リメイク版第3話 黒幕の名は
博士「ついてきなさい。全て話そう。」
博士はそう言うと、歴史を感じる資料室のような場所にヴィクターを連れてきた。そこには今までの戦争や事件を全てまとめた分厚い資料が一冊置いてあった。(その周りには沢山の資料が山積みに置いてある。)
博士「これが私の5年間だ。戦争に家族は殺され、全てを失ったが、私の最終的な野望はこの戦争を無かったことにし、愛する家族を取り戻すことだ。こんなことは間違っている。と思ったか?だが、君にもあるはずだ。やり直したい過去が。」
博士は話しながら資料をヴィクターに渡した。ハリーポッターより分厚いそれをヴィクターはパラパラと目を通した。
ヴィクター「読むのに時間がかかりそうだからゆっくりしててくれ。俺は読むのが遅いんだ。」
その資料集にはこんなに分厚くなる程度には色々書かれていたが、簡単に要約する。そこに書かれていたのは、この戦争の発端となった悪の元凶であった。
"この戦争の元凶は、エイゼン・ウォーカー。"
ヴィクターはその名前を聞いて全くピンと来なかった。
ヴィクター「こんな名前聞いたことないぞ!エイゼンだって?こいつが全ての元凶だって言うのか?」
博士「そうだ。私も初めてこの名前に辿り着いたときは訳が分からなかった。エイゼン・ウォーカー。この男は確かに色んな事件の写真に写り込んでいる。」
ヴィクター「こいつをぶっ倒せば万事解決…………ってわけでもない。って言いたそうな顔をしてるな。」
博士は険しい顔をしながら、言った。
博士「そうだ。この5年で突き止めることができたのは名前のみ。色んなところに写り込んでいるこの男がエイゼン・ウォーカーだということは確かだ。だが、これほど大きな戦争を引き起こせる権力を持った男が本名を名乗っている可能性は低い。そして、何よりこの男の所在が分からない。いつどこで何をしているのか......。」
ヴィクターは閃いた顔で言った。
ヴィクター「あんた、タイムマシンを持ってるわけだろ??じゃあそれ使えば楽勝だろ。いつどこで何しようがこの写真が撮られたときには絶対にいるわけだ。」
博士「それはもう考えた。だができないのだ。」
ヴィクター「できない......??俺をこの時代にタイムトラベルさせることができただろ?」
博士は悲しそうな顔で言った。
博士「君がここへ来れたのは奇跡なのだ。私は考古学者だから、理系の知識はさっぱりでな。この技術はまだ不完全というわけだ。」
ヴィクター「不完全ってどういうこ.......」
博士はゴホンと前置きをして言った。
博士「まあ、それは置いておいて、君も気になっただろう。鏡の謎についてだ。詳しく話そう。」
おそらく9人は固定の読者がついたのかなと思います。リメイク版となっておりますが、これが正史となります。




