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キャラメル⭐️ランドセル

作者: マルクス

キャラメルランドセル

その言葉の意味を知っている人はどれくらいいるのだろう?

本多香は、小学二年生になる。暮らしてるのは山に囲まれている田舎だ!

学校から家までは徒歩三十分はかかる!

帰りは、友達は別方向のため、行き帰り全て一人!

全校で三十人しかいないので今の六年生が卒業すると隣町の学校と統合する!

そのため、来月から、町の学校に行ったりする交流会が始まる。

本多香はいつも帰りにお腹が空く。

お腹から音が鳴りやまない。

そんなときは、よく道に生えてる草を食べて家まで我慢した。

そんなある日、帰りにお腹が減ってると、背後から「オチビチャン。」と声が聞こえて振り向くと誰もいない!

香が前を向くと、自分より背が低くて、顔に白塗りしてる女性か男性かも歳も分からない哺乳類が立っていた!

香はビックリして声が出なかった。

そいつが「オチビチャン~僕を人だと思わないでね~」と独特なしゃべり方をして来た。

すると、「僕は、森の妖精さ!」とコスプレの男性だとはわかった!

「オチビチャン~僕は知ってるよ~オチビチャンがお腹空かしてること!」と図星のことをいわれた!

香は思わず「何で知ってるの?」と聞くと「僕は何でもお見通しさ、サンタ、次オチビチャンどうぞ」と何故かしりとりを始めたので、香は無視して、帰ろうとすると、

そいつが「ゴメンゴメン!自己紹介しますわ。僕の名前は、シャンドルです。」と言ってきた。

香は「はい。」と言って帰ろうとする。

シャンドルは「お腹空かしてるんでしょ?じゃあ、この言葉あげる。キャラメルランドセルっていえば空腹なくなるよ。」と言う。

それでも、無視して帰る。怖かったが、後ろをチラ見しながら帰った、シャンドルはついてこなかった!

香はその日の出来事は誰にもいえなかった!

その後、そのことは忘れていて、数日たったとき、帰りにまた、スゴい空腹感が襲われて、あの言葉を思い出した!

香は藁にもすがる思いであの言葉を「キャラメルランドセル」と言うと空腹がなくなった!

その後も、腹が空く度に「キャラメルランドセル」を連呼していた!

そうしてるうちに、交流会が始まろうとしていた!

しかし、交流会はなくなった!

町の学校の生徒たちが次々と、謎の死をとげた!

統合もなくなった!

この村には伝わる言葉があった。言葉は、人を殺めるなどあった!

それが、「キャラメルランドセル」

この言葉を連呼して、統合をやめさせた。

香はこの学校て卒業したかった!それが、出てしまった!

何十年後、本多香も結婚し子供もできた!

「おかあさん。」と子供が呼ぶ。天気が良かったので、公園で娘と遊ぶ

砂場で遊んでいた娘が、ベンチに座る私に近寄ってきて、「おかあさん、キャラメルランドセルって何?」と聞いてきた。

私は昔の記憶がよみがえり、すぐに「止めなさい!その言葉は」と言う!

娘は、不思議そうにしてたがそれは多分、言わない方がいいと思った…

もしかすると、あの森の妖精 シャンドルは香の心が映し出し香自身だったかも知れない…

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