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第六話 ホームルーム

星には後で確認することにしよう。

先にこれをどうにかしなければ・・・・・・


「なぁ、星」「ん?なに」「そろそろ退いて欲しいんだけど、」

そう言うと星は「え、なんで?」と口にしながら首を傾げた。

「ここさ、学校だから」そう言うと星は「分かった」と口にしたものの納得してないようだった。


時計を見るとホームルームまで後5分程だった。

そもそもホームルームまで長いのは、この学校のホームルームは授業の1時間と同じだからだった。(始業式と終業式だけ)


ホームルームになると1時間はトイレに行けない。

教室の空気も良くなかったので俺はトイレに行くことにした。


「慎吾か稔、トイレ行こうぜ」「う、うん。わかった」「あ、俺も一緒に行く」二人とも行くことになった。



教室を出てしばらく歩いてる間も沈黙が続いた。

「・・・・・びっくりしただろう」「う、うん。それはね」

「星月星があんなに甘えてるのは初めて見たよ・・・・・」稔がそう言い放つ。


「実は・・・・・あいつとは幼馴染なんだ」そう言葉にすると、慎吾と稔は驚いて黙り込んでいた。


少し経って慎吾が口を開く。

「え?星月星と幼馴染なの?」「・・・そうだよ」「幾ら幼馴染って言ったって距離近すぎない?」

「まぁそれに関しては今度言うけど好意とかでは無いよ」

「でもそれは勘違いなんじゃ?」「そうだよ。多分勘違・・・」

「ないよ。絶対に」俺は稔の言葉を遮るようにそう言った。


慎吾と稔とトイレに行き教室に着いた頃に休み時間終了のチャイムが鳴ったので俺たち3人は急いで席に座った。


授業が始まるチャイムが鳴った時に一人の教師が教室へ入って来た。


その教師の名前は安藤先生と言い男の教師だ。

安藤先生は去年悪名高いと噂されている時期があったが実際そんなことは無かった。

去年少し遅く学校へ残っていた時、教室に忘れ物をして取り入った時に見た光景が意外だった。実は俺も安藤先生は何処かで噂通りの人だと思っていた。

でも、実際は悪名高い所か生徒のことを考えていた教師だったのだ。


そこから俺の安藤先生への評価は180度変わった。

授業で分からない事があれば聞きに行くようになったし、クラスメイトもほとんどの人が聞きに行くようになっていた。


そんな生徒思いの安藤先生が担任なのだから俺は嬉しかった。

「えーと、安藤です。皆さんはいよいよ3年生ですね。進学する人も就職する人もこの一年は価値のある物にしてください」

安藤先生がクラス全員を見渡してそう言った。


「それでは今から今後の予定の紙と教科書を配っていきます」

安藤先生はそう言ってそれぞれの列に今後の予定の紙と教科書を配っていった。


クラスメイト全員にプリントと教科書が行き届き教科書に名前が書き終わった頃に口にする。


「早速ですが今後の予定を見ていきましょう」安藤先生がそう言いクラスメイト全員がプリントに目を落とす。


「5月に体育祭があります。最後の体育祭なので皆さん一気団結して頑張りましょう」「それから・・・・・・・」

その後も安藤先生は今後の予定を次々と話していった。


整理すると5月に体育祭、夏休み前に林間合宿、9月に文化祭、

10月に学園祭そして11月に修学旅行。

12月から2月は行事もなく受験と就職に本腰を入れるという訳か。


(・・・・・何かと忙しくなりそうだな)

俺は心のなかでそう口にした。



文字の使い方ほんの少しだけ分かって来ました。

いつも読んでいる作家さん達がどれだけ凄いのかも。

今はまだ小説を書くのが下手ですけどこれからどんどん上手に書けるように頑張って行くので応援よろしくお願いします。

最後に出来たら★

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