サービス開始
遅れてすいません。
日間ランキングのVRゲームで44位を記録しました。
ありがとうございます!!
これからもよろしくお願いします。
「おいおい、ついに開始だぜ?もうキャラは作ったか?」
朝からまた銀が俺に話かけてきた。
・・・なんだこいつ、俺以外に友達がいないのか?いやだめだ、こいつは彼女がいる。ちっ、リア充めぇぇぇぇ。爆発すればいいのに。いや、火あぶりにして・・・。
んんっ、まあこんなのはおいといて。今日の17時からかぁ、楽しみだな。チートみたいな種族になったし、早くやりたいね。
「当たり前だろ?作り終わったよ」
「おお!種族何にした?」
「秘密って言ったろ?知りたかったら探しな」
まったく、こいつは昨日言ったことも忘れたのか。あれか、彼女にのろけすぎて脳が死んだか。まあそんなんで死んだら地球の人口が大変なことになってるが。
銀には見つけるのに苦労してもらわないとな。リア充め・・・。
まあ、あっちには見つからなくてもこっちからあいつは見つけられるだろう。何てったってベータテスターだからな。
そんなこんなしてると学校も終わりに近づきクラスの大半の奴らがそわそわしている。
あいつらもAWOやる奴らだな。わかりやすいな。でもクラスの大半の奴がやるとはさすがに人気が高いだけはあるな。
まあ俺も早くやりたいのだが。
ついに学校も終わり俺は家へ急いで帰った。
急いでゲーム機の電源を入れる。家に帰ってきたのが16時なのであと、1時間の余裕がある。その間に軽い食事をとっておこう。
そう思い俺はサンドウィッチを作り食べた。
16:58
サービス開始まであと2分となった。俺はラフな格好に着替えゲーム機を被った。
あらかじめ電源は入れてあるので、ログインだけする。
『World Open』
ログインするための言葉をつぶやくと一瞬フラッシュした後、最初と同じ黒い空間にたってい。
そして前回と違うところは、目の前に大きなデジタルクロックがあることだ。
1:30
なるほど。あと1分30秒か、ずいぶんご丁寧なカウントダウンだな。
残りの時間をステータスを確認して過ごしていると、残り5秒をきった。
5・4・3・2・1・0ーーー正式サービスを開始します。
やっとゲーム開始か。さっそく町へ転移するのか?と思っていると目の前に金髪の美少女が現れた。
腰まであるきれいな金髪に、髪と同じ色の瞳。真っ赤な唇に、ほんのりピンク色にそまった頬がとてもかわいい。
そう思っていると美少女が話しかけてきた。
「ようこそ“Another World Online”へ」
ニコっとかわいく微笑み、周りには光が差していた。
AIか、さすがだな。美少女だしセンスがいいな。
「スキルポイントを使ってスキルを習得できます。またレベルアップ時やイベント報酬などでももらえます。ここでポイントを使ってスキルを習得しますか?」
「ああ、ここで習得していく」
「ではウインドウから選んでください」
美少女がそういうと目の前にスキル習得ウインドウが現れた。
何にしような。まずは武器を選ぶか。
剣、弓、銃、棒がありここから色々な武器へ派生していく。1つ5ポイントだ。
器用値が高いから銃にするか。二丁拳銃とかスナイパーライフルとかかっこいいし。
魔法はそうだな・・・2つあるし今はいらないか。必要になったときに習得しよう。
あとは、鑑定と、魔力操作、気配察知、魔力察知、暗視をとった。
鑑定と魔力操作、暗視が5ポイント、気配察知と魔力察知は6ポイントであった。
合計で32ポイントで残りが18ポイントになった。
<NEW>銃、鑑定、魔力操作、気配察知、魔力察知、暗視を獲得しました。
魔力操作は魔法を使う上で必須らしいので取っておいた。
気配察知、魔力察知はPK対策のためだ。
スキルを取ったところで俺のステータスはこんな感じだ。
名前:黒
性別:男
種類:悪魔
Level:1
HP:150
スタミナ:70
STR:120
DEX:180
DEF:120
AGI:130
INT:200
MND:110
LUK:80
スキル:闇魔法、召喚魔法、飛行、銃、鑑定、魔力操作、気配察知、魔力察知、暗視
称号:豪運、闇に染まり者
スキルポイント:18
Level1にしてはだいぶ強い気がするが、弱いよりはいいであろう。
「これでよろしいでしょうか?」
スキルを取った後に美少女が確認をしてくる。
「ああ、大丈夫だ」
「では、はじまりの町へ転移いたします。チュートリアルはギルドで受けられるので、そちらをご利用ください。では幸運を」
美少女がそういい消えていった。
あぁ、かわいかったな・・・。
画面がフラッシュし、俺ははじまりの町へ転移された。
毎回毎回文字数少なくて申し訳ないです。
次の話ははじまりの町になります。
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