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参加の許諾

王は総武道祭で悩んでいた。

すると、側近のレイドルドが王に案を出す。

その案を王が承認し早馬を出した、、

その手紙を受け取ったレイムリスは今までにないほどに喜びを出した、、

王が総武道祭の采配について悩んでいると側近であるレイドルドが口を開く。


「では、王よ。」


「ん?何じゃ?」


「ネルデントルト、メイに参加の依頼をすのではなく、レイムリスに参加依頼を送ればよろしいのでは?」


「、、っ!!そうか!!そうじゃの!!それはいい案じゃ!!よし!!今すぐに馬車を回しレイムリスにこの手紙を送れ!!」


「了解いたしました。」


レイドルドが承諾すると、早馬でアルド家へと向かって行った、、

そして、レイドルドがアルド家に着いたのは翌朝であった。


レイドルドがノックをする。

「失礼します。こちらは「剣聖」ネルデントルトの屋敷であっておりますか?」


「、、はい、合っておりますが今の時間はご存じですか?」


「えぇ、この時間であったのは申し訳ありません、しかし、こちらの手紙は王からの手紙故。」


「そういうことでしたか、ではそちらの手紙を拝借いたします。」


「えぇ、こちらをレイムリス嬢にお渡しくださいませ。」


「はい、確かに承りました。」


「それでは、私はこれで、、」


そうして、レイドルドはもう一度早馬に乗り、今度はゆっくりと帰っていった、、


「さて、、こちらの手紙は何かしら?」


「あれ?メイさんが手紙を受け取るなんて珍しいっすね。」


「グレイ、、えぇ、普通なら受け取らないけど王からの手紙っていうから受け取ったのよ、それにこれを届けたのが側近のレイドルド様であった時点でだいぶ大切なやつなんでしょ。」


「それでその中身は確認するすか?」


「確認なんてしないに決まってるでしょ?王からの手紙は指定された者にしか開けられないように魔法が施されているの。」


「そうなんすね。それでこれは誰当てすか?」


「レイムリス様よ。今は寝ているから静かにね。」


「了解っす。」


そうして、メイが手紙を受け取ってから数時間後レイムリスが起きてくる、、


「おはよう、メイ。」


「えぇ、おはようございます。レイムリス様、起きて早速ではございますがこちらを。」


そうしてメイが手紙を渡す。


「これは?」


「王からの手紙でございます。」


「そうなの。」


レイムリスが手紙を開ける。

すると、レイムリスがメイに問いをかける。


「メイ、ネルはどこにいます?」


「ネルデントルト様は、今の時間ですとまだお部屋にいると思いますが。」


「そう、わかったわ。それとメイ。」


「はい。」


「帝国へ行く準備をしておいて。」


「、、?かしこまりました。」


メイにそう言うと、レイムリスがネルデントルトのもとへと歩いていく、、

そうして、ネルデントルトの部屋に着いた。


「ネル、入ってもいいですか?」


「ん、、レイか、、?」


「えぇ、そうよ。入るわね。」


レイムリスは扉を開ける、、

すると、そこにいたのは今起きたであろう寝起きのネルデントルトであった。


「、、っ!!お、、おはようございます。」


「ん、、おはよう、、レイ、、それで何か用、、?」


「えぇ、国王様から手紙が届きまして、その内容を伝えようと思いまして。」


「そうなの、、それでその内容は、、?」


「はい、その内容は「ネルデントルト、メイを総武道祭に連れてこい。」という内容です。」


「、、え?それは、、」


「行きましょう?帝国主催の総武道祭に?」


「、、分かったよ、、レイがそういうなら、、」


「やった!!ありがとう!!ネル!!」


レイムリスは今までに見たことないようなほどに喜んでいた。


「レイがそう喜んでくれるならよかったよ。」


ネルデントルトはそういうと起き上がり、準備を始めた。


「そうだ、レイ、メイに返事を書かせたかい?」


「あ!!まだだった!!行ってくるね!!」


「うん、行ってらっしゃい、、」


レイムリスはメイを探しに部屋を出た。


「、、はぁ、今まで不参加だったのにな、、お前も連れて行かなくちゃか、、まぁ何事もないといいが、、」


そうして、レイムリスはメイに返事を書いてもらい、帝国へと向かって行った、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

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