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青空の花  作者: 初雪花
2/5

第2幕 ◇ 夢か


  九月(くがつ)から開学(かいがく)後、私はもう台湾(たいわん)藝術(げいじゅつ)大学、『希藝(シイイー) 大學(ダーシュエ)』の美術系(びじゅつけい)一年生です。


  大学の図書館(としょかん)で、椅子を座れ、(つくえ)の上に私は絵を描く。画中の人は、(じゅ)の下で立っている。周りの青い花は、彼のそばで飛んでいた...美しくて......(ゆめ)みたいの情景(じょうけい)。そして、夢みたいに消えた人。私は、そんな彼の表情(ひょうじょう)()くできない。想像(そうぞう)以上に彼のこと気にして、ただこの手で『 (すべ)ての愛 』を表現(ひょうげん)してものは......全然(ぜんぜん)足りない。


  私は...()を見て、彼の(みじか)(かみ)は黒くて、横顔(よこがお)は......(はな)も、(くちびる)も、(まゆ)もだいぶ描いた。でも樹を見つめてる、そんな彼の()は......どうしても描いてできません。


  「はぁー」思わず長い息が出た。



  * 愛しい人【いとしいひと】


  * 恋【こい】


  * 夢【ゆめ】



  最後(さいご)に、私は画の下に日本語(にほんご)で私の思いを書きます。


  (いま)思えば、おかしい(こと)がある。八月(はちがつ)、台湾人の私は、日本で、初めて彼に会ったとき......。


  ( ......(なん)て消えちゃった? )


  あの(とき)、強い風が突然(とつぜん)起こす......(すな)が私の目に(はい)った。(つぎ)に目の(ひら)瞬間(しゅんかん)、もう誰もいない。


  「え?消えちゃった!?」びっくりしたの私は、そのとき言って。


  ( ......どこへ消えたの? )


  (さが)してみるも......彼はどこにもいない、夢みたいな青い花も、彼と消えた......。私はそのまま、ただ一人(ひとり)でその場所(ばしょ)から親戚(しんせき)(いえ)に帰ります。



  * 幻像【げんぞう】



  私も画の下に幻想(げんそう)みたいな単語を書きました。


  ( ......ただの夢か? )


  私はスケッチブックを閉じた、そして、《日本単語N3 /日本單字N3》と《日本の歌を歌う~あなたはできる!/唱日本歌~你可以的!》本の下に()いて、そのままでテーブルの上に()ています。


  ( ......現実(げんじつ)じゃないか? )


  「()しも......この希望(きぼう)はいつか(かな)うならば......」そう思って。


  「 会えるといいな......」そう願って、意識(いしき)がどんどん黒いの世界に()んでいた。






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