決勝戦 巨乳レッド vs 貧乳レッド(2)
「優美ちゃんっ!」
「玲子お嬢様!」
おーっと! 私どもの後ろで観戦していた篠宮マサシさんとキハ仮面さんが声を上げました!
前回出て来なかったですが、作者が忘れていたんですかね。
「優美ちゃんを俺は応援する……! でも、どっちも頑張れ!」
「玲子お嬢様を私は応援します……。でも、どっちも頑張れ!」
どっちの戦士も愛されているようですね。
そのようですね。
「優美っ!」
「玲子さん!」
あっ? 巨乳戦隊と貧乳戦隊の人たちが駆けつけましたよ!
全員集合ですね。
「玲子さん! 勝って!」
「巨乳戦隊の力を見せつけるのよ!」
巨乳戦隊のメンバーから巨乳レッドに声援が飛びます。
「でも貧乳レッドさんもファイト!」
「いい勝負を見せてくれよ」
ライバルの貧乳レッドにも温かい声援を送ります。
麗しいですね。
「優美ちゃんっ! 頑張れ!」
「……!」
貧乳戦隊のほうからも貧乳レッドへの声援です。
「絶対に、巨乳なんかに負けるなよっ!」
「貧乳の意地、土偶に見せつけてやって!」
こちらは敵にエールを贈るつもりなんて完全にないようです。
劣等感なんですかね。
さてそんな外野の様子を実況している間に、闘技場では二つのかめは○波のようなものがぶつかり合い、空中で拮抗しております。
均衡状態ですね。
ああっ!? 動き出しました! 片方の○めはめ波のようなものがもう片方のかめはめ波のようなものを押し始めましたよ!?
伏せ字、忘れないでくださいよ。
「ウウッ……!」
苦しむような声を上げたのは、チッパイのほうだーっ!
「優美ちゃんっ!」
「優美! 頑張れ!」
仲間の貧乳戦隊から声援が大きく上がりましたが、しかし、これは明らかに爆乳波のほうが優勢だ!
やはり許容量の違いですかね。
「い……け……」
爆乳のほうも歯を食いしばり、顔中を汗まみれにしております!
根性ありますね。
「いけーっ! メガ・爆乳波!」
あーっと! 爆乳波がさらに力を増し、大きくなったーっ!
まだ全力ではなかったんですね。
「うわあああーっ!」
チッパイが限界のようです! 苦しげな叫び声を上げました!
勝負あったか?
「あたしたちが駆けつけたからだわ」
巨乳戦隊のメンバーからこの状況を解説してもらえるようですよ?
「オレたちの巨乳パワーを吸い取って、自分の力に変えてるんだ」
「ブーストしてはるんやわ!」
「今なら『テラ・爆乳波』も使えちゃうね!」
「そう。玲子お嬢様は仲間が側にいれば、力が数万倍にもなるチート能力の持ち主」
キハ仮面さんからも解説が入ります!
「すみませんが優美さん……。仲間が駆けつければ貴女は玲子お嬢様の敵ではない」
「コラーッ!」
おっと! ここで篠宮マサシさんが巨乳戦隊のメンバーに物言いだ!
「これは一対一の勝負だろ! ブーストなんて卑怯だ! 君たちは控え室に帰れ! 控え室のテレビで観戦すればいいだろ!」
ぞろぞろと巨乳戦隊のメンバーが控え室に引き返して行きました。
貧乳戦隊のメンバーもついでに引き返して行きますね。
さて、試合の様子ですが……。巨乳戦隊のメンバーがいなくなっても、まだ爆乳波が優勢です!
やっぱりデカさはパワー、ですかね。
「一旦崩れた均衡を元に戻すのは大変なんだ」
篠宮マサシさんから解説が入りました。
「大型トラックが、一度パワーバンドを外れたら、元のスピードまで加速するのが大変なように!」
よくわからないたとえですね。
「電車のように、一気に決まりそうですね、これは」
キハ仮面さんからも解説入りました!
たとえの意味がよくわかりません!
「キハ11型は、ローカル線区向けに登場した気動車で、キハ25形に比べて約2m短い軽快タイプの気動車です!」
よくわからない解説ですね。
あーっと! ここで情報が入りました!
何なんです?
作者、昼間からおやつにウイスキーを飲んでへべれけ状態だそうです!
それは末期のアル中でしょう。
続きは、webで!
ここってwebじゃないんですか?




