4.右手の紋章と能力
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「ナンダコレ。」
手の甲の紋章を見て、驚いて変な声が出る。
禍々しい形で悪魔の顔をした紋章だ。
「気づいていなかったのかい!!」
アツシの鈍感さに思わずツッコミを入れるサイネリア。
「その紋章の形で使える魔法や能力が変わる物なのだが、最近では時が立ち紋章がない無能力な物も増えてきている。」
「なるほどな。ならサイネリアの言う通りなら、俺には能力があるってことになるんだよな?」
「その通り。」
能力があると聞きテンションが上がるアツシ。
「そんなもん試しに使うしかないよな!」
サイネリアはアツシな質問に意気揚々と答える。
「試しに能力を使ってみてみるか!」
少しはしゃぎ気味に横にある木に二人で近づく。
「サイネリアは俺の能力はわかんないのか?」
「アツシのその紋章は見たことがない。試しにその木を思っ切りぶん殴ってみろ!」
強めの口調で、笑いながら言ってくる。
何かを企んでニヤニヤしているサイネリア。
そんなこんなで木の腹に向かって本気で殴ってみる。
「うぅぉぉぁぁぉおりゃぁぁ!!!!」
ラスボスを倒すほどの気迫で声を出す。
“ゴツッ“
鈍い音と共に辺りは静かさで包まれる。
「いっ………いっっ……いってぇぇぇ!!」
腹から本気の声を出し、ぶん殴ってみたが、木を傷つけるどころか自分の右手の拳を痛めた。
「アーーッハッハァ!あー本当にアホだなアツシは。」
右手を押さえ込む俺を見て、腹が捩れるぐらい大爆笑しているサイネリア。
「やばいサイネリア……笑い事じゃないぐらい……痛い」
切に伝えるアツシ。
「どれどれ、右手をこっちに貸してくれ。」
笑いすぎて涙目になってるサイネリアに手を見せると、優しく手を被せる。
「え!?」
驚く事に、アツシほ傷が一瞬で消えて痛みも全く無くなった。
「え…何だよ今のは。痛みどころか、傷も何もかも無くなったぞ?」
「よくぞ聞いてくれた!これが私の能力なんだ。大抵の傷や痛みなら、治せる便利な能力なんだ。」
待ってましたと言わんばかりに答えるサイネリア。
「ならサイネリアがいたら怪我することはないってことか!?」
「傷や痛みだけは治せるが、呪いの類は治せない。大事な事だからちゃんと覚えておいてくれ。」
「すげぇー能力なんだな!仲間としては最高に心強いじゃないかよ、サイネリア!」
サイネリアの能力に興奮気味のアツシ。
「ただし、私の能力は攻撃要素は“特定の敵“以外は全くないから、相手によってはフルサポートに回ることしかできない。」
「そんなこと気にすることじゃないだろ!サイネリアが戦えないなら代わりに俺が戦えば良いわけだろ!」
そう言うと少し頬を赤らめて恥ずかしそうにするサイネリア。
「そんなことはいいから、まずはアツシの能力をちゃんと見てみよう。もう一度右手を木に向けろ!能力を出すには主にイメージが必要なんだ。」
丁寧な説明をしてくれるサイネリア。
「アツシは右手に能力があるから、右手に全ての力の流れを流すイメージをしてみてほしい。」
言われた通り木に向き、右手を向ける。
「一度深呼吸をしてみよう。目を瞑り、心を無にして。ひたすら右手に気?と言うのか、力の流れを流す様イメージをしてみて!」
言われた通りにする。
すると右手の甲の紋章がうっすら光始める。
「す、すげぇ、何だこれ。」
「そのまま思っ切り、木を殴ってみろ!!」
サイネリアが強く言う。
「おりゃぁぁ!!」
木に対して本気で振りかぶって、殴る。
“ドォォッゴォンンンッッ“
すごい勢いの爆風と共に、目の前から木どころか木の後ろの地面を抉る様に消し飛ばしていた。それと同時に右手に電気が走る感覚が分かる。
右手の紋章の光は消えて俺の右手の周りに電気が“ビリビリ“と流れている。
驚いた俺は、サイネリアに言う。
「な、なんか俺の能力めっちゃ強くね?」
今回どこで切ろうかと思って悩んだ結果ここで切る事にしました。
明日も投稿できる様頑張ります!!お願いします!