表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BLACK NINJA  作者: Nora
第1章 集結
17/26

リメイク版第8話 もう一人のアーサー・ロイド・ブラウン

ヴィクター「俺の名前はヴィクター・クロウだ!!じゃあな博士!!」


青色の光がヴィクターを包み込み、鏡がそれを吸い込んだ。(そう見えている。)



目が覚めるとヴィクターはタイムトラベルをしたときのあの鏡の前に戻ってきた。時間がどれぐらい経っているのか経っていないのかも分からない。外に出て警戒しながら周りを見渡すと、どうやら完全に同時刻へ帰されたようだった。


ヴィクター(帰ってきたのか.....。あの化け物はいないだろうな.......??)


あの化物がいないかしっかりと確かめた後、隊員の死体を確認した。ヴィクターは隊員たちを土に埋めて、全員の墓を作った。隊員Dの墓にはしっかりとコーラをかけてやった。


ヴィクター「あの化け物......。絶対ぶっ倒してやるからな。」


置き去りにされていた荷物を取って、夢から覚めたように銃を装備して、歩き出した。目的地が決まっていなくて、ただ彷徨うだけの前とは違って、今はしっかり自分でどこへ行けばいいのか分かっていた。


ヴィクター(待ってろよ。博士。)


博士のところへ行くとは言っても、こんな激戦区の場所に拠点を構えている訳がないからとりあえず激戦区から離れた。


ヴィクター(これは逃げじゃない。進むための一歩なんだ。)


ヴィクターがしばらく歩いていると、


??「キャーーーーーーー!!」


子どもの叫び声が聞こえた。ヴィクターはすぐにその声の主を探して走り回った。この地獄のような世界で、一つでも救える命があるのなら救わない手はない。


ヴィクター(どこだ......どこにいる.......??)


ヴィクターはようやくその声の主を見つけた。そのときヴィクターは少し安心したような顔をした。そこにいたのはさっき別れを告げたばかりの博士だった。正確に言うとこの世界線の博士だ。だから、ヴィクターとは面識がない。


??「だって、犬怖いんだもん.......」


博士「落ち着くんだリリィ、ただの野犬じゃないか。あんまり大きい声を出すと、敵兵に見つかる。今のうちに拠点に戻るぞ。」


リリィ「うん....。」


ヴィクター(なんだ。ただの野犬か。良かった。)


ヴィクターはついさっきとはいえ、再会の喜びで博士を呼んでしまった。


ヴィクター「なあ、博士!久しぶりだな!って言ってm......」


ヴィクターが話し終わる前に博士はヴィクターに向けて、何か銃のような物の引き金を引いた。ヴィクターはビリッと音を立てて地面に倒れた。


博士「全く。だから大声を出すなと言ったのだ。敵兵が来てしまったではないか。たまたま電気ショック弾が残っていたから良いものを。」


リリィ「ごめんなさい....。」


博士「仲間を呼んだかもしれん。早く帰るぞ。」


博士は帰ろうとしたが、ヴィクターが大切そうに持っていた一枚の紙が視界に入る。それは、ヴィクターが向こうの世界線から持ち越したBlackNinja(本人が勝手に名付けた)の設計図だった。


博士(....なぜ敵兵がこれを持っている....。)


リリィ「博士、帰らないの?」


博士「ああ、帰るさ。この男を連れてな。」


博士は重たそうにヴィクターを抱えて、拠点へと向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ