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キャラクター紹介(プロローグ)



わりとネタバレなどが入っているのでできれば最低でもプロローグ部分を全て読み終えてから読むことをおすすめします




主人公 時計ときはかり 卯夜うーや


主人公の少年。中学2年生。身長は155cm。相当な痩せ型(黄金比タイプ)。

聖アリス学園の中等部に通っており、クラスは2年4組。

氷王星暦2000年9月15日生まれの乙女座。茶髪で右目側長めのショートカット。目は茶色で、実はどちらかというとぱっちりした方なのだが目つきがあまり良くないので気づかれづらい。また右目の視力が若干悪く、コンタクトを入れている。

魔法の使い手としては測定不能なほどの魔力量に全属性持ちで、誰もが「俺TUEEE系チート主人公」と彼を揶揄する。彼の魔法の使い方には魔力のムダが異常に多いのだが、それさえもカバーできてしまうほどの魔力量の持ち主。魔法に覚醒めて以来面倒なことは大概魔法で済ませるようになってしまった。

得意なことは、運動全般(ただし体力と持久力がないので好きではない)、歌うこと。特に歌に関してはどういう仕組みなのか本人が望めばどんな声でも出せてしまう。ロリボもおっさんボイスも機械すら欺く声真似も思いのままである。動画サイトではこれを利用してどんな歌でも歌ってみせ、歌い手の頂点に立っていたりする。また後述の通りほぼ一人暮らし状態なので料理などの家事全般が得意で姉が置いていったレシピをアレンジして様々な料理をつくることも。野菜類は買ってくることもあるが庭にある家庭菜園で育てたものを優先的に使っている。部活はパソコン部で、プログラミングが得意な他動画サイトで動画をアップするために動画編集や音声編集も得意分野である。ゲーム制作については1年生の時美術部や軽音楽部、ゲーム研究部などとの部活における共同制作で参加して大活躍したもののそれ以来する気はなさそうだ。ちなみに今は色々忙しかったり面倒になったらしく、パソコン部の活動にはほとんど参加していない。

家が金持ちらしく、財力がある。基本的に高いものより安いものと考えることはあるが高くても欲しければ躊躇わない一面もある。それで金が尽きないのはおそらく親のお金のおかげであろう。ちなみに基本的に家に親どころか誰もいない。母親は卯夜と妹の誕生の際に死亡、双子の妹がいるが彼女は生まれたときからずっと入院中。現在大3の姉もいるが蒼京の街で大学に通うために一人暮らしをしており、なかなか顔を合わせることはない。実質一人暮らしなので信楽の両親と姉にお世話になることも少なくない。

また、信楽とは小3で出会って以来ずっと仲がよく、家族とも恋人とも友達とも何となく違う関係を構築している。歌い手として動画を投稿する際のイラストは基本的に信楽が描いており、実質彼女は卯夜の専属である。また、二人きりのときだけではあるが信楽のことをしぃと呼ぶことも。



甲賀こうか 信楽しのら


卯夜の隣の家に住む少女。中学2年生。身長は141cm。相当ちっちゃい。また、幼児体型だが最近胸が成長してきたとか。

卯夜と同じく聖アリス学園の中等部に通っており、クラスは同じだし席は何故か何回席替えしても隣同士である。

氷王星暦2000年4月16日生まれの牡羊座。黒髪のぱっつんセミロングに大きくぱっちりとした黒い瞳を持つ。斜視持ちでいつもメガネをかけており、メガネの色は水色。

黒髪黒目といえば氷王星では悪魔の象徴であり、卯夜に出会うまで迫害されて散々な人生を送っていた。今ではたまに悪魔というイメージ図に取り憑かれた大人達に襲われることこそあるものの、ほとんどのクラスメイトや知り合いには受け入れてもらうことが出来てそれなりに普通の生活を送っている。また、勇気というものをほとんど持っておらず、そのために自殺することも誰かに相談することも出来ないで悪魔と呼ばれて傷つけられることを甘んじて受け入れていた節もある。彼女の勇気のなさはここぞというところで発揮され、そのために状況が悪い方向に動くこともしばしば。ちなみに普段はむしろ空気が読めない傾向あり。

得意なことは絵を描くこと、物語を書くこと。しかし漫画は描けない(本人曰く「コマ割りとか無理!」)ほか、動画作成も苦手で歌ってみた動画に使う画像を動画にする作業などは卯夜にほぼ任せっきりである。また、家庭部所属であり料理や手芸もそれなりにできるものの、絵を描くことが好きなこともあり美術部に入ればよかったと後悔しているようだ。パソコン部、ゲーム研究部を筆頭としたゲーム共同制作の際は信楽は特別ゲストとしてイラストレーションなどで参加していた。

自分の部屋の、卯夜の家側の窓を開けるとちょうど卯夜の部屋の窓があり、その窓を介してよくお互いの部屋を行き来しては共に次の動画制作の相談だったりラノベやアニメの話をしたり、眠れない夜はお互いに抱きつき合いつつベッドにこもることも。

家族構成は両親と社会人の姉、父親の飼っている金魚とメダカ。金魚を父親が飼い始めたきっかけが信楽が縁日の金魚すくいで取ってきた金魚であり、当時の金魚はすでに死んだもののデメキンやコメットなどを今も飼っている。また、きっかけがきっかけなので信楽も金魚とメダカの飼い方に関する知識はそれなりにある。

またほぼ一人暮らし状態の卯夜を甲賀家では家族同然に扱っていることもあり、信楽の母は卯夜に優しいものの信楽と姉には厳しく、父親も同様。姉は信楽にも優しいが父親とよく喧嘩するようだ。

小3のときに卯夜と出会い、それ以来何かと一緒にいる。そのため恋人同士でこそないものの必要以上にベタベタくっついていることが多い。これはおそらく信楽の甘えたで構ってちゃんな性格も影響しているだろう。



海崎みさき 見取みどり


卯夜が偶然見つけた店、「海崎魔法商店」の店主。年齢は不明ながらそこまで年を食っている様子はない。身長は165cmで、女性としては背が高い。ちなみに胸がかわいそうなのであまり指摘してあげないほうがいい。

誕生日は6月25日の蟹座。黒い髪のポニーテールに、正面から見て左が黒、右が赤のオッドアイ。黒い髪に、半分でも黒い瞳を持っているために信楽よりはマシであるものの似たように悪魔の娘として迫害を受けた過去がある。しかし本人はその過去のことはまるで忘れたかのように飄々としている。

特技として、唯一持つ命属性の魔法で対象のステータスや使い方、破壊の方法などの情報を得ることができる。ステータスは彼女独自の基準で数値化されて可視化されるそうだ。また、対象の辿ってきた人生や誰の手を経て誰の手に渡り、最終的に彼女の前にあるのかなどといった、対象の過去や未来を見ることは不可能である。そして、魔法はこの魔法しか持たず、普段はリサイクルや買い取りで手に入れた魔法道具を修理したり改造したり分解したパーツで新しいものを作ったりしつつ、有事の際にはそれらの魔法道具を用いて戦うこともある。常に首につけている赤いしずく型の宝石の付いたネックレスは魔力のこもったお守りで、この他にも主に見えない部分や服装でガチガチに防備を固めており、服の中にはいくつか有事の際のための護身用の武器も常に仕舞ってある。

また、料理や洗濯などの家事が得意で、意外に女子力が高い。また仕事柄か非常に手先が器用で、細かい作業なら何をやっても基本的にうまくいく。葉月曰く「もし自分が男だったら何だかんだで嫁にしたい人第一位」。



桜木院さくらきいん 葉月はづき


卯夜のクラスメイト。身長は158cm。女性としてはやはり多少背が高めなのが気になるとか。

誕生日は7月9日の蟹座。薄めのピンク色のぱっつんロングヘアに桜の葉を想起させる太めの緑の触角が特徴的で、目は緑色。さりげなく胸が大きめ。

魔力量は卯夜とは違って測定できる範囲ではあるもののかなり多めで、さらに全属性持ちでもある。そのため卯夜ほど破天荒な使い方こそしないものの、実力は魔法使い、Magicerの中ではかなり上である。

家族は両親のみで、一人っ子。お嬢様故に溺愛されて育ってきたが、そのせいでワガママ娘になってしまった。ちなみに家では聖アリス学園の学園長である母親・美月みづきにいろいろ際どい服を着せられては写真を撮られている。表面上は嫌がってこそいるものの、逃げたり攻撃したりしないあたり案外満更でもないのかもしれない。

また、次期生徒会長候補として数多くの支持者、取り巻きがいる。最も裏では「彼女は中継ぎの生徒会長」という噂も流れているものの、その噂を真に受ける者はほとんどいない。

飲み物は緑茶か抹茶、食べ物は和菓子特に桜餅しか認めないというワガママな口の持ち主。食事は和食でないと気がすまないらしく、学食のお気に入りメニューは焼魚定食とざるそば。

また、海崎魔法商店の常連客でもある。



東元寺とうげんじ りん


卯夜の隣のクラス、2年5組の生徒。選択授業では何故かいつも卯夜と一緒になるらしい。身長は143cmで、男子としては比較的低いのだが本人は気にする様子がない。また、相当華奢な体つきをしている。

誕生日は8月6日の獅子座だが、対外的には8月7日生まれということになっている。ラズベリー色の顎少し下程度の髪には特徴的なアホ毛が生えており、同色の瞳を持つ。クラインフェルター症候群持ちで、女性的な外見をしている。

魔力量はMagicer史上でも測定不能である卯夜の次に多いが、全属性持ちでも火魔法に特化しており主に火魔法を使う。魔力量や思いついた魔法を思いっきり叩きつける脳筋が多いMagicerの中でも比較的頭脳派で、彼に勝てる相手は属性の相性が悪い水属性で同じ頭脳派のMag程度のものだろう。

小5相当の年齢まで文字通りの薬漬けになっていたことと世界一の大金持ちとさえ言われる家のお坊ちゃまであることもあり、薬の中から出て以来朝早起きをすれば勉強に必死になる毎日。最も学習速度は彼の家庭教師曰く「目を見張る物がある」ので、中学卒業までに全ての学問を修めることも余裕で可能だろうとのこと。そのため最初はあった夜の勉強時間も今は自由時間になっている。

趣味で絵を描いており、信楽ほどのレベルはないもののそれなりに上手ではある。素性を隠しつつ絵をネット上に投稿もしており、それなりの評価をもらっている。

また、変装という名目で女装をしており、ロリィタファッションやらランジェリーやらを自分が着るために集めていたりする。彼のウォークインクローゼットの中身の大半はそういった女物の服だ。

実はかなり病弱で、一般人と同じ生活を送れる程度には薬で抑えているものの、どうしてもごくごくまれに喘息だの何だのよくわからない病気なんかの発作を起こすこともあり、虚弱体質は変わる様子がない。また、そのため運動が嫌いで、体力も持久力もない。程度は醂より軽いものの父親も同じような体質で、おそらく遺伝によるものと思われる。

家族構成は両親と、醂が生まれた日に生まれたばかりの状態で拾われてきた、どちらか兄か姉かわからない女の義理のきょうだい。最近はそのきょうだいとうまく行っていないようで心を痛めているものの、隠している。

聖アリス学園のある星陽せいようの街から電車で5駅離れた日空ひそらの街に住んでおり、普段は電車とバスを乗り継いで通学している。ちなみに自宅は日空の駅前のめちゃくちゃに大きい屋敷で、やはり非常に規模が大きい。



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