をすまし、エプロンをつけて朝食を作っていると2階からドタドタと階段を下りるおとが聞こえてきた。


 「おはよー、お兄ちゃん」

 「おはよう、ゆな。寝るときはちゃんと自分の部屋で寝ろよな。あと7月だからって油断してるとかぜひくぞ」

 「はーい!じゃあ着替えてくるね」


 ゆなはあまり反省してないようで笑いながら着替えにいった。まあかわいいから許そう。

 なんだかんだで俺もシスコンなのだろう。


 学校が終わり俺は家へ帰った俺は部屋着に着替えてから、AWOにログインした。


 「よし、今日はフィールドに出るか。その前に、こいシャル」


 目の前に魔法陣が現れ光と同時にシャルが現れた。


 「なあ、シャル。もう少し小さくなれないのか?これからここを出るから外だと目立つだろう」


 シャルは体長4メートルもある。こんなのを初心者の町で連れて歩いていたら目立ってしまうし、通行の邪魔になるだろう。


 「確かに主の言う通りじゃな。少し小さくなるかのう」

 「よろしく頼むよ」


 そういうとシャルはみるみる小さくなり子犬ほどのサイズになった。


 「おまっ、それめちゃくちゃ可愛いじゃないか!!」


 見事なサイズのもふもふだ。鋭かった目つきは愛くるしい瞳へと変わり、鋭くとがった爪も体のサイズに合わせて短くなりとてもかわいい。もふもふしたくなる!

 もうシャルこのままのサイズでいい気がする。


 俺は手をワキワキさせながらシャルを抱っこし思いっきしもふもふした。


 「なぁ!!主そこはダメなのじゃ!やめるのじゃぁぁぁぁぁ」


 シャルは悲鳴をあげながら抵抗したが俺は手を緩めることなくもふもふしたらたぁといきなり脱力してしまった。

 ・・・なにかやばいことをしてしまったのかな?もしかしてシャルってメス?


 「な、なあシャル。もしかしてお前メスなのか?」

 「もちろんじゃ!乙女の体を蹂躙しおって」

 「ご、ごめん。気を付けるよ」


 やらかしたぁぁぁぁ。まさかモンスターや動物のステータスには性別が表示されないのか・・・、気を付けよう。そして運営へ改善を求めるか。

 そう思い俺は運営へメールを送った。


 「お、おしシャル演習場からでてギルドへ登録してフィールドへでるぞ」

 「主は鬼じゃぁ」


 子犬の姿でそんなことを言われてもときめかないからな!かわいいはかわいいけどな。


 俺は演習場をでてそのまま受付で冒険者登録をした。

 ランクはSからFまであり、依頼をこなした回数、そして臨時のギルドからの依頼やモンスターの素材買取などでランクが上がる。ちなみに問題を起こしたりすると除名やランクダウンなどの処分があり、Bランクから上に上がろうと思うとSからBまで昇格試験があるようだ。

 まあランクについては普通にプレイしてけばあがるだろう。


 ちなみにシャルは子犬サイズで足元をついてきていたが途中ではぐれそうなので抱っこしていた。


 「シャルは子犬サイズだからギルドとか人が多いとこははぐれやすいな」

 「仕方ないのじゃ。後ろからついていくとみな足元をみてなくて踏まれそうになるのじゃ」

 「それもそれで大変だな」


 そんなこんなで町をでてフィールドに向かった。初心者の町付近のフィールドは森と草原で構成されている。

 

 「んー、やっぱこのゲームサーバ別で人数制限はされているけどそんでも100万人いるからなぁ。絶対もう少し減らすか最初の販売で抽選にして、人数減らせばよかったのにな」

 「そんなことを言ってもしょうがないじゃろ、主よ」


 何気にこいつゲームだということを理解してやがる。さすがユニークモンスターてところかな。

 でもやっぱ人数おおいな。フィールドを見渡しているとモンスターがポップした瞬間よってたかって攻撃している。

 100万人いるだけあって初心者の町もでかく、あたりのフィールドも広いがリポップが追い付いていない。

 ・・・うん。少し奥へ行こう。


 人がいなさそうな森の奥のほうへ進んでいると戦闘音が聞こえてきた。


 「主よ、あそこで人が戦闘をしておるぞ」

 「ああ、そうだな。相手はゴブリンが3匹か」


 ゴブリン Level:3

 ゴブリン Level:3

 ゴブリン Level:2 


 最初のほうだけあってレベルは低いな。プレイヤーは6人のフルパーティーだし苦戦する相手でもないな。

 そして進んでいくと分かったことだが、鑑定は生物などは鑑定してもなにもでないようだ。アイテム系はいろいろでるのでアイテム専用みたいだ。

 あと初心者の町周りの森と草原はゴブリンとウルフ、ラビットなどがでるようだ。


 「んー、なんか弱いモンスターばっかだな」

 「仕方ないのじゃ。最初のほうはこんなもんじゃ」


 そんな会話をしているとウルフが4匹向かってきたので銃で撃ち倒した。


 ・・・手ごたえなさすぎるだろ。もうこれフィールドボス倒して次の町行ったほうがいいかもしれん。

 あと、街に帰ったら銃のマガジンを入れるための物を買っておこう。10発しか打てないのですぐリロードがくるからいちいちアイテムボックスをあさっているようじゃめんどくさいし、時間がかかる。


 そう思いまずは、買い物をしに行こうと初心者の町へ戻ろうとすると森の奥のほうから悲鳴が聞こえてきた。


 「きゃー、それ以上こっちにくるなー」


 仕方ない助けるか。俺はそう思い森の奥のほうへ走っていった。

次回は悲鳴を上げている子を助けるところからです!!


次回もお楽しみに!!

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