1話 高校入学
主人公蟹谷圭介は高校入学の前日、小学.中学の記憶を思い出していた。
それは高校での生活を考えさせられるようなほんの僅かで些細な絶望のようだった、あれはある日の事である。
圭介が小学生の頃学校の生徒からはそれは色んなことで虐められた、それに対し圭介は先生を頼った。
だがその願いも虚しく先生は分からず挙げ句の果てにいじめた相手は悪くないとなり圭介が悪いと問題が起こる度に言ってきた、その頃から人と関わるのが苦手になった...
そして中学は以外にも良い先生に恵まれたが生徒とは馬が合わず話せる相手も極小数だった、だがその分我慢強く優しいと言われるようになった。
だがそれはそう見せてるに過ぎない、ただ空気を読むようになりそれに合わせてるだけだった。
それは家でも同じで中学に入る頃から弟と父の喧嘩が多くなり僕は空気を読むことに徹するようになった、母も僕には無視するように気にしないようにとしか言わず我慢を強いられることとなった。
そんな経緯もあり僕はついに高校入学を迎え新しい高校生活というものが幕を開けるのだった。
これから少しずつ投稿していきたいです、もし良ければ楽しみにしてください。