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無気力系召喚者、覚醒する  作者: 火川蓮
三章

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chapter18 魔物討伐開始

無事、冒険者登録を済ませ、衛兵たちのもとへ戻った。

確か――この場所は関所で間違いないはずだ。

オレがそんなことを考えていると、中年の衛兵が声をかけてきた。


「無事、登録できたか?」


「はい、大丈夫です」


オレはギルドカードを見せた。


「なら――さっそく、頼めるか?」


時刻は不明だが、日が傾き始めている。

今の所持金は、銀貨2枚と銅貨125枚。価値がどのくらいなのかは分からないが、次にギルドへ行ったときに聞いてみよう。


「わかりました」


オレはそう答え、ジェニアスさんと共に魔物の増加調査と討伐を始めた。


■ ■ ■


中年の衛兵に返事をして街道に出たものの、どこから探すべきか迷う。

闇雲に探しても時間の無駄だ。魔法でなんとかならないか――。

オレがどうするか考えていたら、ジェニアスさんが話しかけてきた。


「これからどうするんだ?」


無魔法には探索用の《サーチ》という魔法があるらしいが、オレは使えない。

なら――風魔法で代用するしかない。

オレは少し――考え。


「探索魔法は使えませんが、風魔法で代用します」


オレの言葉に、ジェニアスさんは目を丸くした。


「代用するだって!? どういうことだ?」


まあ、そりゃそうだ。既存の魔法にはないんだから。

オレは魔力の流れをイメージし、自分なりの魔法を発動させた。


「《ウィンドウィスパー》!」


“風の囁き”。

範囲内の音をオレの耳に届ける魔法だ。

無魔法の《サーチ》や土魔法の《アースソナー》を参考にして作った。


魔力を薄く広げ、範囲内のあらゆる音を拾う。

自分の心臓の音、ジェニアスさんの呼吸、街のざわめき、森の小鳥や風の音――。

ありとあらゆる音が耳に届き、思った以上にうるさかった。


そんな中、街道から離れた森の奥で、微かに枝が折れる音がした。


「行きましょう」


オレはジェニアスさんに声をかけ、魔法を解除してその方向へ向かった。


■ ■ ■


ジェニアスさんと慎重に進む。

すると――森に紛れた緑色の人形のような生物が目に入った。

――ゴブリンだ。

姿が見えているのは、全部で5匹。


ゴブリンたちは地面に空いた穴の前で何かしているようだ。

注意はオレたちに向いていない。絶好のチャンスだ。


「《ウィンドバレット》!!」


オレはゴブリンたちに向けて風魔法を発動。

“風の弾丸”がゴブリンの頭を貫き、その場に倒れた。


オレたちは急いで駆け寄り、風魔法の《ウィンドカッター》で片耳を切断し、胸から魔石を取り出してアイテムボックスに収納した。


「手際がいいな」


ジェニアスさんがそう言った。


「無駄な戦闘は避けたいですからね。

この調子で、どんどん狩りましょう」


オレはそう答え、再び――ウィンドウィスパーを発動させた。

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