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【現在】『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎)
2003年発行。
生きていれば自分が「誰かの物語」に「途中参加」することが確かにある。
その「誰か」は、当然のことながら、僕の知らない場所で僕の知らない誰かと、僕の知らない体験をしてるわけです。
また、僕の知らない「誰か」に影響を受けた言葉を、彼自信、それと知らずに発しているかもしれません。
というより、「その人」ってのは、ぶっちゃけ「その人」がこれまで会ってきた人たちの集合体みたいなところすらあるわけで。
(※これをまとめてる時に気付いたんですが、【過去】の『くまとやまねこ』の感想を書いた時も同じことを書いてました。後でここに載せますが、自分でも忘れてたんで「へえ~」と思っちゃいました)
アヒルと鴨とコインロッカーがどう繋がるのか、タイトルの意味がいつも気になってたんですが、ようやくわかってホッとしました。なるほどなと。面白かった~。
困ったことに僕は伊坂作品の映画といったら『ゴールデン・スランバー』しか見たことないので、ちょっと気の弱そうな人物が小説内に出てくると全てが頭の中で堺雅人に変換されてしまうのが困る……
猫や犬を愛する人にはちょっとキツい場面もあるけど、それを考慮して書かれてある「作者による冒頭の献辞」で全て許される気がしますね。




