間話 古賀茉莉奈
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私の名前は古賀茉莉奈。今はアルバイトで生計を立てている。
友達もいないし、家族もいない。
私が高校生の頃に仕事のやり過ぎで両親とも倒れてそのまま帰らない人となった。
いわゆるデスマーチによる過労死だ。
どっちもとあるゲームを開発したことにより、そのゲームが大ブームとなった。
なので仕事が大忙しとなり、家に帰らない日があることなど珍しくもなかった。
こう言ったら両親に悪いが逆に思い出が無かったためいなく無っても何も変わらない。
両親の資産はすごかったので私はお金持ちだ。
数少ない知人達には「可哀想...」や「大変だろう...」と言われるが私には他に悩みがある。
それは........
私の”性欲”がものすごく強いことだ!!!
そんな話をする友達がいないので比べるのは難しいがものすごく強いと私は思う。
多分男子中学生ぐらいある。
そう言った本などはお金だけはあるので片っ端に買った。
知識だけなら誰にも負けない。
知識だけなら...
恋人を作れば体験することはできるだろう。
しかし、友達がいないことから察することができると思うが、私はコミュニケーションが苦手である。
いつの間にか友達がいなくなっている。
そして私には理想の相手がいる。
私が好きなタイプは苦労人だ。
そういう人にわがままを言いながら私のお願いを聞いてほしい。
でもそんな都合の良い話などない。
神様、どうか私の理想の人を紹介してください。
そう無駄なことだと思いながらも神様に願う...
◆◇◆◇
突然だが、今私は異世界にいる。
こんなことが本当に起きるのだと混乱している中、目の前にいる男の人は丁寧いに説明してくれる。
なんでも彼は日本語を話すことができるらしい。
逆にいうと彼しか話せる人はいないと言う。
彼は私よりも年下に見えるが隣にいる女の子の相手をしながらも丁寧に説明してくれる。
しかし、他のことを考えながら説明を聞いていても話を完璧に記憶している自分がなんだか気持ち悪い。
こんなことできたことはない。
なんでもこれは才能という能力で誰にでもあることだと教えてくれた。
『俺がちゃんと元の世界に戻してあげるよ』
『戻れるのですか?』
そして日本に戻ることはできるらしい。
でも帰りたいとは思わない。
なぜなら彼からは私の大好きな苦労人の匂いがする。
この世界に残るのなら彼の側で働くことができるらしい。
それならばここで働いてあわよくば私の男にしよう。
隣に女の子がいるがここは異世界、妻も1人とは限らない。
ここでチャンスを逃すものか!!!
◆◇◆◇
私が異世界に来てから2週間が経った。
「旦那様おはようございます」
「ああ、おはよう」
最近は旦那様と言っても何も言われなくなった。
隣にいた女の子はキシリカ様と言って彼の婚約者だった。
しかし、プリンを作ってやったら子供のように喜んでいたので私を追い出すことはないだろう。
あとは旦那様から手を出してもらうだけだ。
最初はメイドなら誰にでも手を出すものだと思ったが全くそうでは無かった。
もう私から襲う...誘うしかない!!!
決意を固め今夜私は旦那様の寝室に行くのだった。
「あれ、今日はどうしたの?」
「ハァハァ、旦那様、キシリカ様に認めてもらったので良いですよね...」
初めての感想は.......明日も旦那様のところに行くと思う。
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