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異世界転移は簡単でした!  作者: 魔竜之介
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第九話 魔法鍛錬

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 朝起きると隣にはキシリカが寝ていた。

 これはキシリカの相手に疲れまくったので酒を浴びるように飲んだ時、ボソッと「添い寝してくれよ〜」と言ったらなぜか簡単に了承してくれたのだ。


 寝ていたと言ってもそういうことはしていない。記憶はほとんどないのだが俺もキシリカもちゃんと服を着ているので大丈夫だと思う。今ものすごく顔が近いけど...


 この国では身分が高いほど貞操関連については厳しいため、結婚するまで手を付けてはいけない。これは父上からうるさいほど教えられたので、気を付けている。

 別に手を付けても陛下が決めた婚約なので誰かに叱られることはないけど一応だ。嫌われたくないし。


 そう思いながらもキシリカが起きないうちにぎゅっと抱きしめる。

 そして、キシリカからでしか得られない栄養を補給する。昨日は1日中一緒にいたので距離が近づいたと思う。こんなことしても怒られない関係だ。


◆◇◆◇


 今日は異世界人がいないため魔法の練習をする。

 昨日は新しい仕事のせいでできなかったが、今までは毎日欠かさずやって来たのだ。俺が夢見ていた王宮筆頭魔導士になれなくても、いつ必要になるのかわからないため怠るわけにわいかない。


 魔法において大切なのは魔力量、魔力操作、そして魔法を使うイメージである。基本的にはこの3つで、ベテランの魔導士ほどこれを大切にする。


 まず魔力量だが、まず魔力とは人それぞれに使える限界量がある。

 上級魔導士などの称号はこの魔力量などで決まるので、多いほど強いとされている。

 俺は生まれつき上級魔導士に匹敵する魔力量があるが、普通の人は長い年月をかけて魔力量を増やし、上級魔導士に至るらしい。


 魔力量を増やす方法としては自分の限界まで魔法を使うしかない。

 魔力の使い方は数多くあるが、魔力を限界まで使うと気絶してしまうため大体の人は具合が悪くなったらやめる。

 この方法が1番効果があるのだが子供の頃は知らなかったため、俺は毎日気絶して実家のメイドを困らせていた。魔法が使える人が家にいないので使い方がわからなかったのだ。


 次に魔力操作だがこれを鍛えると魔法を使えるときに消費される魔力を節約することができたり、魔法自体のコントロールがしやすくなるのだ。

 それに魔法1つ撃つにしてもこだわり出すとキリが無く、魔法の速度、威力、強度など幅広く関わってくる。

 これは訓練するほど技術が上がるので、魔力量が少なくても強い魔導士は魔力操作が上手い。


 魔法操作は上手く使えるようにするには瞑想をする。

 瞑想は効率よく魔力を練ることができるので、ほとんどの魔導士が毎日していると聞いた。前にパワータイプで身体強化を駆使して殴って戦う魔道士が瞑想をしているところを見た時はびっくりした。

 逆に毎日していない魔術師は下に見られるほど瞑想とはめんどくさくはあるが、ポピュラーな鍛錬なのだ。


 俺は大体毎日30分ほどする。基本的にはすればするほど良いのだが、集中力が必要なので適当にしても意味がない。

 30分以上の瞑想は俺には無理だと諦め、このくらいにした。


 最後に魔法を使うイメージの鍛錬だがこれについてはこれといって決まったことはしない。

 なぜならどうしようもないからだ。


 俺は前世のアニメや漫画などを思い出して魔法を使うため大体の魔法は使うことができる。

 しかし、この世界にはそう言うものが無いためイメージできない魔道士がいる。


 使えない魔術師は「俺にはこんな魔法必要ない!」と言っているが負け犬の遠吠えだろう。

 そして逆に魔法のイメージが得意なものは変人が多い。金や女に興味がなくただ自分が好きな事をするためだけに魔法を極める人が多い。

 俺もたまに同類扱いされるが、金も女も大好きなので違う。


 それから1時間ほど魔法の鍛錬をしていると昼近くまで寝ていたキシリカが俺のところにやってきた。


「上級魔導士の鍛錬って思っていたほど地味なのね、もっとバンバン魔法を使うと期待していたのに」


「俺がそんなことしたら孤児院が吹っ飛んでいるぞ」


 魔力が少なくても魔法一発打てれば家を吹き飛ばすことができる。なので歴代の魔道士は魔法を発動しない魔力の使い方を研究してきた。

 ただ魔力を消費するだけでも鍛錬になる。


「眠り姫は今から剣の鍛錬でもするのか?」


「違うの、ランチは一緒に食べようと思って呼びに来たの...」


 そう言いながら顔は真っ赤だった。

昨日は普通にベッドで一緒に寝たのに、昼食を誘うのには照れている。恥ずかしがる理由が不明だ。

 それにいくら孤児院だから子供しかいないとしても寝巻きで庭に来ないでほしい。下着はつけないで寝る派のキシリカのアレがうっすらと浮かんでいる。


 いくら胸が小さいとしても子供が性に目覚めてしまうぞ。美人なんだから。


「わかった、一緒に食べよう。だけどまずは着替えような」


「そうね!」


 今日の分の鍛錬が終わったので昼からはキシリカとイチャイチャしようかな。

 仕事をしなくてもこれは大切なことだと自分に言い訳をする。

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@doragon_narou8で検索したら出ると思います。名前はドラゴン之介です。

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