第5話 光の使者たちの集落
博士「これだ......!!長旅をした甲斐があった!!」
そこに書いてあったのが今のタイムトラベルを可能にする理論だ。だが、私にはこれを説明するほどの理系の知識がなかった。だから私は科学者を探した。
この理論を理解できる人物がいないか、出会ったことがある人物、新聞などで取り上げられていた人物を手当たり次第探した。
博士「急がねば。誰でもいい。誰でも......これが理解できる者であれば.....!!」
急いでいた私は各地を走り回った。いつあの戦争が、この辺りまで広がるかわからないからな。
私たちの集落へと走っていく老人を見つけた。敵かも。敵だ。そうに決まっている。きっと敵国の軍人か何か。敵なら倒さなきゃ。だから私は老人を取り押さえた。
博士「ウグッ!!お前!何をする!」
??「おじさん。私たちの集落に何かしようとしているんでしょ。言い訳しても聞かないから。」
博士「集落!?何のことだ!この辺に集落があるなんて聞いたことがないぞ!!」
??「嘘つかないで。そんなに暴れるなら....こうっ!!あ、やっちゃった。」
倒れた老人を見て、私は少し申し訳なさそうな顔をした。私は老人が持っている封筒を手に取った。
??「えっと、中身は…?」
中の紙束を見た私は本当に驚いた。予言の通りだったから。私たちの集落に、部族に代々伝わる予言の通りだったから。そう、私たちスペキュラ族に。
??「ちょっと大人しくしてね。」
私はこの老人を集落へと運ぶことに決めた。あの人なら、姉さんなら何か分かるかもしれないから。




