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真っ黒なドラゴンの話

作者: 肆犠

あるところに大きな大きな真っ黒なドラゴンがおりました。

真っ黒なドラゴンは人間なんてどうでもよい存在でした。


だって人間なんてドラゴンに比べていくらも生きていられない、そんな存在でした。



ある時真っ白なドラゴンが人間の赤子を拾ったと言うではないですか真っ黒なドラゴンは自分の耳を疑いました。

だって、真っ白なドラゴンは人間が大っ嫌いだったのですなのになぜ真っ白なドラゴンは人間の赤子を拾ったんだろうそれが真っ黒なドラゴンの感想でした。


真っ白なドラゴンに話を聞くと最初は煩わしいと思ったそうだがどうしてもほうっておくことが出来ずに拾ったと言うのです。

真っ黒なドラゴンは信じられませんでしたあんなにも人間を嫌っていた真っ白なドラゴンがそんなことを言うなんて………。





話を聞いてから長い年月がたちました。

ある日、真っ白なドラゴンが真っ黒なドラゴンのもとを尋ねてきました。

そして、真っ白なドラゴンは自分はもうじき死ぬだろうだからあの子を人間の住む国へ返そうと思う……と、真っ黒なドラゴンはあぁ、ついにその時が来てしまったかと思いました。そう真っ白なドラゴンの寿命がきてしまったのです。



それから数年の年月がたち真っ白なドラゴンはこの世を去りました。



真っ黒なドラゴンは真っ白なドラゴンが死んだあと真っ白なドラゴンが住んでいた場所に行き真っ白なドラゴンが育てた赤子が来るのを待ちました。



そして、その女が来たため真っ白なドラゴンに何があったかそして真っ白なドラゴンは何を思い死んでいったのかと言うことを話したのです。

その女は話を聞き泣き崩れてしまいました。

その姿を見た真っ黒なドラゴンはあぁ、こんなにも真っ白なドラゴンは愛されていたのかと知ったのです。



――――――――よかった

真っ黒なドラゴンはそう思ったのでした。



その後女は、真っ白なドラゴンが住んでいた場所に生えていた真っ白な花を持ち帰り庭に植えたと聞きました。

そして、その花は村をおおい多くの人々が村に来てその村に住み村は街となり国となったのでした。

その国は雪姿舞と言う国になったと聞いた真っ黒なドラゴンは自分が死んだあとも真っ白なドラゴンがいたという証が残ったと安心しました。



そう、長い時を生きるドラゴンは自分の名が残ることは名誉ある事だと言われているのです。



はい、書いてみました。

真っ黒なドラゴンの話。

今回も前回同様最後の終わりが見えなくなりもうこれ以上は無理と思ったためこれで終わりとさしていただきました。

感想、意見などありましたらコメントよろしくお願いします。

と言うよりも、コメントくれると嬉しいです!!!

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