第9話 新たな4人の協力者
博士「ああ、帰るさ。この男を連れてな。」
博士は重たそうにヴィクターを抱えて、拠点へと向かった。
ヴィクター目を覚ますと、そこには4人の人影が見えた。口にガムテープを貼られ、縛られているので話を聞くことしかできなかった。
レイ「誰よ!この男は!あんた敵兵だったらどうするの??もしかしたら敵兵どころじゃ済まないかも....」
ルミノア「落ち着きなさいレイ。敵兵だったら博士たちに気づいた時点で射殺しているでしょう。エイゼンの手下だったら、影がないはずよ。」
レイが確認すると、ヴィクターには影があった。
レイ「影は.....あるよ。エイゼンの手下ではないみたいけど、まだ信用できるかわからないよ!!」
博士「そうだ。だが、なぜこの男が私の資料室にあるはずの設計図を持っていたのかだ。この光の忍者の設計図を......。」
博士たちはヴィクターの口に貼られているガムテープを剥がした。
博士「軍人よ。なぜ光の忍者の設計図を持っているのか洗いざらい吐いてもらおう。」
3人が何を話し出すのかと聞いていると、ヴィクターは今までに起こったことを全て話した。
〜か く か く し か じ か〜
博士「ふむ。鏡に吸い込まれた先が別の世界線.....。この設計図は向こうの私から貰ってきたものだと.....」
ヴィクター「そう!その通りだ博士!ようやく信じてくれたか!!」
ルミノア「そうでもなければ説明がつきそうにないものねぇ。」
レイ「じゃあ敵ではないんだね。リリィ出てきていいよ。」
リリィ「この人、悪い人じゃないよ。最初から分かってたもん。」
レイ「リリィの勘は確かに当たるけど、今回はそうは行かなかったの。ちゃんと確認しなきゃ。」
リリィ「それはそうだけど.....」
リリィの勘はよく当たる。今日の天気を言い当てたり、「あっち行かないほうがいい。」と言った先に爆撃が落ちたりすることがあった。ただ勘が良いだけではないのかもしれない。ヴィクターはそのやりとりを見ながら、博士に向かって言った。
ヴィクター「なあ博士、俺の潔白は証明できただろ??」
博士「ああ、そうだな。君のする話では光の古文書の最後のほうが読めなくなっていたと言ったな。この世界ではそんなことはない。そして、エイゼン・ウォーカーの名前以外何も分からないと言っていたが、この世界ではそんなこともない。」
ヴィクター「何だって??エイゼン・ウォーカーの詳しい情報がこっちの世界線では分かるのか!!教えてくれ!俺はアイツを博士のためにぶっ倒さなきゃならないんだ!博士っていってもアンタとは少し違うのかもしれないが......」
レイ「こっちの博士もあっちと同じよ。ただ、少し違うのは諦めたってところよ。失った家族をね。」
博士「ああ、そうだ。世界線を書き換えてまで、この世界を壊してまで救うことなどしたくはない。愛する息子が好きだったこの世界だからな。......エイゼン・ウォーカーの詳細だったな。ルミノア。」
ルミノア「はいはい。分かりましたよ。」
ルミノアは薄く束ねてある資料をヴィクターに手渡しした。
第9話更新です!今回で第1章が終われるかなと思ったのですがもう少しかかりそうです。これは全く関係のない話なのですが、今日は部活があったんですね。いつも午前からの部活のときは、9:00から。午後からの部活のときは、13:00からとなっていました。昨日、部活の時間を予定表を見て時間を確認した僕は、「あ、13:00からか。おけ。」と思って、今日は13:00に完璧に間に合うように準備をして、練習場所に到着をしたんですね。でも、なぜかみんないるんです。笑っちゃいますよね。12:00を13:00に見間違えてそのまま来てしまったんです。いや〜失敗しました。障害かなんかを持っているんだと思います。結構こういう間違いが多いですから、検査すると確定してしまうので、重ね合わせADHDにしておきましょう。それでは第10話の更新をお待ちください。




