表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

魔王な私が恋をするわけがないっ!!

作者: ドラ帝


「ユザリアッ!!貴様今日で最後だッ 」


私の城に走ってくる男… 私はそれを見て焦りを顔に

出てしまう…


「我が名は勇者 エンジェル サロバイーガーだっ! 」


「え? え? エンジェルってwwww 何それ?www 」


私は不覚にも笑ってしまう…そして勇者は…私に

剣聖ジリフィアをむけた…


「貴様!!我が名を侮辱する気かっ!! 」


「待って!! 待ってちょうだい 」


勇者は一旦剣聖を降ろす

そうすると私は辺りを見回し…誰か側にいないか

確認し始める… そうすると目の前に将軍が居た


「サラマンドラッ 私を助けなさいっ!! 」


「魔王様もう無理でございます… ご覚悟の方を

お願い致します 」


「この私が首切り台に立てってこと…そんなの…

嫌よ… 絶対に嫌っ!! 」


魔王様は哀れもない姿で抵抗する…


「魔王様!!違います!! 魔王様の場合は…

火あぶりでございます… 」


「そんな… なんでこの私がっ…こんな目に合わなく

てはいけないの… 」


そして私は勇者の方に顔を向ける…


「それは貴様がいけないのだろう…アスカレアの

地方の民を燃やし…食物 水 などを奪い…当然 金銭

なども強奪したのだろう… そして歯向かう民が居る

のならば 全民の前で…その民を火あぶりで殺す…

それが貴様のしてきた 罪ではないのか?魔王

ユザリア!!ご覚悟ッ!! 」


「ぜったーいーにっ!! いーやっ!! 」


子供が泣くときの様に騒ぎ立てる魔王…ユザリア

ここまで抵抗して泣き叫ばれると…勇者すらも

困惑してしまう…


「ユザリアっ!!貴様往生際がわるいぞっ!!

いい加減覚悟を決めたらどうだっ 」


「まだ死にたくないのーよー 勇者様っ お慈悲を

くださいまーせー 」


ユザリアは泣きながら勇者の足を掴む…


「ユザリアっ !! 離せっ!!貴様それでも国を

支配していた 魔王なのか? 魔王なら 魔王らしく

死んでゆけっ!! 」


「だーかーらー 死にたくないのーよ 」


ユザリアは勇者の足を離さない…まるで雨に濡れた

子犬のようにブルブルと震えている…


「貴様っ いい加減にしないかっ!! 」


そして勇者は自分の足元を見る…そうすると…

ユザリアが涙目でこちらを見つめている…そして

勇者は不覚にも一瞬可愛いって思ってしまう…


「勇者様ー 死にたくないですっ 」


魔王は涙目で勇者を見つめる…そうすると勇者は

視線に負けたのか…目をそらしてしまう…

そして魔王は思う… この勇者まさか…この私に…

もしかして好意を持っているのかしら だったら

続けるしかないわね…


「お願いっ 勇者様 ///// 」


「貴様…//// そのような目でみるでない 」


予想的中した…やっぱりこの私に好意を持っている

そりゃあそうよね…だってこの私月刊魔界の美魔王

の大会で優勝したんだからね…可愛さは充分あるはず

だったらこのまま勇者をこちらの仲間に入れるしか

ないわね…私は頭の中でクスッと笑ってしまう…


「勇者様///// お願い助けて… /// 」


「助けるだと…何故我が貴様などを助けなくては

いけないのだ? 理由を聞かせて貰おうか? 」


あれ…なんか雰囲気変わった…? もしかして…

私の可愛さが効かなくなってしまったの…?


「理由… そのこの私が助けを求めているからに

決まっているでしょ!! 」


「貴様っ まだ 抵抗しようと言うのか…貴様は

火あぶりでたっぷりと拷問されて…そして血を大量

に流し 死んでいくんだっ!! 痛みと熱さと共に 」


「そんなの嫌よっ !! 」


どうしよう…私も抵抗する既が無くなってしまった

どうしましょう…わからないわ…


「やはり…我が直接魔王を討伐しよう 」


そう言うと勇者は聖剣を首の方に向ける…


「勇者様… お助けください… 」


そして魔王に斬りかかろうとした瞬間…


「なんだと… まさか… うっ… 」


勇者は倒れてしまう…そして気絶してしまった


「勇者様…お助けください…死にたくないです 」


魔王は勇者が倒れている事に気づいていない…


「魔王!! 」


「ん? … あれ 勇者様は? 」


「麻酔の矢が刺さっております… 」


「はぁ… 良かった!!上出来だ 将軍 お主に

ご褒美をくれてやろう… 」


「有難き幸せでございます 」


そして魔王は倒れこんでいる…勇者の前に行き…

勇者の手を踏む…


「お前のせいで…恥をかいてしまったではないか

馬鹿ッ 馬鹿ッ 馬鹿ッ 馬鹿ッ ///// 」


倒れている勇者の足を何度も踏んでいる…魔王

がそこには居た…


「魔王様 早いウチに 斬首致しましょう 」


「まあ待て 将軍よ このまま殺したらもったい

ないではないか 」


「それではこの勇者をどうするのですか? 」


「まあ…地下の牢獄にでも閉じ込めておきなさい 」


そう魔王が言うと将軍は勇者を運び…地下の方に

連れて行く…


「勇者様///// 私がたっぷり可愛がってあげるわ 」





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ