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お誘い

首に何かが突き刺さった。

顔を上げると可憐が笑っていた。

「タッちゃん起きてよ!」

「僕寝てたのか?」

「なーにいってんだよ」

また可憐が笑顔で返す。

どうやら授業中に寝てしまって可憐が起こしてくれたみたいだ。

シャーシン刺すのはどうかと思うが。


ふと時計をみると、5時間目の授業が終わって休憩時間になっていた。

「タッちゃん、明日どっか出掛けない?」

そうだ。明日は休みだ。

「うん、いいよ。どこに行く?」

「うーん、映画館に行かない?観たい映画があるんだ。」

「OK!でもどうやって行く?」

「電車で行こう!」

よし、決まった。明日は可憐とのデートだ。楽しみだな。

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