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第三話 友人と始業式

友人二人の名前に悩みました。

調月慎吾は(つかつきしんご)と読みます。

学校へ着くと生徒会長が門に立っていた。


生徒会長の文月彩香。

彼女も三大美女と呼ばれる内の一人だった。


生徒会長は学校の中で一番成績が良く言葉もとても上品だった。


顔も整っていて去年から男子は彼女にアプローチをして告白しているのだが好きな人がいると断られているらしい。


門を潜り抜けると生徒会長に話しかけられた。


「樹くんおはようございます」「生徒会長おはようございます」

挨拶をされたので丁寧に挨拶を返すことにする。


「おはようございます。でも生徒会長じゃなくて名前呼びで良いですよ」


「じゃあ、彩香、さん・・・・・」

名前を呼ぶだけなのに妙に照れくさかった。


それもそのはず、こんな美少女に笑顔を向けられたら誰だってかたごとになってしまう。


「・・・・・ふふっ樹くん、お顔真っ赤ですよ」「え?」「ほら」


生徒会長が手鏡を見せてくれて確認すると顔だけじゃなく耳まで真っ赤だった。


恥ずかしいなと思いながらしばらく黙っていると星が

「樹、クラス表見に行くよ」と言い助け舟を出してくれた。


後を振り返ると彩香さんが笑顔で手を振っていた。

俺も恥ずかしながら手を振り返し星とクラス表を見に行った。


「・・・・・さっきは助けてくれてありがとうな。星」

「・・・いや、別に・・・・・でも、あんまり女子と話すの辞めて欲しい・・・かも」


そもそも女子と話す機会がそもそもないんだけどな・・・・・

「まぁ、分かったよ」と言うと星は笑顔で「約束だからね」と


そしてクラス表を見てみると「俺は3組か。星は?」「私も3組だった」見事に2人とも同じクラスだった。


「最後の1年よろしくな」「うん。よろしく」

クラスが分かったので俺たち2人は体育館へ移動することにした。


体育館へ着き星と別れて携帯を見た。


今は何時なのか確認すると『8時30分か』現在の時刻は8時30分で始業式が始まる時間まで15分くらいの時間があった。


暇なので携帯を見ていると二人の男子に話しかけられた。

「おはよう〜樹」「おはよう。樹」


最初に話しかけた男の方は天宮稔。

そして次に話しかけた男の方は調月慎吾。

2人とも俺がこの学校で出来た初めての友人だった。


この二人は世間ではオタクという部類に入るものだが運動も勉強もでき、顔も俺含めて悪くない方なのでクラスからの扱いは悪くはなかった。


この二人は俺が小説家だということを知る数少ない人物だった。

俺がまだ小説の事を分からない頃によくアドバイスをもらっていた。


有名になれたのはこいつらのお陰で俺にとって自慢の友人だった。


「おはよう。稔、慎吾」「あ、そういえば樹。最終巻見たよ」

調月慎吾がそう口にする。


「どうだった?俺的には満足だったんだけど」

「非常に良かったよ。何回も見返してるし」「そうか、ありがとう」

「稔はどうだった?」「うーんもう少し続けて欲しいという気持ちはありましたが文句なしの最終巻だったよ」


二人の言葉はとても嬉しかった。俺は本当に良い友人を持ったなと思った。


その後も二人と雑談を交わしていたらあっという間に始業式の時間となった。「じゃあ、また後でね」「うん」


二人と別れて自分のクラスの場所に座ることにする。

後で気付いたが二人とは同じクラスだった。


始業式が始まり長々と先生たちの話が始まる。

部活関係や行事関係その他いろいろ。


「続いては生徒会長からの挨拶です」先生がそう告げると生徒会長の文月彩香さんがみんなの前に立った。


「一年生の皆さん入学おめでとうございます。この学校で良い思い出を作れる事を心から願っています。そして・・・・・・」


いつ聞いても良い声だな。そんなくだらない事を考えていたら

始業式が終了した。




名前のタイトル変えます。後日学園の三大美女に惚れられた高校生作家の俺の青春物語に変更にします。

明日ももちろん投稿します。日曜は2話投稿出来たらします。

それ以外は水曜まで1本投稿です。

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