表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

誰がいいの?

お兄様は用事があると言うので、私は友人たちのもとへ向かった。

「レティツィア、いいところに!今、チェルーリアと誰がカッコよかったか話してるんだよ!」

と言ったのはカロリーナ・リマリッツ。リマリッツ公爵家の令嬢でツリ目美人。漫才で言うところのツッコミ担当。

「私はモノレ様かな〜」

と言ったのはチェルーリア・ラピノ。ラピノ伯爵家の令嬢でタレ目天使。漫才で言うところのやる人を見守る観客担当。以上2人が私の友達、手ぇ出すなよ。

「モノレ様って言うとコンラトール伯爵家の?」

「そう!レティツィアも思わなかった?」

「〜んぅ〜?(見てないとはいえない空気なので必死に言葉を濁し中)」

「で、レティツィアは誰がタイプなのよ?お兄様って解答はなしよ」

カロリーナ、君は予言者かい?まさにお兄様と答えようと口を開く所だったよ

「じゃあ、いませんわ」

「何よつまんないわねー、ちなみに私はロレンツォ王太子」

「あぁ、私もやっぱりそうかな」

チェルーリア、即意見変更。

「今年の新入生は狙ったように社交界で人気の殿方ばっかりよね」

「ね!もう私はウハウハよ。イケメンでハイスペックな人とのラブロマンス……」

珍しくツッコミのカロリーナがボケにまわった!

これボケだよね?ね?

ツッコミの譲り合いが私とチェルーリアの間で目線を通して行われる。バチバチ

「まぁ、とにかく頑張りましょうね!」

チェルーリアVS私

なお勝敗はカロリーナの発言により闇に捨てられた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ