前書き……というか36のパターン
ジョルジュ・ポンティという、恐らくであるがフランス人の学者が『物語のパターンは36しかない』と言うので、私がそのパターンを一つの小説で書き尽くしてやろう、という試みである、これは。よって、何話という各話題名の後に、数字を書いておくので、それは以下のパターンの数字の要素が入っているということなので、気をつけて欲しい。私はこれを合計100話で作りたいのであるが、1をこの説明、2を登場人物の紹介ということで、割り振りたいので、あと98話で、36のパターンを書き尽くさなくてはいけないことになる。
1 哀願
2 救助
3 復讐
4 近親間の復讐
5 逃走(追跡)
6 苦難
7 残酷な又は不幸な渦に巻き込まれる場合
8 反抗(謀反)
9 戦い(不適な争い、大胆な企図)
10 誘拐
11 不審な人物または問題(謎)
12 目的への努力(獲得)
13 近親間の憎悪
14 近親間の争い
15 姦通から生ずる残虐
16 精神錯乱
17 運命的な手ぬかり(浅慮)
18 知らずに犯す愛欲の罪
19 知らずに犯す近親者の殺傷
20 理想のための自己犠牲
21 近親者のための自己犠牲
22 情熱のための犠牲
23 愛する者を犠牲にする場合
24 三角関係
25 姦通
26 不倫な恋愛関係
27 愛する者の不名誉の発見
28 愛人との間に横たわる障害
29 敵を愛する場合
30 大望(野心)
31 神に背く争い
32 誤った嫉妬
33 誤った判断
34 悔恨
35 失われた者の探索と発見
36 愛する者の消失




