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変わる現実

 次の日。


「おはようひなたちゃん! ことねちゃん!」


 朝のHR前。つむぎは二人で話してたことねとひなたに挨拶した。



「おはようつむ」


「おっはよー、なんか今日は元気いいねぇ。最近あんま元気なったのに」


 そう言って頭を撫でてくるひなた。



「えへへ、ちょっといいことがあってね」



 あの一件が終わりだいぶ心が落ち着き元気になった。


 

 するとさやが教室へ入ってくる。



「さやちゃんおはよう!」


「…………」


 だんまりしたさやがつむぎの方へ向かう。


「おはよう……」



 しかし小さい声でぽつんと、つむぎだけに聞こえる声でさやは言った。


 その声につむぎは嬉しくなる。




 そしてお昼の時間。



「つむぎーお昼食べよー」

「こともいいかな?」


 つむぎの席にひなたとことねがそれぞれお弁当を持って来ていた。


 そんなつむぎたちを横目に、隣の席のさやは弁当を片手に教室を出ようとしていた。

 さやはいつも教室以外の場所で食べていた。



「ごめんね二人とも今日は用事があるんだ」



 両手を振るようにつむぎは謝る。

 そしてつむぎは席を立ちさやを追いかけた。


「さやちゃん一緒に食べよ! どこで食べるの?」 


「……屋上」




「めずらしー組み合わせ。つむぎ、黒葛さんと仲良くなったのかな?」


「どうなんだろう? 二人で話してるのはじめてことは見たよ」



 教室から出るつむぎたちを見て疑問に思うことねとひなた。



「まぁいっか! しゃーないうちら二人で食べよこと「よっすっすーことっち! 一緒にお昼食べよー」



 二人で食べようとした矢先ひなたの声を遮る声がした。


 よく見ると教室の入り口に、別のクラスの女子二人がきていた。



「ごめんひな、お昼はバンドメンバーで食べることになったみたい。またね」



 そう言ってことねはひなたの元を去り、二人の少女のいる方に向かった。



「え? あたしだけぼっち!?」



 置き去りにされたひなたが一人叫ぶ。



 こうして変わっていくつむぎたちの現実世界の日常。それは今後、大きな変化をもたらすことになるとはまだ誰も知らない。


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