王への誓い
影なるものたちがアルバ家の花になっていた頃、、
二人は、謁見の間にて国王と話していた、、
そんな二人は、国王の前で誓いの言葉をもう一度唱える、、
影なるものたちがアルド家の可憐なる花になっていた頃、、
ネルデントルトとレイムリスは、謁見の間にいた、、
「よく来た、ネルデントルト、そして、レイムリス嬢。」
「はい、本日はお招きいただきありがとうございます。」
「お招きいただきありがとうございます、国王様。」
「思ってないことを口にする出ない、それで、お主らはこれからも夫婦としてやっていけそうかな?」
「もちろんでございます、私、「剣聖」ネルデントルトは妻である、レイムリスの安寧と幸福をお約束いたします。」
「私も同じく、「賢者」レイムリスは夫である、ネルデントルトの信頼と信用をお約束いたします。」
国王の前で誓いを立てた二人は、国王に向かって頭を下げた、、、
「そうか、、確かに誓いの言葉を受けたぞ、では、お主らは会場に戻って、横のつながりでも作ってくるとよい。」
「「はい、かしこまりました。」」
そうして、二人は謁見の間の後にした。
「、、ふぅ、、とりあえずは大丈夫じゃな。」
「そうですね、国王様。」
「それはそうと、ネルデントルトの屋敷に怪しい虫たちが言ったと聞いたがどうなった?」
「そちらの方でしたら、ネルデントルトの屋敷で働いているメイドが一人で片付け、選定師であろう者が花に変えておりました。」
「、、そうか、、あやつの屋敷は随分と堅牢なのだな。」
「そうですね。」
「まぁ、それはよいとして、その怪しい虫たちがどこの者たちか分かっておるのか?」
「いえ、それが、、」
「そうか。」
王と側近が話し合っている間、二人はパーティー会場にいた、、
「ネルデントルト様、まさか、貴方に妻ができるとは!!」
「それはバカにしているのですか?」
「まさか!!ただ我らの国の鉄壁に妻ができたことで、我らの国も安泰だと思ったのですよ!!」
「そうですか。」
「レイムリス様!!ネルデントルト様とはどのような夫婦でいたいのですか!?」
「そうですね、妻になったのですから夫である、ネルデントルト様の支えになりたいですね。」
「えぇ!!とても素晴らしい夫婦ですね!!それはそうと私たちを側室に!!」
「あはは、それはどうでしょうか?」
そんな会話を数分間続けた、、
そうして、パーティ―を終えた二人は馬車に乗り込んだ、、
「はぁ、、疲れましたね。」
「あぁ、疲れたな、、」
「これは純粋な疑問なのですが、ネルは側室を迎えたいですか?」
「なんですか?」
「いえ、今日のパーティーで「側室に!!」と言われましたので。」
「なるほど、、、」
「あの、、」
「不安になりましたか?レイ?」
「、、っ!?そ、、そんなことは、、」
「ふふふ、安心してください、あなた以外は妻に迎える気はございませんよ。」
「、、っ!!そ、、そうですか、、」
「ふふふ。」
そんな会話をしている二人、、
それは、先ほどまで息苦しい会場にいた二人とは思えないほどに
甘くも初々しい雰囲気が馬車に広がった。
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