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キャラクター作成

今回はキャラクターの作成です!


三件のブックマークいただきました!


ブックマークしてくださった方これからもよろしくお願いします!!


2018/02/6に容姿の選択を追加しました。


日間VRゲームでランキング52位を記録しました。

 家に帰った俺はさっそくフルダイブ型VRゲーム機“リアル”を起動させた。

 フルダイブ型VRゲーム機は、発売当初は人が入ってプレイするものだったが、今は小型化されてヘッドホンにゴーグルが付いたような設計となっている。カラーは、正規品で黒と赤がありそのほかのカラーはすべて特注になっくる。ちなみに俺は黒だ。


 「さてさて、AWOのインストールはおわってるかな?おっ、終わってる。今日の朝購入してインストールかけといたから心配だったわ。」


 ちなみに長い人だと二日かかるらしい。

 

 俺は制服からラフな部屋着に着替えさっそくキャラを作ることにした。


 『World(ワールド) Open(オープン)


 ログインするためのワードをつぶやくと画面が一瞬フラッシュし、次の瞬間黒い真っ暗な空間に立っていた。

 手を握ったり閉じたり、跳んでみたりした。


 「おお、すげえ。感覚めちゃくちゃリアルだな。今までで一番だな」


 そんなことをしていると急に女性のきれいな声が聞こえてた。


 『名前を入力してください』


 空中にキーボードは現れたので名前を入力する。


 「“黒”と」


 本名と同じにしとく。まあ、ありきたりだし知り合いにはそうそう会わないであろう。


 『キャラクターを作成します。まずは種族を選択して下さい』


 「次はキャラクターか」


 空中にキャラ選択ウインドウが現れた。

 選択できる種族は、“人間”、“エルフ”、“獣人”、二つの種族をかけ合わした“ハーフ”そして“シークレット”2種があり、これは種族選択にあるランダムを選択すると超低確率であたるらしい。公式発表では小数点以下が10桁以上あり、このゲームはキャラ一つしか作れないため一発のかけである。


 種族それぞれの特徴はこんな感じだ。

  ・人間はすべてのステータスが平均値だが万能タイプ

  ・エルフは魔法と弓に強く森での戦闘が強い。ステータスが低め

  ・獣人はランダムで種が決まり全部で10種あるらしい。ちなみに身体能力が高く魔法が苦手

  ・シークレットは不明


 んー、シークレットが二種類あるしゲームだからかけてみようかな。


 「ランダムでお願いします」

 「決定後は変更できませんがよろしいですか?」

 「大丈夫だよ」


 そう返事をするといきなり目の前に大きなガラポン抽選機とスタートボタンが現れた。

 ・・・これを押せってことか。

 スターボタンを押すとガラポン抽選機が自動で回りはじめ、スタートボタンがストップボタンに変わった。

 ・・・これを押して止めるのか。押して止めると黒い球がでてきた。


 「種族はシークレットの“悪魔”に決定しました」

 「え、悪魔?まじかよ・・・」


 どうやらシークレットの一種の“悪魔”に決定したようだ。まさか超低確率を引き当てるとは思わなかったな。これなら期待できそうだな。


「容姿の選択に移ります。容姿は決定後課金や、アイテムでしか変更できないので注意してください」


 目の前に容姿変更のウインドウが現れた。 

 なるほど。課金システムもあるのか。

 それにしても容姿はどうしようか。なるべくリアルに体系は近づけて、髪型と目をいじるか。

 フルダイブ型VRゲームはリアルより体系がかけ離れているほど扱いにくくなる。なので基本的にVRゲームをやっている人たちはリアルの体型に近い。まあ胸とはあれだが・・・。

 よくあるのはゲーム内女性プレイヤーと知り合ってリアルで会ってみたら、体型が全く違って男性陣はがっかりしたという話だ。まあ女性の体型もファンタジーということだ。


 俺はウインドウの髪型の欄をタップしカラーを黒にし、髪の長さを腰の長さにした。目の色は左目を赤紫、右目を青にした。

 これで良しと。うむ、我ながら女の子っぽい。

 俺のリアルの容姿は黒髪ショートヘアの身長145㎝だ。

 ちなみに友人や家族曰く、“初対面ならお前は間違いなく女の子にみえる”とのことだ。顔立ちが中性なのとショートヘア、身長が低いことがあってそう見えるようだ。

 何気に自分でも気に入っている。女装させられた時は似合いすぎて自分でも女の子だと思ってしまった。


 さて、これでいいのでOKボタンを押す。


 「名前は“黒”、種族は“悪魔”、性別は“男”でよろしいですか?」


 女性のきれいな声が確認をしてきた。

 性別は通常では変えられない。個人的事情で変えたい場合は運営に内容を送り、承認を受ければ変えられるようになっている。


 「大丈夫だよ」


 何も問題がなかったのでそう返答した。

 

 「ではステータスを表示します」


 そう女性のきれいな声が言うと目の前にステータスウィンドウが表示された。


 名前:黒

  性別:男

  種族:悪魔

  Level:1

  MP:250

  HP:150

  スタミナ:70

  STR:120

  DEX:180

  DEF:120

  AGI:130

  INT:200

  MND:110

  LUK:80

  スキル:闇魔法、召喚魔法、飛行

  称号:豪運、闇に染まり者

  スキルポイント:50


 ・・・まじか、ステータス高すぎだろ。最初からスキルと称号もあるし。

 最初のステータスは掲示板を見た限りでは最大でも20だったので、INTは10倍あるってことになる。それに初期状態ではスキル、称号ともになしの状態が多いようなのでやはりシークレットは当たりなのだろう。

 スキルポイントはポイントを消費してスキルが獲得できる。


 さて、スキルポイントはゲーム開始時からしか使えないし今日はこの辺でログアウトするか。

 俺はそのままログアウトしていった。


 

 「いやいやー、まさか悪魔を引き当てる人がいたなんてね。もう一つのシークレットよりあたりにくいのだけどなぁ。まあ面白そうだからいいか。これからが楽しみだ」

 

さっそく主人公のチートなところが出てきましたね。


これからの展開にも注目です。


最後の人物は誰なのでしょう・・・?


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