決着の時
「無影」がレイムリスに攻撃を加えようとした、、
それが「剣聖」の怒りに触れた、、
そして、「剣聖」が空間に剣を振るった瞬間、、暗闇が消え、決着した、、
それから「剣鬼」が闘技場に上がり力を振るった、、しかし、、
「剣聖」が空を切るように剣を振った、、
すると、暗闇に包まれた空間が切り裂かれ消えた、、
「、、っ!?はぁ!?俺の空間が切り裂かれた!?今までこんなことはなかっただろうが!!」
「当たり前だ、、今までお前と戦ってきたのは遊びだ。」
「な、、何言ってんだよ、、遊びって、、」
「お前はどうして「三剣」だなんて言われると思う?」
「は、、?」
「だってそうだろ?最強の称号だって言うんだったら一人でいい、でも、その最強の称号を持つのは三人もいる。どうしてだと思う?」
「わ、、わかるわけないだろうが、、」
「そうだな、、お前が三剣になるなら「剣鬼」だったと思うけどな。まぁ、簡単な話だ。三剣は力、技、動の頂点に立つものたちがもらう称号、、本当に一番上に立ちたいんだったら「剣神」を目指せばいい。それができるならって話だけどな。」
「、、お前は「剣神」を目指さないのか?」
「僕は目指さないよ、というか、「剣聖」の座すら渡したい、、僕はこの席に未練ないしね。」
「なら、、俺にくれよ。」
「それは無理だ、未練はないけど威厳はあるだわ。だから、奪いたいのなら奪ってみろ。」
「くそ、、じゃあな、、」
「無影」がつぶやきならがら暗闇とともに消えていった、、
それをみた「剣聖」は闘技場を後にし自身の席に戻った、、
「お帰り。ネル。」
「うん、ただいま。レイ。」
「、、、、、」
「どうして?メイ?」
「い、、いえ、、そ、、その、、」
「そういえば、処遇を決めてなかったね。メイ。」
「、、、、はい、、」
「そうビビるな、メイ。お前は三週間ほど自室にこもってなさい。」
「、、っ!!は、、はい、、承知いたしました。」
「はぁ、、勘弁してくれよ、、」
「さて、、他の七騎士たちはわしらが相手をしようかの、、」
「そうね、でも剣を向けてるのは三人ほどよ?」
「そうかもしれんが、、わしは「剣鬼」、、手加減はできん、、」
そうして「剣鬼」が闘技場に降りる、、、
「なぁ、「剣姫」、、今回の祭りで三人いい奴いたか?」
「そうね、、いないんじゃない?」
「そうだよな、、はぁ、、三席空いちまったな、、」
「そうね、、」
「剣聖」、「剣姫」がそうつぶやいた瞬間、、
七騎士の三人は「剣鬼」によって吹き飛ばされ、その席を空けた、、、
「あぁ、、ありゃ即死だな、、」
「そうね、本当に爺なのかしか?」
「そうだな、ほんと鬼のような強さだな、、大丈夫?レイ?」
「えぇ、大丈夫です。」
「、、、、」
「よかったな、メイ。私が相手で。」
「そうですね、、」
「ほら!!どうした!!もういねぇのかよ!!わしを倒せる奴はいねぇのかよ!!」
「剣鬼」が叫んだ、、、
すると、七騎士の一人が立ち上がり闘技場に上がった、、
「、、あれは、、」
「七騎士「無像明鏡」だね、、」
「あはは!!今度はお前か!!」
「剣鬼」がそう言いながら構えをとる、、
そして、「無像」が構えをとった、、
お読みいただきありがとうございます。
誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。
高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。
この作品は不定期です。