表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/75

人物紹介

この物語は「地獄の皇太子は2度死ぬ」シリーズの第2部です。

前作の第1部を読まなくても、そこまで支障はございませんが、一応、世界観の説明と人物紹介を用意しました。


人物紹介用の挿し絵がございますので、イラストが苦手な方は挿し絵をOFFにしてください。

【世界観の説明】

 大魔導士ソロモン王が、今まで日陰の存在だった魔法を研究・発展させ国の文明の中枢に据えたことで、彼の御代にイスラフェル帝国は世界の5分の1を支配するほどの帝国に発展した。

 彼の死後、イスラフェル帝国はいくつもの国に分裂したが、分裂後も魔法はどこの国でも文明の中枢であることは変わらず、また、魔法自体の研究、発展は続いた。


 しかし、魔法は一般的な存在にはなかったが、ソロモン王が研究、発明した道具や技術の中には、現在の技術をもってしても再現不能で、また、世界の秩序を大きく乱してしまうほどの危険なものも存在する。それら危険な存在を「魔導遺産」と呼ぶ。

 こうした魔道遺産に対処し世界秩序の守護のため、アカシック財団が設立した秘密組織が白銀はくぎん腕手かいなでであり、その実行部隊が回収班である。

 

 主人公のメリッサ達は、幾つかある回収班のうち第4回収班に属する。




【人物紹介】


〈メリッサ・ソル・グレンザール〉

白銀はくぎん腕手かいなで、第4回収班の班長。

白銀の腕手は秘密組織なため、普段は表の稼業として、グレンザール警備会社を営む。

凛とした目ときりりとした佇まいが美しい女性だが、自分には似合わないだろうと女性らしく飾ることはしていない。年齢は18歳、正確は真面目。

魔法どころか魔力を放出することが一切できず、そのせいで第4回収班はいつも最下位ランクである。

魔法が使えない分、剣の腕は達人の域にある。


挿絵(By みてみん)



〈クロード・ブラック〉

メリッサが復活させた悪魔。正確には、悪魔の魂が人間の中に入っている状態で、自分の魔力回復の為に、メリッサの回収班に協力しているが、悪魔であることはメリッサとの秘密になっている。

自分の魔力で多少は魔法が使えるが、メリッサの中に眠る膨大な魔力を利用することで、強力な魔法を使うことが出来る。ただし、使用後は身体がボロボロになるため、連続の使用が出来ない。

黒髪のイケメンで、普段はメリッサの執事兼秘書をしているが、性格は尊大な俺様系で、メリッサはいつも振り回されている。


挿絵(By みてみん)



〈ヘルマン〉

元傭兵で、戦闘のプロフェッショナル。強面で無口なため近寄り難い雰囲気だが、根は優しい。現在は、第4回収班に属しつつ、グレンザール警備会社で働く。また、普段は社屋1階の喫茶店でコックを務める。

40代のおっさんだが、ゴリゴリマッチョの戦士タイプ。

武器は、埋め込まれたクリスタルによって超振動をする大剣で、ゴーレム(ロボ)など硬い物でもぶった切る。


挿絵(By みてみん)



〈マリア〉

補助魔法から攻撃魔法まで、様々な魔法が使える第4回収班の魔法担当。魔力も桁外れて高く、数人がかりで行う高難度の魔法も彼女1人で使えたりする。普段は警備会社の経理担当。

香るような美貌に加え、お淑やかで柔らかい物腰であり、女神級の美女である。が、実の妹の様に大事にしているメリッサのことになると人が変わり、ついつい長いお説教を彼女にしてしまう。そして、かなりの過保護。

クロードの天敵でもある。


挿絵(By みてみん)


〈ヴァル〉

第4回収班の凄腕ガンナー。

見た目は15歳はどの少女で、天真爛漫かつ活発な性格。難しいことは考えるのが嫌いだったり、自分を「ヴァルは――」と名前で呼ぶなど、精神年齢はやや幼い感じだが、一方で、銃の扱いに長け、難しい狙撃もなんなくこなすなど、過去の経歴も含めいろいろと謎が多い。

普段は、1階の喫茶店でウェイターをしている元気な看板娘。


挿絵(By みてみん)


〈アルレッキーノ〉

第4回収班のメカニックと情報分析を担当。

国立魔導研究所の優れた研究者だったが、ある一件でそこを辞めて第4回収班に入った。ロン毛にピアスと見た目からしてナンパな男だが、性格も見た目通りで、美しい女性は口説かずにはいられないナンパ野郎。

戦闘行為は全くできないが、戦闘支援や武器の整備・開発も出来き、頼れる存在である。


挿絵(By みてみん)


〈ロゼッタ〉

 ある事情により、ゴーレム(ロボット)の体になった少女。

 寸胴鍋の様なゴッツい見た目で、ゴーレムの体を生かして様々な重火器を使用した戦いが出来る。兄のアルレッキーノと違いしっかり者。ちょっとおませだが、温厚で控えめな性格である。

 普段は、社屋のハウスキーパー。


挿絵(By みてみん)




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ