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巨乳グリーンのエロさ

 怪人清廉潔白社長クマラーに乳を揉みしだかれながら共に『巨乳震動波』をその身に受けた巨乳ピンクこと出階堂でかいどう小心こころは、そのIカップの胸で震動波を吸収してはいたものの、さすがに無傷で済んではいなかった。


「ウフフ。かわいいすり傷だらけね」

「あっ……の。普通に治してくださいね? グリーンさん」


 テレビ局の医務室で、白衣姿に赤い眼鏡をかけた美女に、ピンクは治療を施されていた。


「グリーンなんて呼ばないで。陽奈はるなって呼んで」

「へっ……へんな声、出さないでくださいっ!」


 濡れた赤い唇から吐息のようなエロ声を出す白衣の美女が、ピンクの恥ずかしがりようを見てくすくすと笑う。

 彼女は巨乳グリーンこと牛野陽奈うしのはるな。名前の通り牛のような釣鐘形の乳を持つ、メンバー最年長の27歳である。


 彼女は今、上半身を裸に剥いたピンクの肌を、舐め回すようにチェックしているところであった。


「ウフフ。綺麗よぉ、ココロちゃん」

 緑色のネイルの聳える指で、傷の周りをなぞる。

「でも、あんな中年オヤジに胸を揉みしだかれた心の傷も、治してあげないとね〜」


 蛇のような舌を出し、グリーンはピンクの肌を舐めはじめた。


「あっ……!」とピンクが泣きそうな声を漏らす。


「あたしが癒やしてア・ゲ・ル♡」


 グリーンは白衣を脱いだ。

 ガーターベルトの付いた黒いランジェリー姿になると、それも脱ぐ。


「あのっ……! グリーンさん……!」

陽奈はるなって呼びなさい」


 おもむろに、グリーンはピンクを抱きしめ、そのHカップの胸で包み込んだ。


「わあぁぁ……っ!」

 抵抗するピンクの声がだんだんと力を失くしていく。

「ん……ふうぅ……ん」


 ピンクの傷が消えていく。

 心の傷も消えて失くなったように、ピンクは幸せそうに、笑っていた。





 あまりの幸せさに眠ってしまったピンクを医療用ベッドに寝かせると、グリーンは服を着た。


「ウフフ……。良い子ね」


 ピンクのふっくらとしたほっぺたにキスをする。


 そして使わずに済んだ注射器をスーツケースにしまう。


 彼女は巨乳グリーンこと牛野陽奈うしのはるな。どんな傷でも治してしまう能力の持ち主である。


 その強力な治癒能力は、死んだ者でも生き返らせてしまうかもしれないと、恐れられていた。




「陽奈さんっ!」

 ばんっ!と医務室のドアを開け、巨乳イエローこと堀スタインが飛び込んできた。

「怪人出現よっ! 今回のは手強そうだわ!」


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― 新着の感想 ―
お、恐れられてるんだ。 うしさん。 ヴモオォォォォォォォォォォォッ!
[一言] ムフフと色っぽい展開の上のこの一文 『その強力な治癒能力は、死んだ者でも生き返らせてしまうかもしれないと、恐れられていた。』 爆笑いたしました。
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