ステータス・スキル慣らし
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これからも投稿していくので感想やレビューお待ちしてます
ログアウトしてから1時間ほどお風呂に入り、妹と夕食を食べリビングでお茶を飲んでいた。
ちなみにうちの家族は父親と母親と妹、俺の4人家族だ。だが現在、父親と母親は海外へ出張中のため俺と妹の2人暮らしだ。
「お兄ちゃんAWOやってる?」
「もちろんやってるよ」
「やっぱり!種族何にした?」
「秘密だよ。知りたかったら見つけてみな」
「もー、ケチ」
妹は不機嫌そうに膨れてぷいっとそっぽ向いてしまった。
「まあ容姿はほとんど変わらないから見つけやすいと思うよ?」
「むー、しかあないなぁ」
妹にそういうと許してくれたようだ。妹は俺が言うのもなんだが、ブラコンだから非常にちょろいのだ。
「食器洗ってからまたログインするからゆなも頑張れよ」
「えへへ、ありがとう。お兄ちゃん」
妹はそういうと嬉しそうにはにかみながら部屋へ戻っていった。うん。やはりちょろいな。
さて、俺も食器洗ったらまたログインしますか。
食器を洗い終わり俺はフルダイブ型VRゲーム機を被りログインする。
『World Open』
一瞬フラッシュした後ギルドの演習場に立っていた。
周りには誰もいないな。ならちょうどいいか、ここで魔法と身体能力の確認でもするか。
まずは、召喚魔法からいくか。シャルがいれば相手もしてくれるだろう。
(こいシャル!)
心の中でシャルの名前を呼ぶと目の前に魔法陣が床に現れ、シャルが召喚された。
相変わらずこいつでかいなぁ。
「呼んだか、主よ」
「ああ、シャルと戦って召喚獣にした時の影響でレベルが上り、ステータスも上がったから確認しようと思ってな」
「いいぞ、主よ。レベル50にしてはなかなかえげつないステータスをしておるな。だがスキルはつりあってはおらんようじゃな。そのレベルだと熟練度オール5は欲しいとこじゃ」
「まあレベルだけ上がってもスキルは使わないと上がらないからな」
感覚で反応できただけだしな、スキルなんてほとんど使っていなかったしな。こうなるなら様子見でもう少し使っとくべきだったか・・・。
まあ、そんな余裕はなかったのだが。
「なら主よ、我と戦いながらスキルを上げていこう。今の主じゃ急にステータスが上がりすぎて満足に力を発揮できんじゃろうからのう。調整もかねて一石二鳥というわけじゃ」
「いやいや、ステータスの差がありすぎて一瞬で終わるわ!」
「大丈夫じゃよ、ちゃんと手加減をするからのう」
・・・そういう問題なのかよ。まあ、やってみるか。
「決めたようじゃな。よしこの空間を暗くし、我は主に攻撃をする。それを主は全力で防ぎ、反撃をするんじゃ。じゃあいくぞ」
おいおい急にかよ。しかたないやってやる。
かれこれ4時間くらいだろうか、ずっとシャルの攻撃を防ぎつつ反撃を繰り返している。
反撃しても当たらないし、どんどん加速してくわ嫌になってくぜ。
「ふう、これくらいでよいじゃろう。ステータスを確認してみてはどうじゃ?主よ」
「そうだな、確認してみよう」
そう言われ俺はステータスを開いた。
名前:黒
性別:男
種類:悪魔(進化可能)
Level:50
MP:750
HP:750
スタミナ:570
STR:620
DEX:680
DEF:680
AGI:630
INT:700
MND:610
LUK:80
スキル:闇魔法7、召喚魔法2、飛行6、銃9、鑑定5、魔力操作9、気配察知10、魔力察知10
暗視10、身体強化6
称号:豪運、闇に染まり者、強者に認められし、魔狼の飼い主
召喚獣:魔狼フェンリル(シャル)
スキルポイント:68
やっぱり使った分だけ上がっていくのか。それにしても格上との戦いだけあってスキルレベルが上がりやすいな。
「だいぶ慣れたし、よく使ったスキルはカンストしてたし、サンキューなシャル」
「主の頼みとあらばお安い御用なのじゃ」
「それじゃあそろそろログアウトするからまた明日な」
俺はそうシャルに伝えログアウトした。
それにしてもだいぶ慣れたしシャルさまさまだな。明日はフィールドにでてみるか。
そう思いつつ、俺はそのまま寝てしまった。
次回はフィールドに出る予定です!