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6.パーティーを組もう!

お疲れ様です!

僕個人的に出したかったモジモジ系可愛いキャラの女の子を書いていてニヤニヤしながら書いていました。笑

少しずつですが見てる人も増えてきて嬉しいばかりです!

これからも変わらずあげていくので、

誤字の指摘やコメント、評価、等々、お待ちしております!

よろしくお願いします!

 「よし……組もう!!」


 何が何だか分からないが、サイネリアも協力して欲しいとの事だし、少なからず、戦っていかないといけない事は分かっている。


 ならここは見るからにお人好しで、悪そうな感じもしないし、紗雪とパーティーを組むべきだろ。


 何より紗雪こやつも又………可愛い!


 すると、そんな無鉄砲な俺の発言に対して、イラッとしているサイネリアが、


 「紗雪、少し時間をいいかな?」


 そう言って、俺にしゃがむ様促し、小声で耳打ちをしてくる。


 「おい、アツシ!そんな勢いで決めていいわけがないに決まってるだろ!本当にこの子が信用できる保証なんてないだろ。それなのにいきなりパーティーなんて危なすぎないか?」


 「そうは言えど、これから俺達はまだ見ぬ敵?とやらに戦いを挑むわけなら、仲間がいた方がいいじゃないか!それにどう見ても悪い感じがしないだろ紗雪は。」


 「本当にそうか〜?」


 そう言って二人で顔を合わせ、紗雪の方を見てみるとこっちの方をモジモジしながら、覗いてきている。


 「確かに。」


 少し笑っているサイネリア。


 「パーティーってのは何となく分かってるが、チームみたいなもんだろ。逆にサイネリアがどれ程この世界について、詳しいか分からないが、居ても損な話ではないだろう。」


 「それも確かに。説明できてなかったが、私も又この世界の事に詳しいわけではないしな…」


 どんどん丸め込まれるサイネリア。


 「だろ?だからこの紗雪は絶対に仲間に入れるべきだ!」


 セールスの押し問答の様に、華麗に攻め立て、強気に出る。


 内心はこの状況が楽しいのと、可愛い紗雪も仲間になって、より楽しい冒険ライフを送ろうとしたい気持ちで一杯なのだ。


 「そこまで言うなら良いだろう。ただし約束として、紗雪の前ではあまり他世界から来た事や、私たちの過去の話などは、余りしない事。それに紗雪がもし裏切る様な事があれば、たとえ仲間だったとしても、その時は迷わず戦う事は約束して欲しい。」


 「分かった!」


 返事と共に強く頷く俺。


 「よし!紗雪。俺たちもまだパーティーでも何でもないが、パーティーをここに居る三人で取り敢えず組む事にしよう。改めてよろしくな!」


 嬉しさで涙目になりながら、大喜びしている紗雪。


 「良いんですか!!本当にありがとうございます!私の事は何とでも呼んでください!よろしくお願いしますね、アツシさん、サイネリアちゃん!」


 そう言って、サイネリアの方を嬉しそうに見る紗雪。


 「少し鬱陶しいが、よろしくだ。紗雪と呼ばせてもらうぞ。」


 「そんなこと言わないでくだしゃぁいぃ。」


 涙目でサイネリアに飛びつく紗雪。


 紗雪がサイネリアに引っ付きながら聞いてくる。


 「お二人はどこで住まわれてるんですか?」


 早速、困った質問が来た。


 少しの静寂を切り裂き、サイネリアが機転をきかす。


 「それなのだが、私たちも西方の国から稼ぎも無く、ひたすらここまで来た身で困っている所なんだ。」


 「なら、この先にある町、《ニヴヘルム》と言う、国があるんですが、そこでパーティー申請をして、お金稼ぎをしましょう!」


 よくやったぞ!サイネリア!


 早速来た難関も難なく乗りこなして、三人でニヴヘルムに向かう事にし、向かう途中で俺たちの話にならない様、紗雪がなぜパーティーメンバーを探していたのか、などを聞きながら向かう事にして、改めてニヴヘルムに向かい、歩き出した三人だった。

エピソード1.2.3の誤字修正しました!

xにて沢山の方に関わらせていただき幸せな事ばかりです!

これからも頑張ります!

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― 新着の感想 ―
ようやく紗雪を仲間に入れる事が出来た アツシとサイネリア これから紗雪がどう喝やするのか? パーティーに入れた事は正しかったのか ワクワクします(^^)
ようやくニヴヘルム入りですね! なにが起こるのか楽しみです!
何も残せず、何も求めず——そんな主人公・篤の“空白の人生”に突如として振り下ろされる、運命のハンマー。その重みと衝撃が、本作の根幹にある「再生と破壊の美学」を際立たせていると感じました。 本作の筆致は…
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