表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/156

新人Uドリーマー交流会

 6月の下旬。もうすぐ期末テストの時期。

 

 つむぎは勉強時間を増やしながらもUnreallyでの生活を楽しんでいた。

 

 その代わりアンリアルドリーマーとしての活動は少し控えている。



 2時間目の授業の終わり、つむぎはDreamtubeを立ち上げる。


 趣味の動画視聴の時間だ。登録しているチャンネルの中から新着の動画を漁る。


 一つの動画に目が止まる。



◆告知! 新人アンリアルドリーマー交流会開催します! │七色こころ



 こころの動画だ。再生時間は短い。

 休み時間にみるのにちょうどいいのでつむぎは、こころの動画を見る。



「あなたの心は何色? わたしは虹色! 七色こころです!」



 手を振りながら挨拶をするこころ。



「最近また新しいアンリアルドリーマーがたくさん増えたんだよ。みんなとても面白くて個性的で、見てて楽しいの~」



 こころは頬に手を添えて嬉しそうに言う。こころにとってはアンリアルドリーマーのすべてが後輩だ。


 だからこそ後輩を見るのが好きなのだろうか。


 こころはしばらくしてこほん、と咳をし右手の人差し指を立てる。



「それで新人アンリアルドリーマーのみなさんに提案です。本日、新人Uドリーマーのみなさんの交流会を開催します。新人Uドリーマー同士交流を持ってフレンドを増やしたい方。時間が空いてる人も、新人Uドリーマーの人は是非来てね!」


 それだけ言って動画は終了した。



「さやちゃん!」

 


 つむぎは席を立ち、隣の席のさやに話しかける。


 スマホをいじっていたさやはつむぎの方を向いた。



「あのね、今日新人アンリアルドリーマーの交流会あるんだって!」



 つむぎは目を輝かせて言った。

 楽しそうなイベントだと思い、同じ新人アンリアルドリーマーをやってるさや、Uドリーマー名小太刀咲夜に話した。

 

 さやはそれをみるとじーっとみつめた後スマホに顔を移しいじり始める。


 するとピコンとUINEの音がする。


 さや:学校ではUnreallyの話はやめて


 そうさやからチャットが来ていた。



「ご、ごめんねさやちゃん。いきなり話しかけて……」

 


 つむぎは謝る。

 確かにリアルでUnreallyの話をするのは野暮だったかもしれない。


 ましてやUドリーマーの話をしていたら誰かにさやの正体が咲夜だとばれる可能性もある。


 実際はどうなのかわからないが知られたくなければ嫌だろう。

 だがせっかく仲良くなれたと思ったのに直接言葉で言ってくれないのにちょっとしょんぼりとするつむぎ。



「それはあっちに……言ってから……それ以外の話なら、別に話しかけていい……」


「さやちゃん……!」


 

 つむぎはぱぁっと顔を明るくする。

 それから休み時間が終わるまで、さやと他愛のない話をした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ