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神聖農国の収穫祭

シーン1: セッション開始


GM: 前回は、メンジェシーという町から南東の方へ向かい、「カキヤ」という町でアビスシャドウに挑みましたね。そして鍵を手に入れましたが、神官のラス(34歳)がそれを持っていってしまいました。皆さん、彼をどう思いますか?


イリセア: あいつ怪しくない?リプレイに書いてあったよ。


ロージー: 読んでなかったけど、若かったんだね、意外と。


ミコト: 確かに、彼の行動が不自然でした。


GM: その後、皆さんはメンジェシーの冒険者の酒場で5か月間を過ごしました。その間、成長や新しいスキルの習得はありましたか?報告をお願いします。


イリセア: 私は弓使いのイリセアだ。レベル4のシューターと2レベルのライダーになった。そして相棒「ジェスフェーヌ」もレベルアップ。頼もしい相棒だ。


ミード: 戦士のミードだよ!ファイターがレベル3、エンハンサーがレベル2になった。「なぎ払い」ができるようになってね。見ててくれ!


ロージー: 私、プリーストのロージーです。4レベルになってセイクリットウェポンとシールドが使えるようになりました。これで皆さんをもっと守れますね!


GM: 皆さん、大幅に成長されていますね。


シーン2: メンジェシーでの依頼


GM: さて、皆さんがいるメンジェシーは、赤い果実「ホム」と、青白い「ネモフィル」という花の蜂蜜が名産の町です。この町の名産品を、首都 パルウィートで開催される収穫祭に運ぶ護衛依頼があります。報酬は、1人1500ガメル。ただし、運ぶ品の量に応じて報酬が変動します。


タマーナ: 問題ありません。


イリセア: 任せてくれ。私たちなら荷物を守り切れるさ。


GM: 荷物が無事なら1500ポイント、ダメージを受けると減点されます。今、農園にステファニーさんが荷物を準備していますので、向かってください。


ミード: 荷物ポイント!面白そうだね。


シーン3: 農園での事件


GM: 農園ではステファニーさんが荷車に荷物を積み込んでいます。皆さんが待っていると、丘の上の方から悲鳴が聞こえてきます。「大変だ!トラクターが暴走した!」


ミード: 魔道トラクター!?なんだそりゃ、飲み物みたいな名前だな!


GM: はい、この世界では文明時代の農業機械を復元して使っています。暴走したトラクターと、護衛用の魔道カカシ2体が皆さんに迫ってきます。戦闘開始です!


シーン4: トラクターとの戦闘


GM: 大型のトラクター1台と、小型の魔道カカシ2体が登場。ブルドーザーのようなトラクターは雷属性が弱点ですが、対応可能ですか?


タマーナ: カカシから倒そう。


GM: では、行動順を決めましょう。トラクターは、毎ラウンド荷物に2d6+6のダメージを与えますので注意してください。


ロージー: 急ぎましょう!


(戦闘シーン省略。結果、魔道トラクターとカカシを全て撃破。)


GM: 見事です。暴走したトラクターを止め、農場を守りました。荷物も無事です。


イリセア: フフ、私たちにかかればこんなものさ。


ロージー: 無事でよかったです。


シーン5: 街道の旅


GM: 荷物を積み、いよいよ街道を北上します。途中でイベントが発生する可能性があります。皆さんはどう進みますか?


タマーナ: 進む。


ミコト: 私たちの任務ですから、急ぎましょう。


GM: では、順調に進む中、大きな吊り橋に差し掛かりました。この橋を安全に渡るには、冒険者レベル+敏捷度の判定が必要です。目標値は13です。


イリセア:私のライダー技能が光る時が来たな!


GM: それでは、馬車を扱う技能が得意ということで、成功したら目標値を1下げます。


イリセア: 私が手本を見せよう!……14、成功。


GM: 見事に渡れました。他の皆さんも目標値12で判定をお願いします。


(判定の結果、1人が失敗し荷物ポイントが減少。)


GM: 皆さん無事に橋を渡り切りましたが、少し荷物を落としてしまいました。


ロージー: ごめんなさい、少し慎重にすればよかったです……。


ミード: まあまあ、次はもっと気を付けようぜ!


シーン6: 荷物を狙う山賊


GM: 街道を進む途中、積み荷を狙う山賊が現れました。危険感知判定をお願いします。


タマーナ: ・・・成功。


GM: では、積み荷をこっそり奪われることはなく、敵を発見できます。3人の小型山賊と2人の大型山賊との戦闘です!


イリセア: 増援を呼ばれる前に、一気に片付けるぞ!


(戦闘シーン省略。結果、山賊を撃退。)


GM: 山賊を撃退し、積み荷を守りました。この調子で進みましょう。


ミコト: 無駄な争いは避けたかったのですが、仕方ありませんでしたね。


タマーナ: 続ける。


シーン7: ありの群れとの戦い


GM: 街道を進むと、地面が妙にざわついていることに気づきます。次の瞬間、大量の巨大アリの群れが現れ、荷物を狙って襲いかかってきます!


ミード: またかよ!こんなにでっかいアリ、酒の肴にもならねえぞ!


GM: アリの群れは数が多いですが、それぞれ個体の耐久は低いです。ただし、群れの数が減らないと、荷物にダメージを与え続けます。戦闘開始です!


(戦闘シーン省略。結果、アリの群れを撃破。)


GM: アリの群れを無事に退けました。荷物へのダメージは最小限で済みました。


ロージー: 怪我人がいなくて本当に良かったです。


イリセア: 私の矢の腕前、見ただろう?


GM: しばらく進むと、大量の巨大アリの群れと、巨大なイモムシが2体現れます。


ロージー: 連戦!?ちょっと消耗が激しい。


(戦闘シーン省略。結果、イモムシを撃破。)


ミード: (イモムシの特殊能力で)アルコールで武器を洗わないといけないからダイゴロウで洗おう(笑)


シーン8: パルウィート到着


GM: ついに首都 パルウィートに到着しました。町は収穫祭で賑わい、人々が忙しそうに動き回っています。皆さんは指定された倉庫に荷物を届ける必要があります。


ミコト: やっと着きましたね。


GM: 倉庫で荷物の検品が行われ、無事に受け取りが確認されました。次に皆さんは、収穫祭のメンジェシーーのブース作成を手伝います。ホムや蜂蜜を並べ、祭りの参加者に販売を始めます。


ロージー: どんどん売れていきますね!


GM: そこに、この国の王女様が挨拶に来ました。王女のミルデニスちゃんはちょっとわがままで、いわゆるお金持ちでわがままで育ってきたっていう性格だったんですが、ここ3年ぐらいで人が変わったように、急に勉学や公務にいそしむようになり、こういったイベントごとでも 頻繁にちょくちょく顔を出したり、あと、 町で困っている事前事業とかにも足を運んで、困っている人を元気づけたりするようになったということで、王族としての自覚が芽生えたのかなっていう人と、一体何があったんだって人が結構いるという状況です。


王女: 冒険者の皆さん、今回の荷物の護衛、本当にありがとうございました。私、ポムの実を使ったジャムを楽しみにしていましたの。ぜひご賞味させていただくわ。収穫祭がこうして無事に開催できたのも、皆さんのおかげです。どうか楽しんでいってくださいますね。


ミード:べ、別に大したことないっすよ(女性が苦手)


イリセア: 王女様、直接お礼を言っていただけるなんて光栄だ。


GM: 王女が立ち去ろうとしたとき、突然空気がざわつき、小規模な次元の裂け目が現れます。そこから仮面を被った魔人が現れ、王女を狙います。


魔人: どうやら計算通りここに、ゲートを開くことができたようだな。では、この娘をさらっていく。


ミード: 何だと!?酒が入る前に騒ぎかよ!


GM: 王女お付きの「太陽の守護騎士団」の人たちは止めようとするんですが、謎の魔人とか蛮族とかがこのゲートから次々飛び出して、まるで戦闘員のように。王女をさらおうとします。皆さん、戦闘準備をしてください。


(戦闘シーン省略。結果、魔人を撃退し、王女を守り切る。)


GM: 見事です!皆さんの活躍により、王女を無事に守ることができました。王女は深く感謝の意を述べ、再び収穫祭の場へ戻ります。


王女: あなたたちは本当に頼りになります。この国の未来を共に守っていきましょう。


ロージー: 次はもっと穏やかにお会いしたいですね。


イリセア: いやいや、これが冒険者の本領発揮だよ。


シーン9: 王との謁見


GM: 王宮に案内された皆さんは、荘厳な玉座の間で王と対面します。


王: 冒険者たちよ、王女を救い、この国を守ってくれたことに心から感謝する。そなたたちには、この国の名誉勲章と共に、特別な報酬を与えよう。


ミコト: 私たちにこんな名誉を与えていただけるとは……身に余る光栄です。


イリセア: 王様、あなたの期待には必ず応えますよ。


GM: 王からの感謝を受け、皆さんは英雄として祭りに迎えられます。で、その後は何事もなく、このハーベストフィフェスティバルはつつがなく開催されたのでした。というところで、セッションは終了でございます。お疲れ様でした。


一同:お疲れ様でした。



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