第三十話 初夜
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「ああ、楽しかった!」
「そうですね、でも私は大変だったという気持ちが大きいですね」
「でも無事に終わって良かったよ」
結婚式が無事に終わり、俺たちは家に帰ってきた。
二次会もあったのだが、父上率いる酔っ払いどもに隠れてこっそりと抜けて来られた。
主役の俺たちがいないのはあまりよろしくないのだろうが、疲れた顔をしたキシリカを見た陛下の提案なので、特に問題ないだろう。
今はいつも2人と一緒に寝ているベッドの上で俺は茉莉奈に膝枕をしてもらっている。
その俺のお腹を枕にしてキシリカがくつろいでいる。
流石のキシリカでも今日はまだ寝ないらしい。
「それで今日はどっちが俺と一緒に寝るんだ?」
「今日は3人で寝るのよ。ちゃんと話し合ったんだから」
「えー!今日はしたい気分なのに」
キシリカと茉莉奈とはもうそういうことはやっているのだが、3人で寝るときにはしない決まりだ。
茉莉奈はともかく、キシリカが恥ずかしがるのでしないことになっている。
なので、3人で寝ると聞いて俺はショックを受けた。
「大丈夫ですよ。今日は2人で旦那様のお相手をしますから」
「え、良いの?」
「はい」
そう言って茉莉奈が軽くキスをしてくる。
それを受け入れながらもキシリカを見ると、真っ赤な顔をしながらも服を脱いで準備をしていた。
その姿に物凄く興奮する。
「キシリカもおいで」
「うん...」
キシリカともキスをする。
いつの間にか茉莉奈も服を脱いでおり、俺も脱がされていた。
茉莉奈はなぜか服を脱がせるのが上手なのだ。
「キシリカ、茉莉奈、これからももっと忙しくなるから2人には迷惑をかけるかもしれないけど、必ず幸せにするからな」
「あなたといると楽しいから迷惑なんて思わないわ。でも幸せにしてね」
「私も同じです。私が旦那様と会えたのは奇跡だと思います。なので私は何があってもこの幸せを離す気はありませんよ」
3人で他の人が聞いていたら恥ずかしい様なことを言い合う。
2人ともこんなことを言うタイプではないので、これが新婚マジックだろう。
そう考えていると、キシリカと茉莉奈の限界が来たのか、すごい目をして俺の体を触り始めたので俺もお返しに触り始める。
そうして俺たちの長い夜が始まった。
そして、詳しくは言えないが、今回は俺の最高記録を更新した。
◆◇◆◇
「2人ともおはよう」
「おはよう...」
「おはようございます」
流石に1人1回とはいかず、休憩を挟みながら何度もしてしまった。
お酒を飲みながらやったり、前にふざけて買ったエッチな服を2人に着てもらいながらしたので、今俺の目の前には酒瓶や服が散らかっている。
「盛り上がりすぎたね」
「そうですね、私が片付けておきます」
「俺も流石に手伝うよ。浄化魔法で匂いを消そう」
「お願いします。あ!ちょと...」
掃除を始めた茉莉奈だったが、裸で行うので俺はつい抱きしめてしまった。
だって、茉莉奈が動くたびに胸が揺れるんだもん。
そこまで大きくないのに不思議だ。
「今日は何もないだろう」
「そうですけど...」
「今日ぐらい欲に溺れても神様は許してくれるよ」
「旦那様は神様を信じてないでしょう。でも不思議と私も旦那様に甘えたくなって来ました」
さすが性欲が強い茉莉奈だ。
結局また2人で盛り上がってしまった。
ちなみに、キシリカはいつもならまだ寝ている時間なので、隣でやっていても起きなかった。
なので、こそっとキシリカの小さな胸を触っても怒られない。
茉莉奈と一回した後、茉莉奈は朝食を作りに台所に行ってしまったので、キシリカを抱き枕にもう一眠りすることにした。
キシリカは汗をかいているのかいつもと匂いが違うのだが、いい匂いなので鼻の奥まで吸ってしまう。
最近、匂いフェチに目覚めてしまっていると不安になるが、辞められる気がしない。
それから、いい匂いを嗅ぎながら俺はまた寝てしまった。
◆◇◆◇
キシリカと一緒に食堂に行くと、いつものように朝食が準備してあった。
でも、ほとんどが昨日の宴会の残りだったのが家庭的な茉莉奈らしい。
「茉莉奈、今日もありがとうな」
「本当、美味しいね」
「満足いただいて良かったです」
それにしても、さっきからキシリカと茉莉奈がいつもより可愛く見えてしまう。
これが新婚マジックなのか?
前世で勤めていた会社の先輩が、結婚した後は熱が冷めなくて大変だったと言っていた。
その話を聞いていた時は、興味がなかったので適当に聞き流したが、今では先輩が言っていたことがよく理解できる。
今でも2人を抱きしめたいと思ってしまう。
口一杯に食べ物を含むキシリカや、エプロン姿の茉莉奈が愛おしく思う。
「2人は今日何するのか決まっているのか?」
「ええ」
「私も決まっています」
「え?そうなの?」
今日は2人と1日中イチャイチャしようと思っていたのに。
ショックだ。
「私は今日、あなたと一緒にいると決めているわ」
「私もです。もう昼食も夕食も下準備をしたので、ずっと一緒にいられますよ」
「え?驚かさないでよ!」
どうやら2人とも俺と同じ考えだったようだ。
優しく俺に微笑んでくる。
そうして朝食を済ました俺たちは、また寝室に戻った。
一日中はできないと思っていたが、キシリカが持って来た謎の精力剤のおかげで大丈夫だった。
こうして俺たちの関係はより深く深まっていく。
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