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ゆっくりと更新していきます
ピィーーー
サッカーコートに笛の音が響き渡る。
僕は相手選手に足を削られコートに叩きつけられた。
チームメイトや監督が何やら慌ててるようだが、僕はゆっくりと意識を手放した。
ゆっくりと意識が覚醒していくこがわかる。
天井が白い、どうやら自分の部屋ではないようだ。
ツンと鼻をさすような薬品の匂いでここが病院であることが理解できる。
隣には母さんがうたた寝をしている。
「母さん、ちょっと起きて」
「あら夏樹!目を覚ましたのね!なにが会ったか覚えてる?」
そうか、僕は試合中に足を削られて…
ふと足に目をやるとガチガチにギブスで固められている。
「母さん、僕の足ってどうなってる?」
母さんはゆっくりと息を吸って答えた
「お医者様の話しだと、半月板の損傷で、完治までには二ヶ月かかるそうよ、後明後日からの夏休みの間は入院出そうよ」
僕は母の話を聞いて黙ってしまった。
自慢ではないが僕は全国大会に出れるようなチームで一年生荷物関わらずスタメンである。
二ヶ月かぁ…気が遠くなるなぁ。
ありがとうございました。