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小舟

作者: 武井 こらむ

湖に浮かぶ小さな舟の中で、眠ってしまったようだ。


ふと目を覚ますと、湖の色は綺麗なエメラルドグリーンに輝いていた、そうあの光を帯た翡翠の様な感じだった・・。

今迄に見た事の無い色・・。


うん、多分、もう同じ色をこの湖にみる事は無いだろう。


出会いもそう、この色も、一期一会であるから。


そしてこの瞬間、一瞬一瞬を大事にしなくては、ならないのだ。その時感じた気持ちは、きっと、本物だから。


その感覚、その感動を覚え、身体に染み込ませ、目を閉じ、瞼いっぱいに、その色を感じる。


そしたらまた、湖に浮かぶ小さな舟は、少しづつ動きだし、目的地に到着するだろう・・そうきっと・・眠る前に。

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