騎士を愛した王女は、呪いで振り子時計になった。
かつて王女だった16歳の少女は、騎士に叶わぬ恋をした。
そんな中、大国の好色な王の即妃にと請われた少女は、国を背負う立場でありながら『愛する騎士とずっと一緒に居たい。』と願ってしまった。
その代償として振り子時計にされてしまった彼女は人々の記憶から消える。騎士が息を引き取るまで人間には戻れない。
忘れられた王女は25年間、騎士の家で時を刻み続ける。
ある日、騎士の死で再び人間となった少女は騎士の息子である19歳の宮廷魔導士の青年と出会う。早くに母を亡くし、父も失った彼は、孤独の中で少女に救われる。
※12話完結。挿絵はチャットGPTで作成しています。
この作品はカクヨム、アルファポリスにも掲載しています。
【プロローグ】『恋』を刻む。その代償。
2025/06/27 20:13
(改)
【1】その時計は、僕の秘密を知っている。
2025/06/27 20:13
(改)
【2】君の時間が、僕の中で動き出す
2025/06/27 20:13
(改)
【3】浮かび上がる『彼女』の記憶。
2025/06/28 07:16
(改)
【4】25年前の微笑み。
2025/06/28 16:19
(改)
【5】父の恋、そして、僕の恋。
2025/06/28 18:26
(改)
【6】君の好きなもの。
2025/06/28 22:18
(改)
【7】初恋の騎士と、希望をくれた少年。
2025/06/29 14:24
(改)
【8】25年ぶりの誕生日。そして悪夢が来た。
2025/06/29 21:06
【9】忘れられた王女と、記憶を喰う悪魔。
2025/06/30 16:10
(改)
【10】君がいない世界に意味はない。
2025/06/30 23:56
(改)
【エピローグ】共に、時を刻む。
2025/07/01 19:35
(改)