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【過去】『ホワイトアウト』( 真保 裕一)

 1995年発行。


 織田祐二主演で映画化(2000)もされましたが、正直、映画を観る前に読んでよかったな、と。


 それなりに映画の方も面白く見れたのだが、どうしても二時間という枠の中ではハショリすぎているのも否めないわけで、かといって、物語の大筋を知ってしまってから本の方を読むのもわりかしかったるい。


 当時は和製『ダイ・ハード』と言われたこの作品。原作にいたってはそれに劣らぬほど興奮しながら至福のひとときを過ごさせてもらいました。


 一番いい読み方としては冬の寒い日、暖房もつけず、毛布にくるまりながら読むのがお勧めなのでは、と。


 あなたがドS系であれば炬燵に入ってぬくぬくしながら「あらら~、たいへんね~、でもこっちは暖かいから。頑張ってね~」とセーフティーな立場から眺めるのもよいでしょう。


 とにかくこの本はそれぐらい寒い。寒すぎ。冷たすぎ。とにかく半端ない寒さと雪の重みがのしかかってきます。

 その中で孤立奮戦する主人公。

 読みながら、その彼を応援したくなるのは、彼に「戦う意味」を前半でしっかり押し出しているからでしょう。


久しぶりに、少年に戻ったときのような感覚で「冒険小説」をめいっぱい堪能した気分でしたわ。わくわくしました!


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