螺旋が紡ぐ破滅の道3
続き
「んー」
大きく伸びをする。だいぶ慣れたとはいえ、やはり仕事着であるメイド服を着ないと気が引き締まらない。スキル持ちがいたら作ってもらおうかな。
情報交換がてらみんなに挨拶しに行く。そして見つけた。
「ミャータンさん、お願いしますね」
「任せるにゃ!」
獣人のミャータンさん。趣味で装備を作っていたということでお願いした。
クエスト形式は残っていたようで、無期限での依頼をした。無報酬だが、その場合、職業経験値かスキル経験値に若干の補正が掛かるため、受けない手はない。
ただ、クエストはその人が本当に必要としていないと発行が出来ないため、適当なクエストでレベル上げをすることはできない。システムを騙してやれないこともないが……そんな事より正当にやった方が絶対早い。
「お待たせしました!」
「OK。じゃあ行きましょう」
お昼からは討伐及び探索。モンスターの出現範囲を確かめながら、探索をする。戦闘は主にネスさんとレイスさんがやってくれるから、私たちは荷物持ちと何かあったら拾うぐらいだ。
インベントリがないから今は率先してやる必要はないが、雑草を取って採取スキルを取るor上げるのも良さそうだ。基本的に運が高いか、レベルが高い人が良品質のものを手にしやすいからね。
ある程度進んだところでふと思いついた。あれ? これいらないものスライムに食べさせたらいいんじゃない? と。
食費も浮くし、採取経験値も獲得できる。……思い立ったら実行だ。




