プロローグ
題名のAisling realizationの意味は(夢を見る者)(実現する)という意味です。
仮想現実ゲームAisling(夢を見る者という意味)
仮想現実ゲームAislingはある物を掛けると別の世界に行けたり空を飛べたり何でもできるというものだった。
仮想現実Aislingは言わば自由だった。
時間に制限が無く現実世界と時間の流れが違っていた。
仮にAislingで10時間遊んだとしても現実世界では5時間にも満たない事だった。
遊び方はいろいろあった。
ゲームの中に出てくるモンスターと戦っても良いし、ただ気ままに草原を歩いたり寝たり自由に過ごしても構わないというものだった。
仮想現実ゲームAislingは全世界プレイヤー数10億人という偉業を成し遂げた大人気ゲームを描いた小説物語だった。
Aislingを読んでいたほとんどの人が
いつかこれが現実になったら____と思っていたことだろう。
そんな大舞台を描く物語の作者は高校生だった___
3年前(中3の頃)に彼は仮想現実を描く小説にハマった。
これが仮想現実Aislingを作るきっかけとなった最初の出来事だった。
そして彼は自分の書く小説の世界の中だけでも現実には不可能な事を実現したいという想いがあった。
そうして生まれたのが仮想現実Aislingだった。
そんな彼は学校では騒がれているのか____というと実は違った。
学校では自分が人気小説家ということを隠して過ごしていた。
隠していた理由はただ単に聞かれたら説明するのがめんどくさかったからだった。
それに彼はクラスの中心にいるタイプでもなかったし自分から話しかけるなんてこともしなかった。
ーーーー彼は学校にいるほとんどの時間を小説を考える時間に費やした。
授業はたまに聞いている程度だった。
その理由は聞くに値しなかったからだった。
小説を書く時に集中力が必要だと思いたくさんの本を見まくった。
小説を書く知識を得るためにやれるだけの事は全て行った。
その時に高校3年間の範囲の勉強をし1年でマスターしたのだった。
元々勉強が苦手では無かったから出来たことだった。
彼は1年で小説を書く為の知識を詰め込み______もう1年で3年間の勉強を詰め込んだ。
______彼は高校3年間の2年間を自分の夢に費やしたのだった
高3に上がる前に小説家という夢が叶った。
そして、
(高校3年)
彼の正体がバレる出来事が起こった。
想いは心の中で思い浮かべているという意味なのでこの漢字にしました。
書籍化なって小説家を夢みてます