最終回は蛇足みたいなものなのです。
皆さま。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
18禁作家による、18禁作品談義は、これにて閉幕にございます。
振り返りますと、一週間という短い間に様々なことがございました。
そもそもからして唐突なきのこさんのお誘いに、何かを予期しながら、ノリノリで応えた私ですが、そんなきのこさんは開口一番に「二人から告られちゃった☆」なんて出オチをかましてくるのです。そして質問は「18禁作品が存在する意義とは?」なのです! 続く質問は「男性は何で好きな女性とエロい事したいのか。」なのです。
ふむふむ。と思って最後の回を読みましたら、全体をとおして厭世的な雰囲気がプンプン漂っているのです!
これはもう、あれでしょう。
私は、きのこさんの愚痴に付き合っていたのです!
それはそれで、楽しかったのです。また、いつでも受けて立つのです。
ところで話は変わるのですが、もう少し具体的な数字が欲しかったので、ツイッターで「登場人物が「愛してる。」と言うシーンはあるか?」みたいなことを訊ねたのですね。そしたら全年齢対象の作家さんたちは「ある:ない=24人:11人≒2:1」で、R18作家さんたちは「ある:ない=56人:13人≒4:1」みたいな結果になったのです。調査の範囲としては、リツイートとかいいねしてくださった方たちの傾向から、極端に男性あるいは女性に偏っているわけではないと考えられました。
これを見て思ったのは、R18作家さんたちは案外「愛してる。」って書いてるんだなーっていうことでした。だって肉体的な欲求を満たしたいだけなら、そんな重い言葉はいらないのです。ですから、もっと、比率が全年齢対象の作家さんたちと似通ってくるのかも、なんて思っていたのです。きのこさん。割りとR18の作家さんたちは、重い言葉を使ってセックスをしたいらしいですよ。
抑圧と発散の中で生み出される作品群に何を投影していらっしゃるのか、私は想像するよりほかないですし、降ってわいたモテ期に、意外と動揺してそうな感じですか?
どっちにしろ周りの雑音は、気にせず悔いなくお過ごしくださいませ。
そうそう、皆さんもご存知の通り、江戸時代の春画ってご禁制の品でしたから、逆に技術の粋を凝らすことができたので、日本の版画史上最高峰の技術が用いられてるとかなんとかって、あるじゃないですか。確かに、禁止されているものほど、趣向を凝らしてしまうものです。そう考えますと「性的な描写を禁止されている全年齢作品より、18禁作品の方が高等な技術が用いられているのか?」という疑問が浮かびます。
小説にしろマンガにしろ、禁止されている単語や描写はあるものの、江戸時代の版画のような技術的な禁止は無いですよね。と、すると「表現技法で上回る部分はあるのか?」ということを考えてしまいます。
そして、そういう物って結構あるのですよね。例えば「全然えっちじゃない単語を使って、性描写をする。」とかです。これ、逆は無理なのですよね。だって、単語が禁止されていますから。
そういたしますと、やはり文学でもマンガでもアニメなどでも「条件的に考えると最高峰作品を生み出すことが可能なのは、18禁など規制されている側である。」と言えるのかもしれないです。
今のところ、日本文学の最高峰はとんでもなくえっちな某平安貴族をモデルにしたとされるお話ですし?
18禁バンザイなのですっ><
ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございましたっ><




