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海上決戦:巨大アンコウと謎の蛮族

『海上決戦:巨大アンコウと謎の蛮族』

登場人物

ロージー(PL:Aさん) ……街道が大好きなメタロスの神官。22歳。

ミコト(PL:Bさん) ……うさぎの魔法使い。芯の強い丁寧語の少女。12歳。

ミード(PL:Cさん) ……お酒が大好きな陽気なドワーフの戦士。18歳。

タマーナ(PL:Dさん) ……寡黙なルーンフォークのグラップラー。少女姿。

イリセア(PL:Eさん) ……キザで格好つけたがるエルフの弓使い。35歳。


シーン1 巨大アンコウを捕らえよ

王都パルウィートに春の陽気が満ちるころ、王族の生誕祭を目前に控えた街は賑わっていた。

レジーナ:「誕生祭があるのは君たちも知っての通りなんだが。去年、あんなようなことがあったから。陛下がそれを、その記憶を上書きするぐらい派手にやりたいと。・・・そこでフェイクアングラーという巨大アンコウを港町オーア・ライの商会に頼んでいたのだが、音沙汰がない。君たちに、様子見と、できれば確保をお願いしたい」

ロージー:「巨大アンコウ……って、そんな大きな魚、本当に釣れるんですか?」

ミード:「アンコウ鍋ってやつか? ははっ、腹いっぱい食えるなら斧も振るいやすくなるってもんだな!」


依頼主は港町オーア・ライの商会。だが、この依頼はただの漁では終わらない予感があった。


プレイヤー:ブラグザバスの神官とかがキャンペーンの敵だし、運ぶ途中で腐りやすくなってたりしてね!

GM:思いつきでそういう判定をするとろくなことがないから辞めておこう(笑)


シーン2 裂く牙、襲い来る獣

街道を進み、野営をしていた一行の前に、突如サーベルタイガーが飛び出す。

イリセア:「危険感知成功。・・・三体!? みんな起きろ!」

タマーナ:「……了解。」


激闘の末、虎たちは倒れた。


プレイヤー:サーベルタイガー(LV7)が出てくる街道ってやばくない?

GM:皆のレベルが上がってるからね。君たちの脅威になるものはなかったで飛ばしても良いかもね。

プレイヤー:街道の力が弱まっているのかもね。腐敗の種とかばらまかれてるらしいし。



シーン3 港町オーア・ライと海の護衛

到着した港町は混乱に包まれていた。シーサーペントの脅威に漁船が損壊。修理したが、巨大アンコウどころではない。

ロージー:「このままでは依頼が果たせません。私たちが護衛に出ましょう!」

ミード:「あんな奴がいたら、ここの海の安全が守られない。おいらは困ってる人、助けたい」

ミコト:「船に魔法の補助を……少しでも耐久が上がれば……水着で水泳判定上がりますね!」

ロージー:「じゃあ、鎧を脱いで水着を着ます。浮き輪とかもあったら良いのかな?」

ミード:「海か・・・こっそりとイリセアにロープを結びます」

イリセア:「え!?何?」

ミード:「いざとなったらイリセアを引っ張って一緒に海に落として、剣の加護で助けてもらおうかと(笑)」

こうして一行は、漁船護衛という新たな任務へと赴いた。


イリセア:「今回は水着回だ!名誉点も使って、競泳水着を買うぞ!」

ミード:「パルウィードのトビウオの称号はお前のものだ(笑)」


シーン4 海に浮かぶ影、静かなる少女

「アデン」というリザードマンが巨大アンコウに詳しいということで、船に一緒に乗りながら、海の探索をしている「ロードウォーカー」。

巨大アンコウと間違えられていた“島”は人工構造物だった。そこで出会ったのは、ホムンクルスの「ホムホム」。

ホムンクルス:「……ご主人が帰るまで、私はここにいます。」

イリセア:「主を待ち続ける人形か……君のご主人はここで何を?」

“スクラップ”を研究しているというご主人を待つホムンクルスを置いて、一行は巨大アンコウ探しに戻ることにした。


プレイヤー:何だったんだろう?このイベント

プレイヤー:探索判定でクリティカル出しちゃったから、なんか色々飛ばしてきちゃったんじゃない?(笑)



シーン5 双影、海を裂いて現る

本物の巨大アンコウが姿を現した。だが、シーサーペントが続いて襲来。連戦が始まる!

アデン:「あの島が巨大アンコウの擬態だと思います」

ミード:「よし、進め進めー!」

GM:では、危険感知判定を

一同:・・・

GM:見破れなかったので敵の不意打ちから戦闘が始まります」

ミコト:「全員、《プロテクション》! 耐えてください!」

タマーナ:「アンコウ、沈める。」

GM:2ターン後にシーサーペントがやってきます。連戦です。

イリセア:「その前に倒す!【狙撃】」

ロージー:「バフは継続しますよね?《ハイウェイガーディアン》」


連戦の末、海は静寂を取り戻した。


GM:さて、倒したわけなんだけど、MPとか回復する?

プレイヤー:いや、海の一番の脅威を排除したんでしょ?お金かかるし魔香草は使わないかな?

プレイヤー:お金かからないバードの技能で回復はしておきますね。



シーン6 襲来、黒き帆と名を狙う者たち

帰路、招待不明の船が襲来。死闘が始まる!

イリセア:「我々はロードウォーカー。今この漁船を護衛しているが、帰船は何者か!」

GM:「……ロードウォーカー!ようやく見つけたぞ。」

イリセア:「何!?我々のお客人か!

ミード:「まとめてかかってこい!!」


オーガバーサーカーとムルシエラド。その他蛮族が次々と船を渡って戦闘が始まる

敵のオーガのクリティカル《ライトニング》ムルシエラドの《ブリザード》がパーティーを攻撃。

激しい戦闘で、ゴーレムが破壊。イリセアの騎獣も瀕死状態で、ミードが敵の全力攻撃を受ける。

ミード:「おお、生死判定で10でないと死ぬ・・・9!1足りない!《チャーミングアクション》成功しちゃってごめーんね☆」

ロージー:「よくぞ生きて……! 今こそ決めましょう!」

仲間の連携と奇跡の技が、死線を超える力となった。


プレイヤー:ゴーレム代金9000は仕方なかったね。なければ勝てなかったよ。

プレイヤー:ティルグリス!部位欠損しなくてほんと良かった。


シーン7 帰還

王都パルウィートに帰還。一行は依頼品を届ける。

レジーナ:「途中で報告を受けたが、サーベルタイガに襲われたというのは本当か」

ミコト:「その後、オーガバーサーカーやムルシエラドなど、高レベルの蛮族に襲われました」

ロージー:「海の向こうに、”スクラップ”を研究している正体不明の方もいました……」

ミード:「でも、味はよかったよ? 次はでっかいサバとかどうだ?」

静かなる航海の終わり。しかし冒険の潮流は、まだ止まらない。


一同:おつかれさまでしたー

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