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優しくいじめてほしい

作者: 二人目

冬の朝は、何処となく白くて、好き。


此処は何処だろう。柔くて心地いい。だけど歩きづらいね。



伝わらなくてもいいのにね。解析する人なんていなくても、記録が残ればいいのにね。──そんな寂しい事言わないでよ。終わってしまった事に対して、君が前向きなのは知ってるけど、僕は、剥製じゃ満足できないよ。君の温かい血が欲しい。


乾いた。楽しい思い出が浮かぶ。寂しいかと思ったけど、そうでもなかった。──じゃあなんで、寂しいなんて言葉が浮かんだの?──きっと、何時も、寂しがってるから。──今が寂しくないなら、何も欲せないね。




夏は何時も泳いでる。こんな風に。


やりたいことはあるはずなんですよ。でも僕は極端でね、なんか。時間を無駄にしたくないと思うとよく考える、無駄じゃない時間なんてない。でもそれじゃ何も出来ないから色々やってみる。夢はないから。でも結局それは。だから全部無駄なら死ねばいい。先生だから言いますけどね、僕は本当に極端で、正義の味方に憧れたり泥棒になったり、もうわかんなくてね、煙草も吸うし。みんな殺したいと思う時もあれば、一人が寂しくて仕方ない時もある。でも親だけは許せない。本当は分からない。でも親が嫌いじゃない時はつまらない。ストレスは大事だから。でも僕を産んだんですよ、親は。僕に許可も取らずに、まったく。自分勝手。最低だ、ですよね。

はい。

あーっとですね、まあ、まとめるとね、頭が、最近ね、死んでやろうと思ったりもしたんですけどね、あー、いや死にたいと思う時ほど死にたくはないんですけどね。善悪の区別はついても、あ、最初に言っとくと悲しいとは感じますよ、ただね、人がそう決めたと、善悪を知識として持ってるだけで理解は出来ない。理解出来なくはないけど。親って本当自分勝手な生き物だと思うんですよ。でしょ。

はい。

帰りたいと思えるのは大事だと思いますけどね、やっぱり帰りたくないとも思えないと。僕はね、いつも辛いんですよ。分かりますよね。

はい。

やっぱり先生はいい人だ。




「誰だって蚊は鬱陶しいでしょ」

「そうかな。私は好き。僕の?あはは、なんか楽しいね」

「君も同じだよ」

「じゃあ殺せば?」

「僕を殺してくれるなら、いいよ」

「やだ」

「知ってるよくそ」

「楽しいね」

「うん、楽しすぎて、泣きそう。君が物凄く可愛いから」

「馬鹿にしてる?」

「なんで?」

「なんで?」

「……好き」

「やりたい?」

「ううん、一人でするからいい」

「変わってるね」

「君も。だから、あんまり可愛くない。夢が重なっただけ」

「最低」

「ごめんね」

「いいけど」

「じゃあさ」

「なに?」


 なんて言ったか忘れちゃった。少し興奮してきた。君の手をおかずにするね。手しか写ってなかったから仕方なくだよ。僕は普通だから、本当は笑顔を写したのがよかった。やっぱり嘘。気分じゃない。朝したし。




君の声が好き。あんまり綺麗じゃないけど、凄く可愛い。大好き。




 お茶を濁してるだけ。何もかも面倒臭いし、先越されたし、どうせもう二番煎じだし……いや初めから、比べ物にもならないかな。だから、もういいやって。……でも諦めきれなくてさ、はは。まあ諦められる程賢かったらこんな事書かないよね。

 纏まらないから、濁ってる。本当は伝えたい事が山程あるけど、無理だって気付いたから。


 ほらね。

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― 新着の感想 ―
[一言] はっきりした言葉で言えないことも あると思うので自分の言葉で話すエッセイって 難しいと思う。 表現しきれないものを書き記そうとすると 絡まってストレートに伝えられない ことは思春期の頃は何か…
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