第1話 世界消滅!?
いきなりの見切り発車の投稿です。
少し練りながら頑張ってみます。
週1~2投稿をしていこうと思います。
今、世界は未曾有の危機に直面している。
あと数時間後に、我々の世界は消滅するとわかったからだ。
この我々の世界は、自分の住む世界以外に6つの世界を観測することができる。
科学技術が発達した我々”0の世界”
錬金術の発達した”1の世界”
魔法が世界を支配する”2の世界”
固有ジョブの利用が進んだ”3の世界”
種族ごとに個性溢れる文化が育まれた”4の世界”
全ての生物がAIに管理されている”5の世界”
未だに1つの生物しか発見されておらず、全てが謎に包まれた”6の世界”
これだけ個性の富んだ世界が、あと数時間後には消滅する。
多くの科学者がこの危機を回避する方法を探したが、見つけ出せなかった。
ただ、ある1人の科学者は言った。
「あの”6の世界”の謎が解明されればもしかしたら……」
”6の世界”にはある生物が1匹だけしか観測されていなかった。
その生物はある一点をずっと見つめ、1歩も動かず、観測開始から10年となる今日この日までずっと指を加えて座っているだけだった。
しかし、未曾有の危機に陥ったこの日。
この生物は初めて動きを見せた。
《なぁお前さ、俺たちと一緒にならないか?》
”6の世界”にこの声が響いた時、世界は
生まれた。